演:志田友美(二役)
「気を付けて。あなたは、運命を選ぼうとしている…」
「この先に踏み込めばもう二度と後戻りはできない。
最後まで戦い続けることになる。世界を己の色に染め上げるまで…」
概要
鎧武に変身しインベスと戦っていた葛葉紘汰の元に突如現れた少女。
髪の色こそ違うが、高司舞とそっくりな容姿をしている。
だが第3話やmovie大戦を見る限り別人であることが窺える。
「オルタナティブ舞」は字幕の表記であり、第23話ではDJサガラから「始まりの女」、movie大戦では「運命の巫女」と呼ばれている。
容姿
金髪のミディアムヘアに右目が赤、左目が茶色(金茶色?)のオッドアイ。
服装は白のオフショルダーのワンピースに金色の首飾りを着けており、茶色のブーツを履いている。
劇中での行動
第1話では何やら意味深な言葉を紘汰に投げかけ、ロックシードの使い方を示唆するような行動を取り姿を消す。
第3話ではヘルヘイムの森に入り込んだ仮面ライダーバロンこと駆紋戒斗、第5話では仮面ライダー龍玄に変身した呉島光実の夢に現れ、やはり意味深な台詞を投げかけた。
舞本人や紘汰に「沢芽市を去って幸せを掴む」道を勧めるような発言もしたり、紘汰に干渉するDJサガラに苦言を呈したりしている(これに関してはサガラから「お前が紘汰を気にかけるからだ」と返されている)。
正体
第42話ではヘルへイムの森から選ばれた「始まりの女」であることがDJサガラ=ヘルへイムの森自身から明かされた。その役割は禁断の果実を託す相手を選ぶこと。
舞は第41話でロシュオにより「始まりの女」の役割を託されるも、第43話で戦極凌馬によって黄金の果実ごと心臓を摘出され死亡してしまう。
だが、黄金の果実の力で舞は精神体となり、運命を変えるべく時を遡る。
結局のところ、その正体は始まりの女となり未来から干渉してきた舞自身だったのだ。
だが皆の運命を変えるべく届けようとした言葉は「時間の強制力」により曖昧な示唆程度の言葉しか紡ぐことが出来ず、さらに皮肉なことに彼女の干渉により黄金の果実を手に入れる候補者を過去のサガラに悟られることとなってしまっていた。
第44話では時空を彷徨った末に、本来の時間軸の未来を体現する、アーマードライダー達が戦う合戦場の世界に辿り着く。
紘汰を信じつつも自らがかつて置かれた境遇故に戒斗の掲げる正義も否定できず、2人の掲げる正義の間で思い悩むこととなる。
紘汰の夢の中に現れて運命を変えられなかった事を詫びるが、紘汰は舞に一人で背負い込むなと優しく諭す。しかし、舞はそんな未来をも戒斗が変えてしまうかもしれないと言う。