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すべて見る- 統一戦線記
険しい地より降りて -13-
雪の国。 その前進は麓の集落であった。 そこでは共同体維持のための工夫がなされていた。 特に、この地で取れる根菜類の果たした役割は大きい。 量が収穫出来ることで安定的に国家を養う。 それは結果として人口の増加をもたらした。 そして同時に、不安定にもなる要素を生み出していた。1,104文字pixiv小説作品 獣がくるぞ
規定に基づき、最後までのネタバレありのあらすじです。NGの方はスルーしてください。 文中に北海道訛りがでてきます。あらすじ後に意味があります。 離島Mには、特殊能力を持つ子供が時折産まれる。島民からコトンドと呼ばれる子供は、未来を予言する。 負け戦となった2030年戦争後の島には、正男という少年がいた。彼が現在のコトンドであった。 正男が慕っていた祖母が亡くなり。正男の母は行方不明になる。姉の三津が世話をする日々の中で、どんどん不安定になっていく正男は「獣が来る」という予言を繰り返す。 村に突然襲い掛かる翼器の群れに、連れ去られる男達。正男は「獣が来たぞ」と叫びながら軍人に斬られ絶命する。三津をはじめ、集落の住人は軍に連れ去られる。 政府の機関が運営している施設に、人々は軟禁された。女達は無理やり卵子を採集される。コトンドの因子は女によって受け継がれ、男が発症するX連鎖性劣勢遺伝子であった。 銭湯屋の娘、美波だけはこの事態を楽しんでいた。彼女は機関の男と通じ、コトンドの真実を知っていた。コトンドの力とは予言ではなく、主義主張を拡散しながら人々の思考を誘導していく拡散者の力であった。 美波は機関の男、西尾吾郎との間に子供をもうけた。その子が能力者であったならば、戦争へと国民を導く道具として政府へ提供するのも厭わない覚悟だ。 西尾は祖父の代に事件をおこし集落を去ったコトンドの子孫であった。能力者の子供を持ちたい西尾は、三津にも自分の子供を産ませようと計画するのであった。 文中北海道訛り はんかくさい→バカ 内地→本州 めんこい→可愛い9,993文字pixiv小説作品探求者(生きるもの) 縄文時代編 第三話 (最終話)
最終話です。よろしくお願いします。 投稿遅れてすいません。 勉強が大変だったです…。このような理由で遅れることがありますのでご了承ください、。 本当にすいませんでした。5,207文字pixiv小説作品- 統一戦線記
険しい地より降りて -10-
統一戦線からの逃亡。 それが第一目標であった。 その先はどこでも構わない。 構わなかった先が、雪の国となる土地。 厳しく険しい土地。 だからこそ、誰も寄り付かない。 そこに小さな集落を形成した。1,092文字pixiv小説作品