- 食物をかまずにのみ込むこと。丸呑み
- 物事の真意をよく理解せず、疑わずに受け入れること。
本来の意味
本来の意味は鳥の仲間である鵜が、魚を噛まずに丸呑みすることから。
またこの特性を利用した伝統的な漁法に鵜飼いがある。
人間がすれば喉に詰まらせ窒息する危険があるため真似をしてはいけないが、
大食いイベントや幼児など、よく噛まずに飲み込んでトラブルになる場合もある。
転じた意味
特に相手の言い分をそのまま信用してしまう行為などを指しやすく、捏造されたデータやそれっぽいパンフレット、小道具・子芝居があればなおさら騙しやすい。
相手の悩みを聞くなど、十分に信用させてから何かを売りつけてくる場合もある。
一例
詐欺などは格好のカモになってしまうし、無知や不用心などリスクが高い。
正社員であっても労働基準法違反(犯罪)など相手側が平然と洗脳を仕掛けてくる。
適当な理由や難癖付けて安価に済ませようとする依頼者などもこれに近い。
カルト宗教においては、信者は教団や教祖の言葉を鵜呑みにして動くよう洗脳済み。
相手が上司・親兄弟、誰であっても違和感や理不尽があれば必ず疑う、調べる、いざとなれば逃げるといった対策が重要である。今の時代はスマホひとつで大抵の事象は24時間何でも検索したりAIに質問することもできる。
今現在の状況で既に、第三者的に見て違和感のある場合もあるため、一度疑ってみるのもアリ。
真偽が不明なもの、自分の不得意な分野は基本的に相手の独壇場であると知っておきたい。