概要
『ドラゴンクエストⅧ』で初登場したワイトキング系のモンスター。旧修道院跡地の元院長のゾンビであり、疫病で死亡した憎しみと病による苦しみを晴らそうと襲いかかってくるが、マイエラ修道院の院長室への抜け道を通せんぼしているに過ぎず、ストーリーへの関わりは薄い。
倒すと光が差し込む形で成仏するが、仲間達からの反応は特に無い。
「ベギラマ」を唱えるほか、くさった死体とがいこつを呼び出すこともある。
ニンテンドー3DS版の追加ダンジョン「追憶の回廊」では強化版の追憶の亡霊が登場する。呪文のラインナップが強化され、呼び出すお供も強い。
『ドラゴンクエストⅩ』では一般モンスターとして登場。
なげきの亡霊系のモンスター
通常モンスター
- デスプリースト
『ドラゴンクエストⅧ』で初登場。暗黒神ラプソーンに仕える神官。
ラストダンジョンである暗黒魔城都市の奥深くで出現。
「メラゾーマ」と「イオナズン」だけでなく、「ザオリク」を唱えるほかグールとしりょうのきしを呼び出す。
クリア後はスカウトモンスター「プリスト」が登場する。
『ドラゴンクエストⅤ』に登場したデッドエンペラー系のモンスターとは別種。隠しダンジョンの竜神の道に生息し、「バギクロス」や「マホトーン」を唱えるほか、たまに2回行動及びグールとしりょうのきしを呼び出す。
ニンテンドー3DS版ではスカウトモンスター「トキ」が登場する。
- ロードコープス
『ドラゴンクエストⅨ』の宝の地図の洞窟(氷かつ高レベル)に生息。「ドルモーア」(暴走あり)だけならまだしも「ザラキーマ」や「メダパニーマ」まで唱えるうえ、呪文を封じにくい。また、杖で殴られると攻撃を受けたキャラのMPが少し減ってしまう。
ボスモンスター
- パルカラス亡霊王
『ドラゴンクエストⅩ』のプクランド大陸のパルカラス王国(現メギストリス王国)の元国王。娘メギストリスを溺愛する一方で国民を省みないことからフォステイルに国を追われ、その逆恨みから部下と共に自害し、亡霊となって逆襲を試みるも封印されてしまう。
イッドの騒動で封印が解けた。
- ファラオ・デス
『ドラゴンクエストⅩ』のピラミッドの秘宝の第一の霊廟のボス。
- 死の悪夢
『ドラゴンクエストⅩ』の夢現篇クエスト「悪夢の終焉」で戦うこととなるボス敵。
- タリスマンの守護者
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.5)のボス敵。リドのタリスマンを守っている。
- デスライラ
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3)のクエスト「生き返る村」のボス敵。シスター・ライラがリンジャの塔の怨念に憑依された姿で、デスプリーストと同色。
- 邪教祖サダク
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.2)のクエスト「たったひとつの絆」のボス敵であるサダクのオフライン版での変身形態で、なげきの亡霊と同色。
オンライン版ではナウマンボーグの色違いだったが、ガネーシャに似た姿が宗教上の理由で変更されたと思われる。
- フェルノーク王(CV:多田野曜平)
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』に登場。モンスタレアのフェルノーク国の王であり、同じくモンスタレアの王であるモーリアス王、ダラル王と共に大峡谷で全面戦争に参戦する。
ダラル王の持つ「破滅のつるぎ」によって操られていたため、つるぎが壊れた後は主人公達に協力するようになる。
他の同種のモンスターと比べて一回り大きい体格を持ち、王冠を被っている。
因みに声の担当の多田野曜平氏は、ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』でもオセアーノン役で出演している。
- 強奪王ブンドルド
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』に登場。ダークマスター四天王の一角で、ブレイク化によって巨大な体でその所々が異形と化し、服が破れて臓器がはみ出たワイトキング。歓楽の霊道を支配しているが、ほとんど手下に任せっきりで、自身はアンデッドガーデンの地下に引きこもっているため、住民からは臆病者と馬鹿にされている。