カブトとは、
本項目では6について記載する。
基礎データ
ずかん | No.140 |
---|---|
英語名 | Kabuto |
ぶんるい | こうらポケモン |
タイプ | いわ / みず |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 11.5kg |
とくせい | すいすい / カブトアーマー / くだけるよろい(隠れ特性) |
※すいすい:天候が「あめ」の時、「すばやさ」が2倍になる
※カブトアーマー:相手の攻撃が急所に当たらない
※くだけるよろい:物理技を受けると、防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる
進化
カブト(Lv40) → カブトプス
容姿
カブトガニの姿をしたポケモンで、体色は茶色。
4つの黄色の爪と背中の甲羅にある点の様な目が特徴。目は腹部にも付いており、赤く妖しく光っている。
色違いは、甲羅の部分が明るい緑色になっている。
因みにカブトガニは原始的な生物だが三葉虫とは関連性はないと言われている。
またあまり知られていないが、暗闇でも良く見える優れた視覚を持った生き物である。
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているポケモンで、「こうらのカセキ」から復活した化石ポケモン。
正真正銘の特性「カブトアーマー」の持ち主である。
非常に独特な鳴き声をしている。
古代生物の化石から再生したポケモン。
遠い昔に海だった地層から発見された化石で、海底に身を潜めたままの姿で化石になった物が偶に発見される(絶滅した訳ではなく、ごく稀に生き残ったカブトが発見される事もある)。
その姿は3億年前と変化しておらず、正しく「生きた化石」である。
なお、現実のカブトガニ同様に生きたカブトが普通に見られる地域があるらしく、カンムリ雪原もその一つであるようだ。
3億年前には砂浜で暮らしていたとされる。
硬い殻で身を守ったり、海底に身を潜めて背中に付いた目を光らせて辺りを警戒していたようだ。
公式監修書籍ではカブトガニの祖先とも亀の祖先とも言われているというトンデモ設定が記載されていた。ポケモン世界がまだ現実世界の延長線にあった時期の貴重な設定である。それにしても鋏角類であるカブトガニから爬虫類である亀へ進化するという奇抜な発想を記した当時の編集者も、後にそれに並ぶトンデモ進化をするポケモンが登場するとは思わなかっただろう。
第1世代では「おつきみやま」にて「こうらのカセキ」と「かいのカセキ」(後者は復元するとオムナイトになる)の二者択一でのみ手に入り、選ばなかった方はゲーム中では2度と手に入らない仕様だった為に悩まされたプレイヤーも多い。
ゲーム上の特徴
ステータスとしては「こうげき」80、「ぼうぎょ」90と進化前にしては高め。
反面「HP」や「とくぼう」はかなり低くなっている。
ステータスはある程度仕方がないが、問題は自力で覚える技等にある。
第1世代では、たった6種類しか自力での習得が出来なかった。
しかも「きりさく」と「ハイドロポンプ」を除いては低威力技しか覚えなかった。
また進化もLv40まで待たなければならず、多くのプレイヤーが苦汁を飲まされた。
一応わざマシンである程度の高威力技を覚えることが出来たが、みな特殊依存の技ばかりで、肝心の「こうげき」の高さを生かせる技が少なかった事も扱いの悪さに拍車を掛けた。
第4世代(『DP』)になってやっと自力で「アクアジェット」を習得可能となり、わざマシンでも物理技を習得可能となった。
前世代よりは幾らか育てやすくなったが、今現在でも進化させづらいポケモンの一匹として名を挙げられることがたびたびある。
余談
pixiv内で「カブト」と検索すると「仮面ライダーカブト」も検索してしまう。
「ポケモン」と一緒に検索しても、「カブトプス」もヒットしてしまうので、検索の際には少々手間が掛かる。
化石ポケモン一覧
No. | 名前 | No. | 名前 | No. | 名前 |
---|---|---|---|---|---|
138 | オムナイト | 139 | オムスター | 140 | カブト |
141 | カブトプス | 142 | プテラ | 345 | リリーラ |
346 | ユレイドル | 347 | アノプス | 348 | アーマルド |
408 | ズガイドス | 409 | ラムパルド | 410 | タテトプス |
411 | トリデプス | 564 | プロトーガ | 565 | アバゴーラ |
566 | アーケン | 567 | アーケオス | - | - |
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