プロフィール
人物
両親共にワールドダイスター。ドイツ出身で卓越した演技力を持つ。
プロ意識は高いが、よく言えば自信家、悪く言えば傲慢不遜な性格で、鳳ここなに「ワールドダイスターにはなれない」と一刀両断している。目上の人でも正面切って意見できる。ただ、役を選ぶきらいがあり、望んでいない役であれば、(副主宰たる柊望有に対してさえ)露骨に嫌悪を示してしまう。
前述のサラブレッドぶりは伊達ではなく、「竹取物語」のかぐや姫を、外国人としての様々なハンデ(日本独特のしぐさなど)をものともせず、演じきっている。
ただ、過去の失敗によるトラウマから、集中力が切れると、センスが消えてしまう欠点がある。
ここなとは、前述の件などで距離を置いていたが、前述の欠点により、「竹取物語」でピンチとなったさいに、ここなに助けられる。
以降、ここなと和解し、(素直になれないながら)高い能力を活かして、たびたびアドバイスを行っている。
親、特に母のテレーゼとは常日頃から連絡を取っている。彼は一度来日し、ドイツの劇団のオファー(前述の過去の失敗も承知だった)をカトリナは伝えられるが、シリウス(取り分けここな)への想いからこれを断っている。
ドイツにいた頃は、ラモーナ・ウォルフと同じ劇団に所属していた。