概要
神奈川県横浜市出身のプロ野球選手。
ポジションは主にライト。右投右打。
学生時代
東海大相模高校時代は3年春に甲子園に出場。
1年下には後に阪神でチームメイトとなる遠藤成がいた。
卒業後は中央大学に進学。
1年春からライトのレギュラーとして鮮烈デビューを飾ったが、秋以降は不振に陥った。
しかし4年春には打撃2冠に輝き、1年春以来のベストナインに選ばれるなどスランプを克服。
2022年秋のドラフト会議で阪神タイガースから1位指名を受けプロ入りを果たした。背番号は1。
横浜DeNAベイスターズ所属の牧秀悟は中央大学の2年先輩にあたる。
プロ入り後
2023年はオープン戦で3本塁打と好成績を残しアピールに成功。
6番ライトで開幕スタメンを勝ち取ると、4月1日のDeNA戦ではプロ初安打・初打点を記録した。
しかし、その後1軍の投手への対応に苦しみ2軍落ち。
レギュラーの座を掴むまでには至らなかったものの、7月に肋骨骨折で離脱した近本光司の代役として1番センターに定着すると打撃がついに開花。7月9日のヤクルト戦ではプロ初本塁打も記録した(その試合は彼の本塁打の1点を守り切って勝利している)。近本復帰後は主に3番ライトとして出場。
そこからハイペースでホームランを量産し9月8日の広島戦で第10号となるホームランを放ち、阪神の新人右打者では岡田監督以来となるルーキーで2桁本塁打を達成した。
主力が軒並み不調に喘いだ広島とのクライマックスシリーズでも1戦目に九里亜蓮から同点ホームラン、3戦目に矢崎拓也から押し出し四球を選ぶなど9年ぶりの日本シリーズ進出に大きく貢献した。更にその日本シリーズでも新人選手新記録となる7打点を叩き出し日本一にも貢献。優秀選手賞にも選出された。
オフにはカーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023日本代表に選出された。背番号は大学日本代表の際も着用していた23。16日の対チャイニーズ・タイペイ戦(東京ドーム)では、7回に決勝点となる先制ソロ本塁打を記録した。12月2日、2200万円増となる推定年俸3800万円で契約を更改した。
2024年シーズン前の『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024』の欧州代表と戦う侍ジャパンに中野と共に選ばれた。背番号は1.
オープン戦からヒット14本と好調だったが開幕2戦無安打。だが開幕3戦目に今季チーム初得点にしてこの試合の決勝点となる3ラン本塁打を打った。その次のDeNA戦でも1点ビハインドの6回に逆転の2ラン本塁打を放つなど2年目のジンクスを一切感じさせないスタートを切った。
が、他の主力陣同様不振に喘ぎ7月頭に登録抹消されたが半月ほどで昇格。オールスターゲーム直後の中日、巨人戦では全試合で打点をあげ球団の右打者としては史上最長記録となる10試合連続打点をマーク。8月8日のヤクルト戦で2年連続となる二ケタ本塁打を達成。
2年目は打率.275、16本塁打、73打点で本塁打と打点はチームトップ、打率も規定打席に到達した面々の中では近本に次ぐ2位と2年目のジンクスを吹っ飛ばす結果を残しプレミア12日本代表に選ばれた。背番号は欧州代表の時と同じ1.
プレミア12前のチェコとの強化試合では2試合ともスタメンに選ばれた。1戦目は6番ライトで出場し2番手で登板し3回パーフェクトで投げ切った才木浩人に応えるようにライト前にタイムリーを放ち4打数2安打と結果を残した。翌日の試合ではなんと4番に抜擢された。初回二死一塁の場面で打席がまわってくるとなんと先制の2ランホームラン。5打数2安打2打点でなんと前日に続き2日連続でヒーローインタビューに呼ばれた。そしてプレミア12オープニングラウンドの5試合では全試合4番に座り22打数8安打14出塁1HR6打点の大活躍。
選手としての特徴
力強いフルスイングが特徴の外野手。
コンタクト能力にも優れており、ストライクゾーンの空振り率は約5%と非常に低い。
人物
彼にはとんでもない天然エピソードがある。
それはしゃべくり007の収録の舞台裏でのこと。
楽屋でケータリングの弁当を食べていると大竹からあることを聞かれる。
大竹「森下(機種)iPhone?」
森下「iPhoneっす。あっ違う…自分翔太っす。…えっ、どゆことっすか?」
大竹「…お前名前iPhoneは無いだろ(笑)」
この会話だけでは何のことやらさっぱりだと思うので補足説明する。
大竹はAirdropをしようとしていた。その際に森下に機種を聞いたのだ。
しかし森下はAirdropでの名前だと思い自分の下の名前を言った。
この一連の会話が阪神タイガースの公式YouTubeチャンネルに投稿されると
森下iPhoneがまさかのトレンド入り。森下も自身のInstagramで「自分で見ててもアホ過ぎた」と語っている。
また先輩であるはずの村上頌樹をルーキーの時点で既にイジっておりしゃべくり007では彼を小先輩と称している。
リーグ優勝した日に色紙にサインを書いている村上に「しっかり書こうよ」とタメ口を使う(村上に速攻で「黙れよ…」と言い返されている)。
日本一になった後のビールかけでもメディアのインタビューで
『なんであんなに勝負強いんですか?』と聞かれ
「もうチャンスでまわしてくれるんで…」と話していると村上が乱入し
村上「打ってへんやんけ!お前調子乗んなよ!!」
森下「おぉい!しっかり山本由伸投手に勝てぇ!!」
村上「3三振が言うなよ!!3三振がぁ!!」
森下「勝てよぉ!勝てば今日無いんだから!!」
村上「俺が打席に立った方が良かったか?」
森下「ちゃんとやろうよ!」
村上「お前がやれよ!!」
…という漫才のようなやりとりまでしていた(お前本当にルーキーか…?)。
だが、2024年になるとこの舐めた態度がかなり軟化している。なかなか勝ち運に恵まれない村上に勝ちがついた試合のヒーローインタビューの前に失点に繋がった自身のエラーを謝罪している。
また、ホームランを打った際ガオガエンポーズと称されるパフォーマンスをカメラに向かって行う。
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佐藤輝明…彼と共にアイブラック兄弟の愛称で親しまれている。