概要
初登場は『ドラゴンクエストⅩ』。多くの災いをもたらすため6本の腕(そのうち武器を4つ持っている)をそなえたゾウの獣人。魔王の使いのように腕がたくさんあるモンスターの例にもれず、一度に2回攻撃をしてくる。他にも、「バギマ」や「バギクロス」といった風属性の呪文を使い、「めいそう」で自分の体力を回復してくる。
実は料理が趣味という家庭的な一面を持っており、普通の3倍のスピードで絶品料理を作りあげる。
『ドラゴンクエストⅪS』以降の作品では海外展開において元ネタとおぼしきガネーシャが宗教的にNGと判断されたのか、別の姿やモンスターに変更され始めている。
ナウマンボーグ系のモンスター
- ガネーシャエビル
大量の魔瘴を浴びてしまい魔神と化した象の神様。ナウマンボーグと同様に一度に2回攻撃してくるうえ、激しく切り裂いたり、激しい雄叫びをあげてきたりしてくる。
6本の腕に握る武器はそれぞれスキルを極めており、今後はブーメランやムチにも手を広げるつもりらしい。
- キングエレファント
金色をしたガネーシャエビルの転生モンスター。元々は聖獣として崇拝されていた象のモンスターだったが、仲間の象たちの牙を狙うハンターへの怒りが積もり積もって怨念と化し聖獣を魔獣へと変えたものである。
使用する特技はガネーシャエビルのものに加えて、「ベホマラー」も使ってくる。「ベホマラー」を使えるのは聖獣だったころの名残らしい。
- 邪教祖サダク
クエスト「たったひとつの絆」に登場するメインストーリーのボスモンスターのひとり。セレドの大人たちの悲しみを利用し、彼らをたぶらかして町の人々の祈りを魔像に集めさせ、偽りの世界と真の世界を入れ替えようとしていた。基本的に「はげしいおたけび」や「はげしくきりつける」といった行動をするが、「マヌーサ」や「マホカンタ」、「呪いの言霊」でこちらからの攻撃を封じてくることもある。
オフライン版では上記の理由ゆえかなげきの亡霊の姿に変更され、行動パターンも「魔力かくせい」や「ドルマドン」に変更された。
- ファラオ・エレフ
勇猛果敢さを誇る戦技に長けた秘宝の守護者で、「ピラミッドの秘宝」第二の霊廟のボス。金色の得物を持った黒いナウマンボーグのような外見をしているが、細部が異なる。常に2回攻撃で、攻撃力も高い。「はげしくきりさく」「はげしいおたけび」「ルカナン」といった特技を使ってくる。
- ナウマンムーア
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅪ』限定のモンスター。とある条件を満たすことで戦うことのできる、第6の魔王の力を受け継いだモンスター。
『ドラゴンクエストⅪS』ではセルゲイムーアに変更された。