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メイド喫茶

めいどきっさ

従業員がメイド(に似た)衣装を着て接客する喫茶店のこと。
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概要

慣習として、メイド喫茶ではお客を「ご主人様」、「お嬢様」としてメイドが給仕する。

ただ、2000年代半ばからマッサージやキャバクラ然とした業態の店が増え、「喫茶」という名称とはかけ離れている場合も多い。

成り立ち

1990年代の前半~半ばにかけて「禁断の血族」(1993年 シーズウェア)、「河原崎家の一族」(1993年 シルキーズ)、「GLO・RI・A~禁断の血族~」(1996年 シーズウェア。「禁断の血族」の続編)など、洋館を舞台にした成人男性向けのPCゲームが販売されていたが、そこまではメイドはメインヒロインではなく、あくまでも家族に仕えるサブヒロイン・・・・・・いわゆる添え物に過ぎなかった。
そこに、登場するメインヒロインが全員メイドである「殻の中の小鳥」(1996年 BLACKPACKAGE)、「雛鳥の囀」(1997年 STUDiO B-ROOM。ブランド名は違うが「殻の中の小鳥」の続編)が登場し、ヒットしたことによって、オタク文化の中でメイドが1つのジャンルとして確立される。(ただし、両作品のメイドは厳密にはメイドの姿を借りた娼婦。揶揄等ではなく実際に舞台は高級娼館である)
すると今度は「まほろまてぃっく」や「花右京メイド隊」など、一般向けでもメイドをメインヒロインにしたコンテンツが世に出るようになった。
この時点で西暦2000年頃となるのだが、1990年代にはもう一つ興味深い動きがあった。
それは「アンナミラーズ」や「馬車道」といった、飲食店の個性的な制服が注目されていたことで、同人誌即売会でもウェイトレスのコスプレをする者がいたし、名古屋の大須では巫女姿のウェイトレスが給仕する「大須の巫女茶屋」という店が話題になり、ウェイトレス同士が戦う成人男性向け格闘ゲーム「V.G.-ヴァリアブル・ジオ-」(1993年 戯画)やファミリーレストランを舞台にした成人男性向け恋愛SLG「Piaキャロットへようこそ!!(1996年 カクテルソフト)」も当然のように発売された。
この「Piaキャロットへようこそ!!」が、続編の「Piaキャロットへようこそ!!2(1997年 カクテルソフト)」もヒットし、その人気から1999年には秋葉原にあったゲーマーズスクエア店の6階にて、同作品をモデルとした「Piaキャロットレストラン」が期間限定でオープンする。・・・・・・メイドカフェの元祖と呼ばれる「CURE MAID CAFE」の原型がこれである。
その後、ゲーマーズが他の場所へ移動し、代わりにコスプレ衣装やアパレルを中心としたアニメグッズを取り扱うコスパが建物に入って「CURE MAID CAFE」がオープンしたのは2001年。
この年は前述の「花右京メイド隊」「まほろまてぃっく」が続けてテレビアニメ化した年であり、当時、いかにメイドが人気だったかが伺えるし、逆に、オタクが集まる秋葉原で飲食店をやるのに、メイド服を制服として採用するのはあまりに自然な発想だったと言える。また、オープンするに際し、「秋葉原にはゆっくりできて、ちゃんとした食事をできるところがないよね」という話が出て、お店のコンセプトを「癒し」にした点もメイド服が制服となった理由のひとつかもしれない。
事実、現在と違って当時の秋葉原は飲食店自体が本当に少なかった。懐具合の厳しい人たちの間では、「牛丼が美味しくないことで知られる牛丼屋・サンボの生卵に中らなかったら一人前の秋葉人」などという皮肉が話されていたくらい、足を運ぶお店の選択肢がなかった。
その後、パソコン専門店のT-ZONEが新しい事業をと考えて「Cafe Mai:lish」が2002年に、コスプレ姿の店員が働く「Cos-Cha」が2003年に秋葉原にオープンすると、類似の飲食店が次々と現れ、十把一絡げに「メイドカフェ」と呼ばれるようになったものの、2004年には「Cafe Mai:lish吉祥寺店」がわずか1年ほどで閉店し、それ以外の店もいくつか閉店したため、この流行もここで終わりだと誰もが一度は感じた。
が、そこでリア充登場(原作となる2Chへの書き込みは2004年の3月~5月)によるアキバブーム(2005年~)が起こり、後はご覧の有様である。
なお、「いらっしゃいませ、ご主人さま」というお決まりの台詞は2004年にオープンした「JAM AKIHABARA」が最初。実際には「お帰りなさいませ、ご主人様」なのだが・・・。
例えば「CURE MAID CAFE」の場合、実際には新作アニメ・ゲームのPRを兼ねたコラボ企画がたまにある以外は「制服がメイド服ってだけの普通の喫茶店」であり、完璧にクラシカルな空間を期待して行って空調の配管が剥き出しの黒い天井にがっかりしたり、自分がご主人様として扱われるものと勝手に勘違いした結果、不満をネット上に書き込む者も多かった。しかし、当時のそういったメイドカフェに対する勘違いや不満や要望が、逆に後発の店にとっては他店との差別化を図る重要なコンセプトとなり、「@ほぉ~むカフェ」のようにメイドとのコミュニケーションを売りにする店や、池袋にある「Wonder Parlour Cafe」のような本格的にクラシカルな雰囲気が漂う店を登場させることにも繋がった。

派生

男性が執事コスプレをして接客する飲食店を執事喫茶と呼ぶが、女性が男装のコスプレをして接客を行う店もある。


関連タグ

メイド メイドカフェ 喫茶
萌え 秋葉原

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