人物
福岡県立北筑高等学校卒業。「将来は教師になろうか」と漠然と考えていたが、信州大学農学部在学中に、演劇サークルで芝居も会話も上手い先輩に出会ったことで演劇活動を開始。1999年、嶋村太一、竹井亮介とともにコントユニット「親族代表」を結成し、年に1-2回の公演を行う。
舞台での活動を続けながら、30歳までにメディアの仕事が入らなければ辞めようと考えていたが、29歳でCMの仕事が入り始め、2007年、34歳の時にフジテレビ系のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主演の岡田准一をストーカーのように監視する公安の田中一郎役でレギュラー出演してからは次々と仕事が入るようになる。それまでは役者業だけでは食べていけなかったため、タクシー会社で無線をとるアルバイトもしていたが、翌年、「もうアルバイトをしなくても大丈夫」と妻から言われ辞めたという。
脇役としての出演が多く、「一度は顔を見たことがあるのに名前は出てこない俳優」と言われることもあるが、本人は主役よりバイプレーヤーの方が性に合っており、主役を輝かせる立場で演技をする脇役こそ、生きがいを感じると話している。演じる役の傾向としてはインテリキャラや偏執的な役などが多い。