概要
やる時はやる男に対して「やる時はやる女」という言い回しも考えられるが、女性の場合何を「やる」のか誤解を招きかねないこともあって難しい言い回しである。
肝心な時にしか役に立たない男も参照。
事例
現在のところpixivで当タグが付けられた女性キャラクターの事例が乏しく、以下の数名ぐらいしかいない。
- 平時のコミュ障・陰キャぶり・人間離れした奇行に対して、バンドのピンチにおけるギターテクニックを駆使した活躍が目立つリードギター。
- 平時は小さい子が好きすぎて興奮しており、何か問題が起こると真っ先に疑われるほどの問題人物として扱われているが、実戦ではトップの雷撃火力を誇る擬人化空母女子。
- 平時は限界オタクぶりが凄まじく、勝手に尊さを感じては倒れるという「尊死」をしている姿ばかり散見されるが、本来どちらかしか適性が無い者がほとんどの中で極めて珍しい芝ダート両方への適性を持つというチートレベルの能力を持ち、かつ残した戦績も凄まじいことから戦う場所を選ばないとまで言われ、なんならレース以外でも豊富な知識と要領の良さでウマ娘ちゃん達の要望や無茶振りにも大抵は対応可能であり、レース以外も含めた総合スペックなら作中最高峰の最強オタクであり真の勇者。
- 平時はそのポンコツぶりや作品内外でのネタキャラぶりが際立つが、実際はその高すぎる攻撃性能からサービス開始当初からの実装キャラでありながら未だにトップクラスのアタッカーキャラとして君臨し、ストーリーにおいても本当に重要な場面では会社のボスとしてその圧倒的なカリスマを遺憾なく発揮する若女社長。
考察
残念な美人や残念な美少女といった「二つの側面の落差が激しい女性」がキャラクター類型として存在するが、「やる時はやる男」「肝心な時にしか役に立たない男」が「普段の見た目は出来なさそうなのに、やらせてみると実力が高い」「いざとなると驚異的な実力を発揮する」のに対して「残念な美人」などは「見た目の割に出来ない・問題がある』という描写が多い。
しかし、「女性もその実力を遺憾なく発揮出来ることが望ましい」とするジェンダー観への変化を考えれば、「ここぞというところで高い実力を発揮する女性」のキャラクターもこれから増えてくると思われる。実際、上記の例のキャラクター達も2010年代終盤頃から現れ始めている。
つまり…どういうことだってばよ?
概ね彼女らのいずれかを指す。(以下、キャラ名50音順)
最有力候補
上記ほどではないが、イラストに本タグが付いている例
本タグは付いていないが、候補となりうる例
- 泉こなた(らき☆すた)
- 一宮エルナ(ミカグラ学園組曲)
- 角谷杏、冷泉麻子(ガールズ&パンツァー)
- 小倉ひかり(ライフル・イズ・ビューティフル)
- 小瀬川白望(咲-Saki-)
- 沙々宮紗夜(学戦都市アスタリスク)
- 下江コハル(ブルーアーカイブ)
- シャスティル・リルクヴィスト(魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?)
- 白藤杏子(WORKING!!)
- 中須かすみ(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)
- ナミ(ONEPIECE)
- パール・ダイアモンド(神は遊戯に飢えている。)
- 雲雀(閃乱カグラ)
- 姫様(姫様“拷問”の時間です)
- ミーア・ルーナ・ティアムーン(ティアムーン帝国物語)
- 平沢唯(けいおん!)
- 廣井きくり(ぼっち・ざ・ろっく!)
- 益子薫(刀使ノ巫女)
- メルフィーナ(黒の召喚士)
- 萌田薫子(こみっくがーるず)
番外?
- リタ・カニスカ(王様戦隊キングオージャー):しばしば後藤ひとりとの対比で語られる(→ぼっち・ざ・きんぐ!)が、こちらは一事が万事「肝心な時」である。
関連項目
才色兼備……実力が普段から発揮できていればこう評価されるだろう。