プロフィール
概要
ドイツ人。両親の影響で日本文化に興味を持つ。ドイツではカトリナと同じ劇団に所属していたが、あることをきっかけに銀河座に入団。人と人の繋がりを大事にし、役者にも絆が必要だと考えている。
説明
銀河座メインストーリー1章の主人公であり、メインキャラクターでは最後に銀河座に加入。人と人との絆を大切にする彼女だが、銀河座は超が付く程の実力主義であり、人間関係は非常に冷え切っていた。それを少しずつ変えていく様子が語られている。その影響はかなり大きく、先輩団員からのワークショップが開かれるようになったり、雪もそんなラモーナに影響されてかなりドライな性格だったのが大きく改善されている。事実、もしラモーナがいなければ緋花里はいつまでも個性を発揮できず後のイベントストーリーで完全に心が折れて劇団をやめていた可能性が高い、暦は更に心身の負担が増えて倒れる回数が増えていた可能性が高い、などとある意味銀河座の救世主と言える。
一方でやや融通が利かない一面もあり、暦を誘うために128回も電話したり、自分がやりたいと思ったことにやや他人を巻き込んだりすることも多々。普段の言動を振り返ってみろと雪に言われた際、暦からは「どちらかと言えば子ども寄りですわね。人懐っこいですし、思いつくのは突拍子もないことばかり…」と両断されている。
軍人出身の両親からの影響なのか、実はかなり腕っぷしが強い。自分より体格のいいナンパ男数人に関節技を決めて倒したこともある。その影響か、初対面での印象で「怖い人かと思った」と言われることも多いが、実際は上記の通り非常に仲間想いで優しい性格。こちらも本人曰く「規律を重んじ、周囲に気を配り、率いていくこと…自分自身こうありたいというもののほとんどは両親から学んだ」と公言している。
後のイベントストーリー「ギムレットにお別れを」ではメインキャラクターに抜擢。公演『長いお別れ』で主演のフィリップ・マーロウに選ばれるも思うようにいかない中、雪と2人で対話をすることに。その時に「両親のようになりたくて、皆に手を差し伸べる『強いラモーナ』になりたくて必死だったから、甘えたい気持ちとか、強くなれない自分とかをなくしたかった強い人だって、思われている自分を崩したくなかった。」と自身の心情を明かす。その時に雪から「お前にも甘えて欲しい、お前がワタシたちをそう変えたのだからお前も少しくらい変われ」と言われ、この言葉で肩の力が抜けたラモーナは後の公演を無事に成功させるのであった。