CV:関智一
概要
アニメ「ポケットモンスター」シリーズのオレンジ諸島編から登場する、ポケモンウォッチャーの少年。年齢は13~15歳くらい。
製作者によると、オレンジ諸島の珍しいポケモンを描写するためのキャラクターであったとのこと。
尚、出身地や家族構成などは一切明かされておらず、レギュラーキャラの中では唯一の身元不明である。
当初のレギュラーだったタケシとの入れ替わりで登場したが、理由はアニポケの海外進出の際、タケシの容姿(特に細目)は外国人の受けが悪いだろうとスタッフが判断したためである。
しかし実際に放送が始まると、保護者ポジながら三枚目で女好きな性格のタケシはそのキャラの濃さから普通に海外でも人気があることが判明。そのために、金銀編への移行を境に立場を奪い返される形で、ケンジは初登場から現実世界の時間にして約8ヶ月でレギュラーから外れてしまった。
容姿
原作ゲーム(オレンジ諸島編当時に発売していた『ポケットモンスター赤・緑』)の登場人物をモデルにしていない、アニメオリジナルのキャラクターである。
人物
好奇心旺盛で観察力に優れる。
口癖は「観察させてもらいます!」。
ポケモンの生態に詳しく、絵が上手い。水や水素の化学式を言える知性派でもある。
公開当時「ルギア爆誕」を見ていたちびっ子たちは、彼が何を言っているか理解できなかったのではなかろうか。
また、同作の初期ビジュアル (広大なジャングルの上空に完成版とは全く異なるジラルダンの飛行船が浮いているもの)では、ラプラスはケンジの手持ちと勘違いされる場合があった。
たまに空気が読めず、余計な一言を言う事がある。
人の良い性格であるためか、カスミの長姉であるサクラにいい様に扱われてしまったりと、損な役回りをされることが多い。
ロケット団のヤマトとコサブロウの調査によると「人がいいのだけが取り柄の助手」。
オーキド博士に憧れており、自分のレポートを見てもらうためにサトシたちに同行。
オレンジ諸島編終盤でジョウト地方へ旅立つサトシと別れ、その後はオーキド博士の助手としてポケモンの研究や世話を行っている。
サイドストーリー(ポケモンサイドストーリー)ではヒロシと共に事件の推理をしたり、プテラに飛び乗ったり、超人的な早さで絵を描くなど中々の活躍を見せている。
その後のシリーズにおいては、金銀編ではオーキド博士の助手として準レギュラーポジションを保っており、AG編でもある程度の出番を得ていたが、DP編以降はめっきり登場回数が減り、OPや背景などに映っていたり、オーキド博士などから存在が言及されたりすることはあれど登場は無くなっていた。
その後新無印のマスターズエイト編にて、サトシの試合をオーキド博士やハナコと共に観戦する形で久々に姿を見せた。そして『めざせポケモンマスター』最終話「虹とポケモンマスター!」で声つき登場(AG133話以来17年ぶり)。オーキド研究所に向かう最中のサトシと再会した。
手持ちのマリル・ストライクも健在であり、コンパンはモルフォンに進化している。
手持ちのポケモン
関連イラスト
関連タグ
アニポケ ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ) オレンジ諸島編 ポケモンサイドストーリー
ケンジ:曖昧さ回避
コテツ:ベストウイッシュシーズン2に登場したライバルキャラ。頭に布類(ケンジはヘアバンド、コテツはバンダナ)を巻いている、優しい性格だがどこか抜けてる所がある、手持ちにみず複合(スワンナ)がいる…という点が共通している。