概要
1950年3月22日生まれ。東京都世田谷区出身。ブルーベアハウス所属。
実父で映画監督の堀内甲を始め、親類には演劇の演出にゆかりのある人物が多く、堀内も当初は舞台演出志望だったが、桐朋学園芸術短期大学在学中にTBSのプロデューサーからスカウトされ、俳優としてのキャリアをスタートさせる。
役柄としては、主に温厚な性格の男性を担当することが多いが、精神に異常をきたした錯乱者や殺人鬼など、狂気的な悪役を演ずることも多く、さらには腹に一物あるような謎めいた人物を演ずることもある。
そうした実績を買われて、時代劇や特撮番組への出演も多い。NHKの大河ドラマには結構な頻度で出演しており、民放各社の著名な時代劇にも大抵出演しているなど、名脇役ぶりを遺憾なく発揮している。また、円谷プロのウルトラシリーズへの出演数は非常に多く、ファンからは『ウルトラマンガイア』の死神役や、『ウルトラマンネクサス』の松永管理官役などが有名。
結果的に、ニュージェネ以前の作品だけでも『コスモス』以外の6作品にすべて出演している。
最近では、東映の『仮面ライダードライブ』に出演して怪人役を演じており、ウルトラシリーズと仮面ライダーシリーズの双方で悪役を演じた俳優の仲間入りを果たした。
俳優以外の活動として、自身が在住している神戸市を中心としたボランティア活動が挙げられる。
元々はアトピー体質の長男の治療に適した環境として、1984年に当地へと移住したものであるが、移住から10年余りが経った1995年の阪神・淡路大震災の直後、ラジオ局での安否確認の電話応対を通して神戸市民の合言葉となった「がんばろう!!神戸」を提唱・発信した事が、現在にも続くボランティア活動の始まりとなった。
以来、同名の市民ボランティア団体を結成し、自ら行政との折衝にも当たりつつ避難所や仮設住宅などで被災者への支援活動を展開、さらに2002年には震災のみならず事件・事故の遺族も参加するNPO法人として、「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」を設立し、神戸以外にも全国各地におけるボランティア活動や、震災にまつわる事柄を中心とした講演活動を展開している。
2011年の東日本大震災をきっかけに立ち上げられた「たすきプロジェクト」の立ち上げにも関わり、阪神・淡路大震災での自身の経験から、「義援基金ではなく救援物資とメッセージを送る」事で被災地を助けようという趣旨を示している。
大の相撲好きとしても有名で、NHKの大相撲解説に呼ばれたことがある。
主な出演作
- 純と愛(待田謙次)
- ウルトラマンガイア(死神/破滅魔人ゼブブ)
- ウルトラマンネクサス(松永要一郎)
- ウルトラマンマックス(松永要二郎)
- ウルトラマンメビウス(松永市長)
- ULTRASEVENX
- シン・ウルトラマン
- ウルトラマンデッカー(浜野町長)
- 仮面ライダードライブ(真影壮一 / ロイミュード001→フリーズ・ロイミュード)
- 動物戦隊ジュウオウジャー(大岩源九郎)
- 映画刀剣乱舞(審神者)
- 笑うマトリョーシカ(小松政重)