CV:高橋美紀
概要
アニメ『バトルアスリーテス大運動会』の登場人物で、主人公・神崎あかりの実母。
物語開始時には既に故人。(西暦4962年9月23日生まれの4998年3月7日逝去)
あかりに大学衛星へ行くよう言い残して息を引き取った。
数々の記録をうち立てた『伝説の宇宙撫子(コスモビューティ)』である。
特に、大運動会決勝でマークした100メートル走の記録は20年以上を経ても破られておらず、その際、彼女はゴールに「神の光」を見たといわれている。
その偉業からジェシー・ガートランドやクリス・クリストファといった主要キャラたちも彼女に尊敬の念を抱いている。
TV版
※以下、TVアニメ版の内容に関するネタバレ。
ストーリー終盤、地球を手に入れんと飛来したネリリ星人との決戦「超運動会」においてネリリクイーンが差し向けた選手。
それはなんと史上最強のアスリート御堂巴その人だった。
一度は確かに亡くなったはずの巴だったが、ネリリ星人の超高度な科学によって選手としてのピーク時である17歳の肉体で蘇ったのだ。
巴は一部の記憶を除いた状態にされており、娘のあかりのことも覚えていなかった。
その事実もさることながら、何よりあかりたちが驚いたのは当時の彼女の性格。
あかりの記憶では穏やかで優しい母親だったはずが、17歳の彼女は極度のハイテンションかつお調子者で自信家というかなり破天荒な性格だった。
世間一般に知られている御堂巴像とのあまりの乖離に彼女を目標としていたジェシー、クリス、ラーリも戸惑いを隠せないでいた。
競技の最中も相手を煽ったり高笑いをしながら走ったりとおちゃらけた言動を取り続けるが、一方で彼女の高すぎる実力の前に地球代表チームは次々と敗北してしまう。
その才能は大佐ヱ門から「天才を超える天然」と評された。
そして迎えた最終種目のリレーにて、巴はアンカーのあかりと対決。
かつて死の直前にあかりに言い残した「一度でいいからあなたと走りたかった」という願いが思わぬ形で叶うこととなった。
地球代表チームがネリリ星人を退けた後は、あかり・大佐ヱ門と共に北海道へ戻り、親子三人で暮らしている。