キョダイマックスマホイップ
きょだいまほいっぷ
全国図鑑 | No.0869 |
---|---|
タイプ | フェアリー |
たかさ | 30.0m |
おもさ | ???.?kg |
正式名称は『マホイップ(キョダイマックスのすがた)』。
小さなクリームから巨大なデコレーションケーキへと姿が大きく変化し、元の0.3mから30mという約100倍の超巨大化を果たしている。
頭部にいちご、胸元にリボン、胴体は上からハートの段・ベリー&おはなの段・よつば&リボンの段・スターの段の4段ケーキとなっており、生クリームで塗りつぶされた背面は、まるでヴェールを被ったウエディングドレスのよう。
体から溢れ出しているクリームは、受ける衝撃が強ければ強いほど固くなっていくという(ダイラタンシー効果と思われる)性質を持っており、物理攻撃に対して圧倒的な防御力を誇る。
また、各部に追加されたアメざいくのデコレーションもダイヤモンド並みの強度を会得しており、生半可な攻撃では傷一つ付けることができない。
戦闘では、周囲に向かってクリームでできた10万キロカロリーのミサイルを打ち出して攻撃する。このクリームに触れたポケモンは幸せな気分となり体中にエネルギーがみなぎるが、同時にひどい錯乱状態に陥ってしまう。
このマホイップが放つフェアリータイプの攻撃技は『キョダイダンエン』に変化。追加効果で自分と味方を回復するサポート技でもある。
マホイップは各種フレーバーやアメざいくを掛け合わせた多くのフォルムを持つが、どれであろうとキョダイマックス後の姿は同一となる。
唯一色違いの個体のみ、胸元のリボンや最上段・最下段の地が黒く変化する。ただしこちらも、アメざいくのデコレーションは変色しない。
ソフト内の通常レイドにて登場するキョダイマホイップのフレーバー・アメざいくは「ミルキィバニラ・イチゴ」限定。
そのため、フレーバーとアメざいくが選べるのはキョダイマックスできない個体だけであると思われていた。
だが、インターネットに接続することによって新たに追加されるピックアップレイドにて、少しずつキョダイマックス可能なフレーバーが増加した。
その第1弾となったのは2020年1月のピックアップレイド。キョダイマホイップが多数襲来した上、ミルキィバニラのみならず、他の全てのフレーバーが解禁された。
アメざいくに関してはいちご限定だったが、マホイップファンは歓喜しレイドを繰り返した。
なお、ピックアップ中に登場するフレーバーはランクとバージョンで以下のようにパターン化していた。
★2以外は2パターンからランダムだが、どちらのフレーバーなのかは捕まえないと判別が出来ない。
ランク\バージョン | ソード | シールド |
---|---|---|
★2 | ミルキィバニラ | ミルキィバニラ |
★3 | ミルキィミント・ミルキィレモン | ミルキィルビー・ミルキィまっちゃ |
★4 | ミルキィルビー・ミルキィまっちゃ | キャラメルミックス・トリプルミックス |
★5 | ミルキィソルト・ルビーミックス | ミルキィミント・ミルキィレモン |
(2020年1月ピックアップ時点・太字はバージョン限定)
そして、マホイップのピックアップが終了した2020年1月31日から2月17日までの間、何とまさかの進化前マホミルのピックアップが始まった。このマホミルを進化させるとキョダイマックス可能なマホイップになるという(良い意味で)とんでもない仕様である(このため実質的にはマホイップのピックアップの延長戦と捉えることもできる)。
時期的に、恐らくバレンタインデーと絡めたレイドイベントだったのだろう。
報酬にわざレコードの代わりに「アメざいく」が入り、しかもそれまで未解禁だった「リボン」「スター」のアメざいくまでランダムで手に入る。
進化形マホイップではないので倒しやすくゲットもしやすい。更に言えば回復技で焦らされることもない。勿論物運が良ければ色違いも手に入る。
詰まる所、好きなアメざいく・好きなフレーバーが選べて、しかもキョダイマックスができるマホイップという、ファンにはたまらないレイドピックアップが開催された。
余談だが、キョダイマホイップにザシアンの「きょじゅうざん」をぶつけると、さながらケーキカットのような様相を呈する。
爆発するケーキカットなど聞いた事がないが、ネタ抜きにしても非常によく効くので遠慮なく爆破……もとい入刀してやろう。
その後DLC「鎧の孤島」にて後天的にキョダイマックスを付与できるようになり、これにより各プレイヤーの好きなフレーバーのマホイップを自由にキョダイマックス化できるようになった。マホイップマニアには更なる朗報である。