ふかしのこぶし

ポケモンの特性のひとつ。

データ

初出	第8世代
効果	相手に接触する技を使ったとき、相手の身を守る技を無効化する

第8世代から登場した特性。

今のところウーラオスのみが持つ特性である。

身を守る技、たとえばまもるやみきり、キングシールドやブロッキング等を無効化して攻撃できるうえ、『接触攻撃を受けたときに相手の能力を下げる効果』も発動しない。

あくタイプを持つ一撃ウーラオスはキングシールドを恐れずギルガルドの弱点を突けるため特に相性がいい。

しかし、相手のダイマックスターンを消費するために使われるダイウォールは無効化できない。

さらにこの特性によって命中した技で身を守る状態は解除できない。そのため、ウーラオスが身を守る状態を無視して攻撃した対象に別のポケモンが同じターンに攻撃しても、普通に防がれてしまう。

また、接触技の場合でしか無効化できないため、じしんやいわなだれ等は普通に防がれてしまう。

なお、名前の通りパンチ技にしか効果の乗らないてつのこぶしに対し、こちらは接触技であればけたぐりだろうとずつきだろうと果てはかみくだくだろうと適用される。こぶし…？

英語名の「Unseen Fist」から、漢字にすると「不可視の拳」だろうか。

何気に「接触技に関する特性で数少ない攻撃側が有利になる特性」でもある（他には「かたいツメ」等）。