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KSS

けいえすえす

かつて存在したコンテンツの製作販売会社。制作名義作品も持っているが、実質上は外注。
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かつて存在した独立系(音楽出版社・映画製作配給会社・放送局・広告代理店・書籍出版社などに代表されるメディア関連企業が親会社や上位のグループ企業として存在していない、という意味)のコンテンツ製作会社。要はコンテンツのメーカー

アニメ制作会社としての名義を持つ(制作として名義を持っている作品がある)場合もあるが、厳密に言えば「制作会社」ではなく「製作会社」である。(後述)

企業名としては「ケイエスエス」と表記するが、英字称かつロゴ表記である「KSS」が用いられることがある。(タグでも英字称が多い)なおKSSとは創業時の旧名である鎌倉スーパーステーションKamakura Super Station)の略称に由来する。

概要

1990年代から2004年にかけて、オリジナルビデオや美少女系作品の製作を行っていた会社。90年代半ばからはテレビアニメの製作も手掛けるようになった。

特に外注先のアニメ制作会社から制作されて上がって来たフィルムを映像編集に回し音響編集(BGM挿入やアフレコ)を行いメディアパッケージにして放送局や販売会社、あるいは自社名義で小売販売に卸すポストプロダクション事業を手掛けていた会社。

一応、関連会社(というかどっちかと言うと社内カンパニー)に音楽出版社のKSSレコードやKSSが製作およびKSSに販売を委託されたソフトの営業を行うKSS販売、コンテンツの関連書籍を出版するKSS出版などが存在したが、これらはKSSの子会社あるいは社内カンパニーであるため、他所で多く見られるコンテンツ製作会社(例えばSONY系のアニプレックスフジテレビ系のポニーキャニオンバンダイナムコ系のハピネット、パイオニア電通ユニバーサル系のパイオニアLDC→ジェネオン→NBCユニバーサルなど)と比べてみた場合、メディア会社と製作会社の関係性が完全に逆転しており、のちのKSSの活動停止においては全事業が共倒れとなった。

上記の通りアニメ制作会社としての名義を所持して作品発表を行っている場合もあるが、KSSの制作作品は同業他社のスタッフに自社の設備を貸し出して自社制作作品としているため、ほとんどの作品で実制作(自社専属の籍を置くアニメーターが作画を行い動画にすること)を行っていない。(KSSには自社専属アニメーターの在籍は無かった。早い話が音響以外のアニメ制作作業をプライベートブランド扱いで外注に回していたようなもの)
このKSSの外注体制を請け負い、同社の日陰に隠れて制作を行っていた(そのためにリアルタイム時には制作者として名義を出されなかった)会社としてOLMが知られている。

元々はNHKエンタープライズが販売元となっていた、NHK番組のセルビデオの小売販売代理店のひとつであった。

が、そこにカナメプロダクションの製作進行であった大宮三郎が転職してきた事で、音響監督の飯塚康一とともにアニメ製作に乗り出す事となった。
なおKSSのPB扱い外注先がOLMであったのは、大宮がカナメプロダクションの縁から湯山邦彦と機知を持っていたため。OLM以外にもカナメプロダクション崩壊後にフリーとなってしまったアニメーターに対し、都度において自社の設備を使ってもらい制作を委託する、などの手法で自社名義作品としたケースもある。

またR-18作品を製作していた子レーベルおよび外部制作会社としてピンクパイナップルが存在した。

しかし2004年にKSSの製作体制をほぼ掌握していた大宮と飯塚がKSSから離脱しトライネット(日版とアミューズの子会社で日版系列の製作会社。現在は製作から撤退し日版物流に合併)へと移籍。さらに飯塚と並んで音響を担当していた塚田政宏も楽音舎(スタジオごんぐ系の音響制作会社)へ移籍。この事によってKSSのコンテンツ製作体制は完全崩壊し、事実上の活動停止へと至った。現在は、ほぼ活動実態を持たない休眠会社と化している。

なお現在、KSSが所持していた製作作品は、関連会社であったsoftgarage(ソフトガレージ)と、その系列会社であるJSDSS(ジーダス)が販売権利を持っている。

主要製作名義作

企画・製作(制作)協力は除く。
☆は名義が出されなかった(制作会社がノンクレジットの)作品

OLM実制作

ピンクパイナップル作品

その他


など。

余談

兵庫県神戸市に同名の産業用機械製作会社があるが、まったく関係ない別の会社である。

関連タグ

OLM

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