CV:東山奈央
概要
星導館学園生徒会長。星導館学園を支援する統合企業財体幹部の令嬢。天霧綾斗を特待転入生として推薦した張本人。常に笑顔を絶やさず、誰に対しても物腰柔らで丁寧だが、その裏腹に計算高い性格をしている。星導館学園の《冒頭の十二人(ページワン)》の一人で序列は二位。 《千見の盟主(パルカ・モルタ)》の二つ名を持つ。
《鳳凰星武祭(フェニクス)》には出場せず、綾斗たちのバックアップに徹した。また、イレーネと戦う前の綾斗に「来年の《獅鷲星武祭(グリプス)》は、私のチームに参加し大会に出場する」という条件の元に純星煌式武装《パン=ドラ》の情報を提示し、翌年の《獅鷲星武祭》に綾斗たちと共に出場する。
人物
しっとりと落ち着いた雰囲気と豊満な身体を持ち、目もくらむような金髪を背で揺らす美少女である。しかしその大人びた装いは、腹黒さを隠すためにせめて外面や人当たりだけは良くしておかないといけないという思いにより、染み付いているものである。本人曰く、その腹黒さは「暗黒物質を煮立てて焦げ付かせたものをブラックホールにぶちこんで黒蜜をかけたくらいには真っ黒」とのこと。駆け引きに長け、目的を達成するためなら汚いことも平然とこなす様は、「悪党」と評されるほどである。
能力
表に出て戦うことは少ないが、未来視の能力を持つ双剣型の純星煌式武装(オーガルクス)《パン=ドラ》を操る実力者。その力の代償として、夢という形で未来に起こり得る数多の死を体験しなければならない。決闘の数自体が少なく、序列二位にもかかわらずその座を狙って彼女に挑もうとする者すらほとんど現れないため、《パン=ドラ》の本当の能力については星導館学園の生徒でも知っている人間は数少ない。純粋な近接戦闘能力も綾斗や綺凛に比べたら見劣りはするが非常に高い。
《鳳凰星武祭(フェニクス)》終了後
《獅鷲星武祭(グリプス)》では、チーム・エンフィールドの代表を務める。そして、1回戦に勝利した後の勝利者インタビューで、望みが拘留中のラディスラフに面会し話を聞くことだと答えて、銀河に危険視される。そして、準々決勝戦前にイザベラに《ヴァルダ=ヴァオス》の存在を《パン=ドラ》の予知夢から既に確定した過去の事実の情報を推測して知った事を伝えると、準々決勝戦後の深夜に遂に銀河が放った『夜吹の一族』の襲撃を受ける。しかし、事前に《パン=ドラ》から得た情報と準備で辛くも港湾エリアへと逃れるが、『夜吹の一族』の当主・夜吹撫塵斎とのに持ち込まれ、追い詰められる。しかし、間一髪で綾斗が駆けつけて撫塵斎と交戦するが、綾斗の三つ目の封印の解除が不完全であった為に、時間切れで身動きが取れなくなった綾斗に撫塵斎が放った苦無を自ら受けて庇う。実は、綾斗を庇って愛する彼の腕の中で息を引き取るのがクローディアの長年の真の望みであったが、レティシアから綾斗を通じて渡されたお守り(チャーム)が苦無の攻撃を致命傷から僅かにズレた事で、重傷を負いながらも生き残る。その後、治療院に運び込まれて治療を受けて意識を取り戻し、綾斗に一連の事情を話した。真の願いが《パン=ドラ》によって仕組まれたものだと気付いていながらもその想いを捨てきれなかったと語っている。後で謝罪し、綾斗に諭されて未来に目を向けるようになる。そしてイザベラに、今後も《パン=ドラ》で得た銀河に有益な情報を提供する条件で話をつける。以降は、普通の少女の様な一面を綾斗たちに見せるようになり、決勝戦では本来の実力を取り戻した綾斗を、凶暴な本性をさらけ出したアーネストが綾斗との戦いに熱中してチームワークをおろそかにした一瞬の隙を突いてアーネストの校章を破壊し、《獅鷲星武祭》優勝を決める。
《獅鷲星武祭》に優勝したものの願いは保留し、《パン=ドラ》で得られる情報の有益性を盾にラディスラフと面会し、《パン=ドラ》の真の能力と代償を確認する。そして、《王竜星武祭(リンドヴルス)》を迎えるころには、数ヶ月の調査で《処刑刀》の正体がマディアスであると目星を付ける。更に、綾斗たちが《王竜星武祭》本戦進出を果たした頃に、最もタイミングがいい時期を見計らって、泳がせていた英士郎を自分たちの陣営に引き込むことに成功する。
関連イラスト
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愛宕(艦隊これくしょん)・・・そっくりさん。ちなみに中の人も同じ。