基礎データ
概要
正式名称は『ゲンガー(キョダイマックスのすがた)』。
下半身が影に沈み込んだ変化を遂げるのはメガゲンガーと変わらないが、大きな口が開けっぴろげになり、まるでお化け屋敷や幽霊トンネルのような風貌となった。また赤かった目も、黄色に爛々と光っている。
全身はキョダイマックスのパワーで強化された呪いのエネルギーに満ちており、命を狙い罠を張る。あの世へと続いていると言われる大口の前に立つと、大切な人が呼ぶ声が聞こえるとされ、恐らくはそうやって誘い込まれた人間を飲み込んでしまうのだろう。
このゲンガーが放つゴーストタイプの攻撃技は『キョダイゲンエイ』に変化。攻撃した相手をくろいまなざしやかげふみのような、交代が出来ない状態にする。
色違いは真っ白になるという、大体メガゲンガーと同じカラーリングだが、白目が真っ黒になりホラーな印象をより強めている。
ゲームでの特徴
ソード・シールド
シールド版のみ、ラテラルタウンジムリーダー・オニオンのエースであるゲンガーが使用してくる。
プレイヤー側は専用レイドでの捕獲か、普通のゲンガーにダイスープを与えることで使用可能。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- オニオン(ポケスペ)
その他作品
ポケモンマスターズ
2021年10月22日に、オニオンのバディであるゲンガーが「バディーズダイマックス」でキョダイマックスする。
ダイアシッドはこれまでの毒技では最大の威力を誇る技で、大ダメージを出しながら味方の火力上昇が可能な優秀な技。
ポケモンGO
2024年10月末のハロウィンイベントで実装。
キョダイマックス技はダイマックス技の1.4倍の威力を出すことができ、これによりゴースト技に弱いマックスポケモン(星2のダンバルなど)に大ダメージを叩きこむことができる。
元々ゲンガーは仮装バージョンの実装やメガシンカ実装に際してレイドボスになることが多く、アメが溜まりやすい部類であったため、マックス技の強化もしやすい。
アニメ版
新無印編にのみ登場し、同作で最も出番の多いキョダイマックス。
第91~92話にてTVで興味を持ったサトシのゲンガーが、オニオン協力のもとダイキノコを3つ集めダイスープにして飲んだことで変化可能となった。
サトシのポケモンではピカチュウに次ぐ2体目のキョダイマックスだが、今一スタイルに合わない彼に代わり、以降はダイマックスエースとして活躍する様になる。
- 第99話ではマリィのオーロンゲ戦でキョダイマックスバトルを繰り広げた。
- キバナ戦ではフライゴンのすなあらしに対抗すべく、キョダイマックスのカードを切り、続くヌメルゴンとの相打ちという2タテに持ち込んだ。
- 決勝戦のダンデ戦ではインテレオン相手に、キョダイゲンエイの効果とダイアシッドで仕留め勝利する。
ポケットモンスターSPECIAL
15章でオニオンの手持ち個体が使用する形で登場。
ジム戦中の剣創人の前に、口から彼の亡き「お師匠」こと父親の声が聞こえた事で、『身具はバトルで攻めるための道具」ではなく、ポケモンが生きるために不可欠な体の一部である事』を思い出す。
余談
アニメ無印72話では、巨大な姿をした超古代のゲンガーが登場する。本記事のゲンガーとは全くの別物だが、こちらは体には独特の模様があり、人間やポケモンを自分の体に吸い込む力がある。
石版に「黒き闇」と記されており、同じく出現した超古代フーディン共々「世界を滅ぼす二つの力」と言われており、本当に世界を滅ぼされかねなかったが、「全てを鎮めし力」のデカプリンの歌で眠り、元の玉に戻った事で危機は救われた。
関連イラスト
関連タグ
0093.ゴースト→0094.ゲンガー(メガゲンガー/キョダイマックスゲンガー)→0095.イワーク
モモワロウ…同複合タイプ