相沢栄子とは、漫画『侵略!イカ娘』に登場する人物。
CV:藤村歩。
人物像
相沢家の次女。相沢千鶴の妹で相沢たけるの姉。姉の千鶴と海の家れもんを営んでいる。
高校1年生で、長月早苗のクラスメート。
海から上陸して地上侵略を企てたイカ娘とファーストコンタクトを取った人物であり、彼女が海の家れもんで働くきっかけを作った。
メインキャラに明らかな人外やスペックが人間を凌駕しているキャラ、天才が多数存在するこの作品においては数少ない連載初期から登場している常人であり、姉や友人のような驚異的な身体能力は持ち合わせていない。(ただし、調子に乗ったイカ娘や3バカに綺麗なドロップキックを決めたり、ボーリングにて嵐山悟郎のスコアを上回るなど、常人としての身体能力は高いもよう。)
作中では常識人としてツッコミ要員になることが多いが、彼女が話をかき回す側になることもあり。
性格・言動共に男勝りで少々短気な所があるものの、イカ娘や他のキャラが悩んだり落ち込んだりしている時には手を差し伸べる優しい一面も持っている。一方で、悟郎、シンディー、3バカなど年長者でも敬意を払わない相手にはぞんざいに接する事が多く、ことに3バカに対しては明らかに礼節に欠いた言動を取る事が多い(3バカに色々されているのもあるから仕方がないとはいえ)。
普段着はTシャツやタンクトップにジーンズもしくはパンツルックが基本。
スカートは一切好まないが早苗の借り物で穿かされたことがある。
ちなみに千鶴や栄子がスカートを着用しないのは作者がスカートを描くのが苦手だかららしい。
原作では黒地に「ONE MORE CHANCE」や「100POINT」と描かれたTシャツを着る事が多い。
「ONE MORE CHANCE」のシャツは英語の意味が分からず混乱してしまい、シャツを破いてしまったが、後に新しく同じシャツを着ている。
大の犬好き。
趣味はゲームで、『ゲームは人生』とまで言い切っている。所持しているゲームはレトロハードが多い。
いくら食べても太らない体質らしい。
ちなみに学校の成績に関してはかなり悪い部類。
数学や英語が出来ないことをイカ娘にからかわれているシーンもあった。
ただし、原作15巻では原付免許の勉強を1日でこなし、免許を取得している。
作中の人間関係
- イカ娘:いつもはツッコんだりケンカしてばかりだが、共に行動することが多く、困っている時には助言してあげるなど、本当の姉妹のような間柄になっている。「お姉ちゃん!」
- 相沢千鶴:姉。イカ娘が来るまでは二人でれもんを切り盛りしていた。姉妹仲は普段は良く、ツッコんだりする事もあるが、彼女が怒りを露わにした際にはイカ娘同様、巻き添えにされてしまうこともあり、恐怖する。
- 相沢たける:弟。姉らしく困ったときには力になってあげたり、間違った行動(下ネタ発言等)をした際は少々過保護気味にたしなめたりする。ただし、英語力は弟である彼にも及ばない。
- 長月早苗:幼馴染であり親友。イカ娘と並び、栄子に最もツッコまれるキャラである。彼女のイカ娘に対する歪んだ愛が加速するに連れ、栄子への扱いが段々ぞんざいになっており、その事に対してショックを受けた事もある。しかしイカ娘に相手にされない事を気に病んでいるフシもあり、仲良くなれる為の手助けをした事もある。栄子曰く「天然ボケ」「変態」「危険人物」。
- 嵐山悟郎:幼馴染。千鶴に好意を抱いている事をダシにしてコキ使うことが多い。
- シンディー・キャンベル:客でもあり要注意人物。3バカよりは同じ女性なので普通に接している。
- 3バカ:客でもあり要注意人物。あきらかに高学歴かつ年長者である筈なのに栄子からは「お前ら」呼ばわりされるなど、非常にぞんざいな接し方をされている。