ヒトツキとは、
- ポケットモンスターシリーズに登場するモンスターの一種。
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズに登場する怪人。→ヒトツ鬼
当記事は1について説明する。
基礎データ
地方図鑑
セントラルカロス図鑑 | No.117 |
---|---|
ガラル図鑑 | No.330 |
各言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ヒトツキ | 一つ+突き+憑き |
英語・スペイン語・イタリア語 | Honedge | hone(磨く)+one(一つ)+edge(刃) |
ドイツ語 | Gramokles | Gram(グラム、北欧神話に登場する剣)+Damocles(ダモクレスの剣) |
フランス語 | Monorpale | mono-(単一の、一つの)+empaler(突き刺す) |
韓国語 | 단칼빙 | 단(一つの)+칼(剣、短剣)+빙의(憑依) |
中国語(簡体字) | 独剑鞘 | 独(一つの)+剑(剣)+鞘 |
中国語(繁体字) | 獨劍鞘 | 獨(一つの)+劍(剣)+鞘 |
ヒンズー語 | हॉनएड्ज | 英語名の音写 |
ロシア語 | Хонедж | 英語名の音写 |
タイ語 | ฮิโตทซึกิ | 日本語名の音写 |
進化
ヒトツキ→ニダンギル(Lv35)→ギルガルド(やみのいしを使用)
概要
ポケットモンスター 第6世代『X・Y』から登場したポケモン。フランスで開催された「ジャパンエキスポ」で上映されたPVで発表された。
かつて人が使っていた剣に太古の魂が宿り誕生したという設定をもつ。
ゲンガーやブルンゲルと同じく、人間を襲うタイプのゴーストポケモンであり、柄の部分を握ると布で人を締め付け、エネルギーを奪って殺してしまうらしい。一突きと人憑き…言い得て妙なネーミングである。
第8世代では誕生の経緯がより詳細に語られており、ヒトツキの基となった剣に殺された人間の魂が合体して誕生したと語られている。
普段は鞘に入っていて、攻撃時はちゃんと抜刀する。持ち手の部分の布状の物が手の様子。コレで鞘を持つ。
一見顔に見える部分(3つの丸と口に見える所)は唯の穴で中の剣の模様が見えているだけで、実際は一番上の青い部分の一つ目だけ。前後非対称で裏側には目は無い。この目がヒトツキの本体らしい。
ソード・シールド版のポケモンキャンプでは、普段は鞘に入っているが、ポケじゃらしを見せると抜刀して構え、ポケじゃらしを振ると斬りかかってじゃれてくる姿を見ることができる。逆に、ポケじゃらしをしまうと鞘の中に戻る。ヒトツキファンは必見(ニダンギルも同様)。
顔に見える部分を持つ人工物というデザインのセンスは、どことなくドータクンに近いものを感じさせるが、このヒトツキ系統は♂・♀両方存在する。
干将・莫耶などに代表される雄剣・雌剣という概念が、ポケモンの世界にも存在しているのであろう。
どう見ても実体がある?触れるんじゃないかって?ゴルーグがゴーストで通ってるんだ、気にするな。
色違い
色違いは刃が血のように赤く、いかにも魔剣じみたカラーになっている。
ゲーム上の特徴
パルファム宮殿へと繋がる6ばんどうろの草むらに生息している。
XYから連れてくる必要がある。
水曜日にアーカラ島で島スキャンをするとアーカラ島はずれで出現する。
当然ながら未登場。
無事に内定。ワイルドエリアにあるナックル丘陵で吹雪時にはランダム、霧時には草むらでシンボルエンカウントする。
ちなみに、シュートシティにあるホテル・ロンドロゼにヒトツキがいるが、「うぇーかーむ(welcome)」と鳴いている。…喋ってるよねこれ?
未登場。
未登場。DLC『ゼロの秘宝・藍の円盤』から登場するシアノが着けているストールがヒトツキを思わせる事から内定するかと思われたがそんなことはなかった。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
45 | 80 | 100 | 35 | 37 | 28 | 325 |
そのタイプははがね・ゴーストという、これまでになかった組み合わせ。
一部のファンに待ち望まれていたその相性は、ノーマル・かくとう・どく無効、くさ・ひこう・エスパー・こおり・いわ・ドラゴン・はがね半減、むし4分の1という驚異の耐性をもち、弱点はほのお・じめんのみというとても優秀なもの――になるはずだったが、ゴースト・あくがはがねに対し等倍になるという仕様変更により、弱点はほのお・じめん・ゴースト・あくの4つという平凡なものになってしまった(それでも耐性が優秀なことに変わりは無いのだが)。
しかしこの仕様変更のおかげではがねタイプでありながら特性「じりょく」が無効なポケモンとなった(XYからゴーストタイプは交換不能にする技や特性が無効になった)
その一方で攻撃面で見れば自分の攻撃が鋼に対して等倍で通せるようになるのでどちらの仕様が良かったと聞かれると一長一短なのだが。受けづらさは間違いなく現仕様である。
ステータスは物理特化で、ぼうぎょ・こうげきが高くそれ以外は低い。自身の特性ノーガードにより相手のじわれやぜったいれいどが必中になってしまうのが大きなウィークポイントとなるだろう。
技に関しては、つるぎのまい、つばめがえし、かげうち、つじぎりと剣技らしい技を多く覚える。
使用トレーナー
アニメ版
- ショータ
- ポケモンパフォーマー(XY)
- ミリス・スティール(破壊の繭とディアンシー)
- アルガス・スティール(破壊の繭とディアンシー)
- テペン(テラパゴスのかがやき)
漫画版
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
XY
【XY】
- ポケモンパフォーマーのヒトツキ
第80話『テールナーとヤンチャム!! 魅せろ炎のパフォーマンス!!』にて、トライポカロン・フウジョ大会から登場したモブのパフォーマーのポケモンで登場。当話ではテーマパフォーマンス「ポフレ作り」でセレナの相手として登場するが、敗退する。
後に第112話(&Z第19話)『マスタークラス開幕! 火花散る乙女の激闘!!』マスタークラス・グロリオ大会にも出場している。
進化系と共にスティール親子のポケモンで登場。
【XY&Z編】
- ショータのヒトツキ
XY106話(XY&Z編13話)『最強メガバトル! ゲッコウガVSメガリザードン!!』で登場した新しい手持ち。サトシとの3本勝負の2番手で登場し、「れんぞくぎり」でピカチュウの「アイアンテール」と渡り合うが、「10まんボルト」を受け敗北する。第119話(Z編26話)『ライバル対決! サトシVSショータ!!』ではニダンギルに進化して登場。
新無印
- 4話・56話
アニポケ・第8シリーズ
- テペンのヒトツキ
第28話で登場。テペンがロイからタマゲタケとすり替えて盗み出したいにしえのモンスターボールを持った同じ手持ちのランプラーと共に逃走。
テペンや他のテペン達との連携は高く、ランプラーとドーミラーを逃し、ロイのホゲータをドータクンの中に閉じこめた上でドータクンを叩いて大きな音を出して怯ませたり、取り戻されたボールを「きんぞくおん」でリコのニャオハから奪い取ったりとリコとロイを苦しめたが、駆けつけたキャプテンピカチュウによって一網打尽にされた。
元々はテペンが冒険者だった頃に出会ったポケモンらしい。
漫画版
12章でフレア団の科学者コレアの手持ちで登場。相手の腕に巻き付けて洗脳し、作中ではトリミアンと生き別れになり心が弱っていたサナを利用して洗脳している。
剣術の達人でもあるコレアの武器としても扱われており、作中では大岩を切断している。
なお、このヒトツキ系統はポケスペにおいて悪役である事が多かったりする(特にニダンギル)。
ポケモンローカルacts
剣繋がりという事からか、北海道剣淵町で地域応援ポケモンであるアローラロコンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
また、福井県越前市でも地域応援ポケモンのカイリューとエレズンと共にデザインされたマンホールが設置された。こちらは「越前打刃物」が名物だからと思われる。
余談
ミオ図書館では、とある神話を読むことが出来る。
その神話は要約すると「剣を用いて多くのポケモンを必要以上に狩り、食糧にしていたが若者がいたが、二度とポケモンを無駄に殺さないと誓い、ポケモンの目の前で剣を叩き折ってみせた」
という話であり、この話の剣がヒトツキの元となったという考察がある(ただしソードの図鑑説明には殺された人間の魂と書かれている)。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0678.ニャオニクス(♂/♀)→0679.ヒトツキ→0680.ニダンギル
同複合タイプ
第9世代 | サーフゴー |
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関連ポケモン等・グループタグ