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櫻田葵

さくらだあおい

漫画およびそれを原作としたテレビアニメ「城下町のダンデライオン」の登場人物。
目次 [非表示]

「この能力を私欲のためには使いたくない」

CV:茅野愛衣


概要編集

とある国の王族、櫻田家の長女で高校3年生の17歳。

国民からの人気はきょうだいの中でダントツで高く、好感度調査では常に一位を獲る。にもかかわらず王位を継承することには消極的である。生徒会長の卯月やクラスメイトの菜々緒、静流は友人。

校内では他のきょうだいがクラスメイトからフランクな態度をとられることが多い中、教師から引き受けた張り紙貼りを行うだけでその振る舞いを称える生徒たちが群がってくるなど王族然りとした接し方をされることが多い。

利己的な性格のきょうだいが多い中、利他的な性格をしており櫻田茜をはじめとしたきょうだいたちを何かとフォローする。


能力編集

完全学習(インビジブルワーク)

一度学習したことはすぐに覚え、決して忘れない能力。テストは常に満点、国中の法律はすべて把握していて一度会った人のことは必ず記憶している。


以下、ネタバレ注意











本当の能力編集

絶対尊守(アブソリュートオーダー)

命令した相手を、その命令どおりに行動させる能力。

この能力を持っていることこそが、王位継承に消極的になっている理由である(王にとっては本来都合の良い能力ではあるが、彼女の性格がそれを良しとしない)。卯月たち自分の友人も本当は自分の命令に従っているだけなのではないかと疑心暗鬼になっていた。

しかし、嘗て父親の総一郎から言われた

「友達っていうのはなろうといってなるものじゃない。きっかけが能力による強制的なものだったとしても、『友達』の強制力が無くなった今の彼女たちの言動は間違いなく彼女たちの意志によるものだよ」

という言葉と、卯月たちの自分の誕生日をお祝いするサプライズのおかげで目に涙を浮かばせるほどに感激し、疑念を払拭することができた。

アニメ版では多少経緯が異なり、卯月たちの自身への心からの気遣いの言葉や、妹の茜の

「もしキッカケがそうだったとしても今はもうみんな確かにお姉ちゃんの友達だよ。だって友達っていうのはなろうと言ってなれるもんじゃないもん」

という言葉で心が軽くなったようである。





真の能力編集

本望鼓舞

原作マンガで医師の精密検査により明らかになった。

絶対尊守すら誤診?だったのである。

この能力は、ある人物が心から『こういう行動をしたい。でも今一歩、勇気が出ない』と望んでいるとき、背中をそっと後押しする能力である。

すなわち葵の言葉には「本人が望んでもいない行動を強制する」力は無かったのである。


関連タグ編集

城下町のダンデライオン

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