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ヤバソチャ

やばそちゃ

ヤバソチャとはポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター(モンスター)である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.1013
キタカミ図鑑No.077
ぶんるいまっちゃポケモン
タイプくさ / ゴースト
高さ0.2m
重さ2.2kg
せいべつ不明
とくせいおもてなし/たいねつ(隠れ特性)
タマゴグループこうぶつ/ふていけい
おとしものチャデスのこな

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ヤバソチャやばい+粗茶+ヤバチャ
英語・スペイン語・イタリア語Sinistchasinister(邪悪な)+Sinistea(ヤバチャ)+matcha(抹茶)
ドイツ語Fatalitchafatalité(死亡事故)+Fatalitee(ヤバチャ)+matcha(抹茶)
フランス語Théffroyablethé(お茶)+froid(冷たい)+Théffroi(ヤバチャ)+effroyable(恐ろしい)
韓国語그우린차green+차(茶)
中国語來悲粗茶来悲茶(ヤバチャ)+粗茶

進化編集

中秋のまっちゃ

チャデスヤバソチャ(ボンサクのすがたはボンサクのちゃわん、ケッサクのすがたはケッサクのちゃわんを使用)



概要編集

ポケットモンスター 第9世代スカーレット・バイオレットDLC『ゼロの秘宝碧の仮面』で登場したポケモン


チャデスの進化形で、進化アイテムとして使用する茶碗に移り住んだことで、液状の抹茶の身体に変化した。頭には、穂がいくつか欠けてかつらの様になった茶筅をかぶっているが、バトルの際にはこの茶筅で体をかき混ぜてエネルギーを充てんする。

また、茶筅は着脱が可能らしく、シンクロマシン使用時の攻撃モーションで確認できる。そのモーション自体は外した茶筅の穂を掴み、持ち手部分で殴打したのち頭上に戻すという少々シュールなもの。


ヤバチャ同様、ただのお茶に扮して飲まれることで生気を吸おうと目論むが、現在は普段使いしない茶碗の姿な上に、名前通り「ヤバそうな粗茶」の雰囲気を看破されやすいためか成功率はあまりよろしくない模様。

それでも夕暮れになると生気を吸い取ろうと獲物を探して彷徨き回る。


尚、ヤバチャ系統と比べると進化前と後でネーミングが逆転しており、外国語でも同様の現象が起きている。これはヤバチャ系統がカップ→ポットなのに対し、チャデス系統は茶入れ→茶碗と注がれる器と注ぐ器が逆転しているためと思われる。

別種として扱われているのも、この点が所以なのだろう。


すがた編集

ポットデス同様、贋作と真作にあたる「ボンサク(凡作)」と「ケッサク(傑作)」の2種類の姿がある。

ボンサクのすがた

ケッサクのすがた

元から進化前が違ってはいるが、「ボンサクのすがた」と「ケッサクのすがた」の見極め方は、チャデスと同じで下から見ると窯印のような模様があるか無いかである。

「ケッサクのすがた」は有名な焼き物師の作った見事な傑作のものに棲みつく、マニア垂涎の個体となっている。


色違い編集

燃やせ!!

色違いは茶碗の色が深緑色になっている。


ゲームでの特徴編集

テラレイドバトル以外では進化させる形での入手となる。

ボンサクのちゃわんは「楽土の荒地」の看板近くにある洞穴や「地獄谷」の中腹にある洞穴で拾ったり、ケッサクのちゃわんは「とこしえの森」南西の入り口にカビゴンがいる洞穴の中で拾う事ができる。

また、二つとも鬼退治フェスの景品、どうぐプリンターから排出される形で入手が可能である。

ポケモン:ゼイユ&ヤバソチャ

ストーリーにおいては、ゼロの秘宝のメインキャラクター・ゼイユの切り札で登場する。


性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ヤバソチャ71601061218070508
ポットデス60656513411470508

タイでは初の特殊寄りの種族値

ポットデスから火力と特殊耐久を削って物理耐久に振り直した配分となっている。

弱点も耐性も多いくさ/ゴーストタイプだが、隠れ特性のたいねつならば実質ほのおは等倍となる。



専用技はかき混ぜたあつ~いお茶を発射するシャカシャカほう。威力80でダメージの半分を回復とだけ見てもギガドレインの上位互換だが、なんせぶっかけるものが熱いお茶なのでやけどの追加効果が発生するし、おまけに全体攻撃と至れり尽くせり。ただ命中率が90なので外す時は外すのが難点か。

その他、お茶のポケモンらしく「ねっとう」も覚えることができ、ほのおタイプに一矢報いることができる。


ポットデスの主力技「からをやぶる」は覚えられないが、最強クラスの回復技「ちからをすいとる」は同様に習得可能なのであちらのような積みアタッカーではなく、上記のやけど技の豊富さから物理受け向きの性能をしていると言える。環境トップのカイリューの主要な型である神速地震の2ウェポンを両方受けられるので役割を持たせやすく、隙を見て「てっぺき」や「めいそう」で要塞化するのも良いだろう。

いかりのこな」や「トリックルーム」、「いのちのしずく」を覚えるためサポーター運用も可能。その場合、通常特性の「おもてなし」も輝く。


レギュレーションDでは、準伝説らと共に何故か解禁。

タイプの都合上連撃ウーラオスなどに非常に強く、早速環境に食い込んだ。

持ち物もその強みを最大限活かすべくゴツゴツメットが多い。その他、たべのこしオボンのみなど。

テラスタイプはほのおタイプとこおりタイプを半減できるみずタイプが多め。ドラゴンウエポンでのごり押しへの対策となるフェアリー、はがね、ゴースト打点対策となるノーマルも一定数使われる。ダブルバトルでは偶に「たいねつ」と合わせてイーユイの「ねっぷう」に対してガンメタしたほのおテラスタル型も存在する。

因みにみずテラスタルに関してはキタカミの里の落合川原から北に向かった先の竹林の中に野生テラスタル個体のチャデスが存在する。恐らくはデザイナーズコンボだろう。

ダブルのサポーターとして特に大きいのは「トリックルーム」と「いかりのこな」の2つである。トリパのエースとしてテツノカイナやアカツキガチグマと組むことが多い。高い特攻に高すぎない素早さから、時には自らが「トリックルーム」展開後のアタッカーとなるケースもあり、最遅型も稀ではない。


シングルでもそこそこ使われるが、「おもてなし」がダブル専用であるため特性は「たいねつ」一択。


藍の円盤で「いたみわけ」を獲得。元々回復手段には事欠かないが、これも強化には変わりはない。また、スイッチトリパや中速トリパに適性のあるタケルライコブリジュラスメタグロスといった相方を獲得。


使用トレーナー編集

※ボンサクのすがた


番外作品編集

ポケモンカードゲーム編集

『スカーレット・バイオレット』シリーズから登場。

詳細はこちら


アニメ版編集

アニポケ第8シリーズ編集

  • ゼイユのヤバソチャ

CV.緒方佑奈

レックウザライジング編』にて、第69話『ぼくがポケモンで、キミがぼく!?』で登場。フリードの反応から見て、ヤバソチャ自体が珍しいポケモンな様でこれがきっかけでゼイユと関わる事となる。

キャプテンピカチュウとのバトルでは「シャカシャカほう」で有利になるも、「かみなりパンチ」を受けて敗北した。




ポケモンローカルActs編集

京都府宇治市チャデスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。京都といえば抹茶である。


余談編集

器の元ネタとなったのは、織田信長豊臣秀吉徳川家康に仕え、千利休の弟子であり、芸術にも秀でた古田織部が起こした織部焼、その中でも大部分に黒い釉薬をかけ、残った一部に絵付けをする黒織部の茶碗と考えられる。

黒織部 草花疋田文茶碗


緑地に黄土色の波紋が広がっているような色合いとデザインがヤバソチャにマッチしているからか、ネストボールオシャボ感覚で使っているプレイヤーもいるようだ。

ネストボール


関連イラスト編集

魅惑の抹茶抹茶コンビ

ゼイユヤバソチャ

仲良くなりたい!!


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧



図鑑番号順

1012.チャデス(タカイモノのすがた/マガイモノのすがた)→1013.ヤバソチャ(ケッサクのすがた/ボンサクのすがた)→1014.イイネイヌ


同複合タイプ


関連ポケモン等・グループタグ

コラボ京都ポケふた組
よく似た別ポケポットデス(しんさくフォルム/がんさくフォルム)
抹茶仲間ミルキィまっちゃマホイップ
ロズレイド「ロズレイティー」という茶葉が採れるという。

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