基礎データ
全国図鑑 | No.0680 |
---|---|
セントラルカロス図鑑 | No.118 |
ガラル図鑑 | No.331 |
ローマ字表記 | Nidangill |
ぶんるい | とうけんポケモン |
タイプ | はがね/ゴースト |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 4.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | ノーガード |
タマゴグループ | こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ヒトツキ | 二段+断+斬る |
英語・スペイン語・イタリア語 | Doublade | double(ダブル)+blade(剣) |
ドイツ語 | Duokles | duo(英語で二人組・ペア・一対)+Damokles(ダモクレスの剣) |
フランス語 | Dimoclès | di-(接頭辞、2、2倍、2重)+Damocles(ダモクレスの剣) |
韓国語 | 쌍검킬 | 쌍(ssang、ペア)+검(geom、剣)+kill(英語で殺す) |
中国語(簡体字) | 双剑鞘 | 双(shuāng、2つの、対の)+剑(jiàn、剣)+鞘(qiào) |
中国語(繁体字) | 雙劍鞘 | 雙(shuāng、2つの、対の)+劍(jiàn、剣)+鞘(qiào) |
ヒンズー語 | डबलेड | 英語名の音写 |
ロシア語 | Дублейд | 英語名の音写 |
タイ語 | นิดังกิล | 日本語名の音写 |
進化
ヒトツキ→ニダンギル(Lv35)→ギルガルド(やみのいしを使用)
概要
第6世代『ポケットモンスター X・Y』から新登場となるポケモンの1匹。ヒトツキが進化した姿で、剣が2本になった。また目と手のような部分も青から紫色になっている。2本の鞘は一体化しており、バトル中のグラフィックでは左側の鞘に入っている剣がこれを持つ役のようだ。
2本になった剣は独立した思考を持っているが、お互いにテレパシーで会話をすることができる。そのため、相手に複雑な連続攻撃を仕掛けることができるという。
色違いは進化前と同じく、刃が血のように赤い。
ちなみにこのポケモンもやはり海外先行公開で、今回はfacebook上だった。日本語名が発表される前は「フタツキ」などと予想されていた。
進化前のヒトツキとは、どちらもポケモン史上初となる形式で発表されたという関係もある。
ゲームでの特徴
X・Y
ヒトツキから進化させる必要がある。
オメガルビー・アルファサファイア
進化系共々ホウエン地方には生息していないので『XY』から連れてくる必要がある。
サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン
ヒトツキから進化させる必要がある。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
当然ながら未登場。
ソード・シールド
内定。野生ではワイルドエリアの「ナックル丘陵(固定シンボル・晴/曇/雨/雷/照/雪/吹/砂)」「げきりんの湖(ランダム・吹雪)」に出現。DLC『冠の雪原』ではダイマックスアドベンチャーにも出現する。
クリア後ストーリーにおいて、シーソーコンビの頭が剣になってる男・ソッドのポケモンで登場。ソッド本人(と弟のシルディ)はガラル王家の末裔との事だが、ソッドの個体が始終ニダンギルであるという事は…(進化後参照)。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
未登場
LEGENDSアルセウス
未登場
スカーレット・バイオレット
未内定。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
59 | 110 | 150 | 46 | 49 | 35 |
ステータスは進化前と相変わらずの物理特化で、「ぼうぎょ」「こうげき」が高くなる。進化後のギルガルドと比べると、「こうげき」が高く「とくぼう」「すばやさ」が低い点以外はほぼ同じ。ギルガルドは第八世代で「ぼうぎょ」の種族値が下がったがニダンギルは据え置きなため、「HP」の差もほぼないことから同条件なら物理耐久はこちらの方が高い。
このままでも充分対戦で通用するレベルのステータスは有しており、しんかのきせきを持たせることでかなりの耐久力が得られるほか、「すばやさ」がギルガルドより低い事から「ジャイロボール」との相性も良い。というかシンプルな耐えて殴るスタイルのポケモンとして見れば必要なものはしっかり揃っておりそこらの最終形態にも引け劣らない。加えてギルガルドの特性バトルスイッチが少々扱いにくい事もあり、あえて進化させない人もいるんだとか。
技面ではかくとうタイプの技「せいなるつるぎ」や「インファイト」を覚える事ができる。
これは今まで聖剣士しか覚えなかったレアなわざで、タイプ一致ではないがゴーストタイプとの相性補完がばっちり。
先の4匹はツノを「剣」に見立てて攻撃しているわけだが、ニダンギルは技名通り剣で切りつけているので、ある意味ニダンギルこそこの技がもっとも似合うポケモンなのかもしれない。
「ちいさくなる」等で回避率を上げた相手にも確実に当てられるというメリットが目的で使用されていたこの技だが、ニダンギルの場合は特性ノーガードがあるためやや噛み合わないのが気になるところ。一応「そらをとぶ」や「ゴーストダイブ」を使っている最中のポケモンを直接叩けるがその程度の利点しかない。
そもそも、ニダンギルはノーガードを活かせるわざ自体覚えられない。今作で強化された「れんぞくぎり」をノーミスで積める程度である。高い物理耐久を持ちながら、一撃必殺が必中してしまうデメリットと天秤に掛けると、やや分が悪い。ヒトツキ系列はフレンドサファリに出ないため、隠れ特性は未解禁(というより、進化後の特性がフォルムチェンジに関わる特性のため、そもそも隠れ特性自体が存在しない)。「ハサミギロチン」とまではいかなくても「アイアンテール」を覚えられてもいいような気がするのだが…
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ショータ
- ミリス・スティール(破壊の繭とディアンシー)
- アルガス・スティール(破壊の繭とディアンシー)
漫画版
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- ショータのニダンギル
- XY&Z26話でニダンギルに進化して登場し、お互い進化後ということでオンバーンとバトル。「てっぺき」で防御に徹することでオンバーンの体力消耗を狙い、隙を見逃さず「きりさく」と「つじぎり」で追い詰めるも、反撃の「ドラゴンクロー」と「アクロバット」を受け、敢え無く敗北した。カロスリーグではギルガルドに進化している。
- 劇場版『破壊の繭とディアンシー』
- 進化系共々スティール親子のポケモンとして登場している。
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
ポケスペでは進化系共々悪役で登場してるが、特にニダンギルは以下の理由で多い。
- 12章ではフレア団の科学者・コレアの手持ちのヒトツキが進化して最終決戦時に登場。ヒトツキ時代に一度洗脳したサナと交戦し追い詰めるが、サナのネコP(エネコ)とコルニのルカリオに敗北する。
関連イラスト
進化前・進化後共々剣のポケモンである故か、他のポケモンや人間が剣として持っているイラストが多い。
関連タグ
0679.ヒトツキ→0680.ニダンギル→0681.ギルガルド(シールドフォルム / ブレードフォルム)