概要
長月早苗とは、『侵略!イカ娘』の登場人物である。
アニメ版での担当声優は伊藤かな恵(イとう カなえ)。
作中ではあまり触れられないが本来はそういうポジション。
栄子と同級生で、同じ倉鎌高校に在籍している。
また、スタイルが良く、「美少女」と作中でも言及されている。
下記の事で残念な美少女だが。
イカ娘のことを非常に気に入っている少女。
しかし、過剰な愛情を注ごうとするため、イカ娘からは危険視されている。
彼女が絡むと、大抵イカ娘が被害に遭う。彼女に連れ去られることがオチになる場合も多い。その後はきっと彼女が美味しく頂いた。
序盤はしばしば同性愛者な雰囲気であったが次第に行動がエスカレートし、イカ娘を覗くために相沢家の盗撮・盗聴まで働くストーカー行為にまで及んでいる。
本当に危ない人だった。
それでもどうにか好かれようと、努力の末にイカ娘から普通に接してもらえるようになったときには、物足りなさを感じ、再び抱きついてイカ娘から拒否され反撃を受け、快感を覚えていた。
もうどうしようもない。
しかし、彼女の変態淑女ぶりが『侵略!イカ娘』を面白くしてるのも事実である(もちろんイカ娘にはとっては傍迷惑な存在であるが)。
連載当初から人外レベルの強さを持っていた相沢千鶴とは違い、作中で成長し続けている人外というのもポイント。
最初はイカ娘に執着する程度で肉体的には普通の人間だったはずだが、話が進むにつれて人外化が進み、オリンピックにも出場可能なイカ娘を追いかける脚力・イカ娘にふっ飛ばされてもすぐに立ち上がる耐久力・撮影中に飛ばされた触手も瞬時に回避する瞬発力などの能力を獲得するに至る。
常田鮎美からも「妖怪」と認識されており、対人恐怖症の鮎美が普通に接することが出来る数少ない人物の一人となっている。
連載が進めばさらに強くなることだろう。
成長を続ける変態。
イカ娘に着せようとする服や、抱き枕・クッション・ぬいぐるみなどのグッズを作る才能は超一流。
しかしそれ以外、料理や犬小屋などを作ることに関してははっきりいってダメダメで、特に料理に関しては絶望的なほどにメシマズ。
個性派が多い登場人物たちの中でも一際目立つ個性、黙っていれば美少女な容姿、イカ娘を愛する視聴者がある意味親近感を抱く性格、そしてアニメ版の中の人の熱演から非常に人気があるキャラで、イカ娘以外に個別CDが出ている唯一のキャラでもある。
(伊藤かな恵が1期・OAD版のEDを歌っているのもあるが)
作中のイカ娘への執着ぶりから二次創作ではヤンデレ化しているのもある。
それでも、イカ娘が絡んでいない時はマトモではあるのだが。
作中の人間関係
- イカ娘-言わずもがな、最愛の人。しかし、当のイカ娘にとっては千鶴の次に恐れるべき相手と認識されている。
- 相沢栄子-親友…のはずだが、早苗の変態行為が加速するに連れ、イカ娘を巡るライバルと認識するようになる(栄子にその気は全くない)。また、どんどん栄子への扱いがぞんざいになっており、イカ娘を伴わない来訪には露骨にがっかりした態度を示すこともある。
- シンディー・キャンベル-ライバル。イカ娘に対する認識の違いから対決したことも有るが、現在ではある種の友情が芽生えており、協力することもある。
- 3バカトリオ-自身より高学歴インテリである上に年長者である彼らに対して「この3バカに」などと明らかに敬意を抱いていない。
- 紗倉清美-友人。元々は彼女をイカ娘への橋渡しとして利用しようという下心で近づいたが、自分を全く疑わないどころか庇う清美に激しい良心の呵責に苛まれる。以来彼女の前では「良いお姉さん」で有ろうとしており、イカ娘関連の変態趣味の一切を隠している。
- アレックス-愛犬。関係は極めて良好だが、早苗がイカ娘を溺愛するようになって以来、イカ娘への嫉妬から時折反抗することも。