概要
1980年代後半から1990年代のOVAブームおよび美少女ブームに乗って成長していた会社。
元は虫プロ出身の演出家であった野村和史を中心として1982年に独立して設立された制作会社だったが、野村が再独立によって離脱し、後にイージー・ワールド(イージー・フィルムの前身)から独立した三浦亨が合流し社長として迎えられ体制の再構築がなされて現在に至っている。
OVAを基軸にしてケイエスエスの企画の元に制作した作品が『ああっ女神さまっ』であり、この作品によってオタク層の求心力へと一気に食い込んだ。(同様にケイエスエスの企画によって成長した会社にOLMなどがある)
さらに1990年代にパイオニアLDCと組んで制作したビデオシリーズレーベル「PAC」によって人気を博した事で知られる。(PAC旗下の作品に『天地無用!』『エルハザード』『バトルアスリーテス大運動会』があった)
『AICデジタル』、『AICスピリッツ』、『AIC ASTA』、『AIC宝塚』、『AIC PLUS+』、『AIC Build』、『AIC Classic』、『AICフロンティア』
の8系統の制作体制に分けてアニメ制作を行っている。
1997年のアートミック倒産に伴い、同じOVA基軸の会社として『ガルフォース』などを共同制作していたつながりから、同社作品(『メガゾーン23』など)の版権管理を継承している。
2011年3月10日、アプリックスが全株式を取得し、同社の子会社となった。
AIC所属スタッフが独立して設立された会社にプロダクションアイムズ、TROYCAがある。また、アナザー・プッシュ・ピン・プランニング(A.P.P.P.)は上述した野村の再独立によって設立された会社である。
2014年1月にアプリックスが保有していたAIC株式全8000株を三浦亨へ8000円で売却している。この時AICは3期連続の赤字決算、6.6億円の債務超過に陥っていた。
元請け製作は2013年の幻影ヲ駆ケル太陽を最後になく、現在の業務はグロス請けや制作協力がメインとなっている。
主な作品
※ 制作版権を継承しているアートミックの作品に関しては、同社の項目を参照。
- 天地無用!シリーズ
- BURN-UPシリーズ
原作モノ
- 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(第一期)
ロボットアニメ
外部サイト
関連タグ
斎藤桃子 浅野真澄 ねぎしひろし
アートミック
TROYCA:あおきえいを初めとした一部スタッフが独立して設立したアニメ会社。