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【結末までのあらすじ】 伊豆諸島の奥地、坂の上の階段堂書店は十八歳の篠ケ瀬(ささがせ)さくらには快適な場所で、にこやかに対応する中年男性、狐嶋将暉(こじままさき)はさくらのツボだ。 ある日、魔法を扱える本を買いに少年が訪れ狐嶋はその本を取りに向かう。 さくらは少年と看板猫のぶち丸と共に待つと、狐嶋は少年が望む本を手にしタダで渡した。 本の効力が無く少年が大事にするという理由だった。 そんな謎な言動の狐嶋にさくらは書店のアルバイトに誘われる。 人が滅多にこない書店のアルバイト要請に疑問が浮かぶも了承、両親と学校の担任に許可を得る。 担任は狐嶋の雰囲気の変化と過去を明かすもさくらは聞き流した。 アルバイト初日、狐嶋手製のエプロンが気に入ったさくらは着て仕事に励む。 二階の本の整理中、少年が再び書店に訪れ、本が菓子を求めたと狐嶋に説明するも狐嶋は一蹴。 さくらが本の現象解決を狐嶋に促せばお菓子購入の指示が発令。さくらは少年、ちからと共にお菓子を購入し狐嶋に解決してもらう。 次の日、狐嶋が見るアルバムに昔の階段堂書店と変わらぬ姿の狐嶋の姿が映っていた。 狐嶋と談笑後、今の書店の写真を撮り思い出作りをする流れに。 それから三十年後、さくらは娘の梨夏に古民家の資料について問われ階段堂書店を思い出し娘の梨夏と共に訪れると階段堂書店と変わらぬ狐嶋の姿があった。 回顧する中、変わらぬ狐嶋の疑問を胸中に留めていたのは階段堂書店と狐嶋の消失を恐れたからだ。 さくらは今後も変わらぬ事を願い梨夏と帰路した。 【追憶偏あらすじ】 階段堂書店の店主は胸の病があった。 ある日、書店の前で痩せ細った大きな白狐と出会う。 店主は白狐にお菓子を与えると度々訪れるように。 親密になり狐の祠が建った翌年、店主は他界、白狐は弔い店主の姿で都会に降り経験を積む。 その後書店に戻り、守るのだった。10,000文字pixiv小説作品- 究極ラッキーガール、最強貧乏神に取り憑かれました…。 ~“白結の巫女”多喜ハルカのナイショ話~
30 大掃除一日目
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そこには古くから家があった――やっているんだかいないんだかわからない、不思議な店が。 見慣れた古民家が、身に馴染みのない古書店であると知った主人公。 中学にあがったのを機に、度胸試しも兼ねて店へと足を踏み入れた彼は、不思議な体験をする。 ……店内には、店番をするにも幼いとしか思われぬ着物姿の童女が座り、妖しく微笑む。 見ても内容のわからぬ本、本、本の山――そのうち一冊を選び取ったとき、少年の日の彼の運命は決まった。 失われた記憶と、それが何であったのかもわからぬもどかしさ。 そんなものを抱えた主人公に、本物の店主らしき男性は語りかける。 「ここは本読みの家」――本を読んだ者は“時間”を喰われる場所だからな、と。6,963文字pixiv小説作品