ボチ(ポケモン)
ぼち
全国図鑑 | No.0971 |
---|---|
パルデア図鑑 | No.311 |
ローマ字表記 | Bochi |
ぶんるい | おばけいぬポケモン |
タイプ | ゴースト |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 35.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ものひろい/もふもふ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ボチ | 墓地+ポチ(犬に付けられるポピュラーな名前) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Greavard | grieve(嘆く)+greaves(豚などの脂肪かす、犬の餌とされる)+graveyard(墓地)+Briard(ブリアード) |
ドイツ語 | Gruff | Gruft(墓)+wuff(ワン) |
フランス語 | Toutombe | toutou(ワンちゃん)+tombe(墓) |
韓国語 | 망망이 | 멍멍이(ワンちゃん)+망(亡) |
中国語 | 墓仔狗 | 墓仔埔(ビン南語で墓地)+狗(犬) |
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で初登場した犬ポケモンの一種。
公式サイトにて、オレンジアカデミーの生徒によって撮影されたレポート動画「パルデア地方のゴーストタイプのポケモンの記録映像」にて公開された。
目元が大きく隠れるほどの灰色の体毛で全身が覆われており、ロウソクのような形状になった頭頂部には紫色の炎がほのかに揺らめいている。しかしほのおタイプは付いておらず、ゴースト単体である。
普段は頭頂部を出したまま地中で眠り、明かりで人が近寄ってくるのを待っている。近づくと不気味な声で鳴きながら地面から飛び出すため、ほとんどの人間はこのボチの行動に驚いてしまうようだ。
人と関わりを持たないまま死んでいった野良の犬ポケモンが生まれ変わった姿と言われており、そのためなのか寂しがり屋で人懐っこく、少し構っただけでも喜び、ひたすら後をついてくる。
パルデア地方ではパートナーにしやすいポケモンとしても有名だが、実は無自覚に人間の生気を吸い取っているという、ゴーストポケモンらしい一面を持っている。
PVでは、撮影にやってきたアカデミーの生徒と遊んでいたが、少しずつ生気を吸い取って失神させる事態を図らずも引き起こし、眠ったと思い込んでいるのか舌で舐めていた。
名前の由来は「墓地」および日本で飼い犬にしばしば与えられるポピュラーな名前「ポチ」。寂しがり屋ながら遊び相手の命を吸ってしまう設定から「ひとりぼっち」とのダブルミーニングとも考えられる。
ピィ以来の(同期も含めるとパモに続く)名前が2文字のポケモンでもある。
英名が「Greavard」である事を踏まえると、モチーフはおそらく犬の品種のひとつであるブリアード(Briard)。
その他候補としては墓地を守るブラックドッグの一種チャーチグリム。毛むくじゃらの容姿を考えると黒妖犬繋がりでヘアリージャックの要素が強いか。
スカーレット・バイオレット
他の子犬系ポケモンであるパピモッチやオラチフは序盤のエリアで出会える一方で、ボチの生息域は終盤エリアにあたるマップ北部に集中している。
野生出現の最低レベルも進化条件の30を超えており、後述の技の仕様もあって、ボチを愛犬としてパルデアを冒険するには色んな意味で難しい境遇にある(そのための事前PVでのお披露目だったのかもしれない)。
運が良ければ☆1のテラレイドバトルでLv.12の個体が登場するため、序盤の入手法としてはこれが一番現実的。無理をすればバッジ2個の北側エリアに侵入してLv.30のボチを捕まえたり、南5番エリアにいる進化後のハカドッグの固定シンボル(手強いが使用技の都合上イキリンコで完封できる)を捕まえる事は可能。
設定通り生息地では地面に埋まっていることが多く、プレイヤーが近づくと地中から元気に飛び出してくる。中には道沿いに3~4匹連続で埋まっていたり、ハカドッグを中心に5~6匹弧を描いて埋まっていることもある。
それ故、RTAでは小さく保護色になって見えづらい、真空判定でエンカウントするといった要素からお邪魔キャラ扱いされているというちょっと可哀想な側面も。
特攻と素早さが低い上で習得する物理ゴースト技もLv.41の「ゴーストダイブ」まで「したでなめる」しか覚えないが、カラフシティまでたどり着けばデリバードポーチでものまねハーブが入手できる。旅パに入れたいが使い難いというのならば、タマゴ技の「かげうち」を他のポケモンから教えてもらうという手段もある。
フリッジジムのライム戦ではDJ BOCHIとしてノリノリに踊っている個体が存在する。
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