概要
一瞬にして場を支配する謎の演技力を持つ。
劇団シリウスで、唯一の「ダイスター」候補と言われている。
もともと児童合唱団に所属していたが、1年前、その歌声に魅了された柊望有にスカウトされ、シリウスに入団する。
プロフィール
センス
進化前 | 白亜の魂(はくあのたましい) |
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概要 | 歌に感情を乗せ観客に響かせることができる。 |
進化後 | エモーショナル・キー |
概要 | より鮮明な感情を歌に乗せ、観客に広く強く響かせることができる。八恵の演じる役と観客の感情を歌によって繋げ、観客を舞台へと引き込む。 |
センス発動時には、八恵の背中から計2本の紫色の翼が出現。ステージの上や客席には紫色の羽が舞う。
アニメ最終話、「Farewell song」の歌唱中にセンスが進化し、翼が計6本へと増えた。
人物 ※若干ネタバレ注意※
一見、かわいらしいロリっ子である(静香も絶賛していた)。
その可愛さには親もベタ惚れのようで、ここなに向けた手紙では、「玉のような子」を連呼するなどして、親バカぶりを見せていた。
だが、「ダイスター」候補だけに、その片鱗を随所に見せる。
入団試験の際は、最後の受験者であるここなの実技の相手役を受け持つ。その際、望有とともに、ここなの隠された演技力を見抜く。
上記の入団試験や、後の公演「竹取物語」の配役オーディションなどでも、受験者の相手役を務めることが多い。
また、彼女の役へのストイックさは凄まじいものであり、下記「アラビアンナイト」の稽古期間には、役に入り込むため、日常を、完全に役になりきって過ごしていた。
「アラビアンナイト」では、八恵本人が望有に申し出たことにより、シリウスで圧倒的実力を張る八恵が、準主役を務めるという異例の事態が起きる。
彼女は「自分に目線を引き寄せる」センスを持つが、ゆえに脇役の特性を潰し、一人芝居になってしまう欠点があった。
そのため、「アラビアンナイト」の主役であるここなが、準主役の八恵の演技に負けてしまい、引き立て役になってしまう。シリウスの誰もが、「アラビアンナイト」の公演は八恵の一人芝居同然で終わることになると思っていた。
しかしこの配役は、間接的に八恵の欠点を克服させるための望有のアイデアであった。
望有の思惑通り、最終公演では、成長を遂げたここなが、爆発的な演技力で八恵の一人芝居に渡り合うことに成功し、「アラビアンナイト」を見事に成功させたのだった。
その次の「オペラ座の怪人」の公演では、クリスティーヌ役を演じ、ここなとのダブル主演となる。
持ち前の抜群の歌唱力で、見事クリスティーヌを演じあげ、八恵本人はそのときのことを、「心の底からクリスティーヌになれました」と語っている。
⚠️アニメ最終話ネタバレ注意⚠️
「オペラ座の怪人」の終演後、見事、シリウスのダイスター認定を受けた。
その際、ぱんだから、ダイスターのトロフィーを貸してほしいと迫られるが、またもや可愛らしく「だめです♡」と断っていた。