概要
CV:山口由里子
4997年度、4998年度の大運動会を連覇しているコスモ・ビューティー。表情の変化に乏しく喋り方も機械的で、他人に興味を示さず己の記録を伸ばして巴を越える事のみを貪欲に追及する。だが、本来は無表情ながらも仲間思いな性格でスポーツを純粋に楽しんでいたが、ミスター・ミラクルと専属契約した後彼の感情不要論を受け入れた結果現在のような性格になってしまった。
4999年度の大会も予選を1人で30戦全勝と圧倒的に勝ち上がり(他は全て3人1組のチームで予選に臨む為、単独で勝ち上がったのは予選免除のミランダを除き彼女のみ)、特に12戦目のラクロス対決ではジェシー、ターニャ、マーシャルチームを1人対3人とは思えないスコアで圧勝し、試合のショックを振り払う為夜間の個人トレーニングの400m走に乱入してきたジェシーと成り行きで対決を始めるも、圧倒的な実力差を見せつけて彼女の心を折り、地球に帰還させるきっかけを作った。
準決勝のエアホッケー対決でもあかりをあと2点で無失点ストレート勝ちというところまで追い詰め戦意喪失寸前まで追い込むが、クリスの言葉で立ち直り笑顔でプレーするようになったあかりに猛反撃され、その様子に巴の姿を重ねて戸惑いが生じ、やがてスポーツを楽しむことを忘れていたのを思い出して後悔し、大逆転負けする。
また、隣のコートでクリスと対戦していたミランダも、彼女が反撃される様子を見て混乱し、集中力を無くして大逆転負けする。
だが、この敗退のお陰で穏やかな気持ちを取り戻した二人は試合後に和解し、かつての良きライバル関係を取り戻した。
その後のネリリ星人との超運動会でも活躍するが、甦った巴とのレースで彼女の加速時に発生した衝撃波に吹き飛ばされて負傷し、出場予定だった最終種目のリレーを欠場する羽目になるも、アンカーとしてスタートする直前のあかりに「衝撃波に注意しろ。」とアドバイスを与えた。
なお、彼女は各媒体で名前および出身地が違っており、OVA版ではフェルドナントという名字が無く、TV版はモンゴル出身だが小説版はチベットの民族出身でフェルドナント家へ養子に出されたという設定になっている。