※色々な作品に「アイスドラゴン」は登場しているが、ここでは星のカービィシリーズに登場する敵キャラクターを紹介する。
概要
つぶらな瞳で、ぽっちゃりとしたお腹と短い尻尾が特徴的な、氷のパワーを持ったドラゴン。頭身は、カービィの2倍程度。
『星のカービィ2』よりボスキャラとして登場し、住処である氷の洞窟に入り込んだカービィに襲い掛かる。
尻尾を回しながら冷凍ブレスを吐き出したり、高く跳び上がって押し潰そうとしたり、着地の振動でツララを落とす他、氷の柱を尻尾で弾き飛ばしてくる。
さらに体力が減ると氷の息による間合いの詰めが早くなり、氷の柱を2連続で発射するようになる。
下記の通り登場作品自体はそこそこあるのだが、他のキャラが描いた偽物だったり、本人を再現したホログラムだったりと、とにかくなかなか本人が登場しないということで有名なキャラクター。
見た目やダメージを受けた時に一瞬涙目になったりする等、ドラゴンというボスらしい要素と独特の可愛さを両立している事から密かに人気のあるキャラだったりする。
登場作品
上述の通り、レベル4「アイスバーグ」のボスとして登場。
アドが描いたイラストが実体化し、カービィと戦うことになる。場所が洞窟でないためか『星のカービィ2』で使われた一部の技は削除されている。
ポップスター1-2で、またしてもアドレーヌの描いたイラストとして戦うことになる。
エリア2のボス・ホログラフ防衛システムズの作り出した3番目のホログラムとして「ホロ・アイスドラゴン」が登場。久々のボスとしての登場&まさかの3D化に古参プレイヤーは涙した。
基本的な技の内容は『星のカービィ2』準拠で動きも当時のものを忠実に再現している他、アニメで使っていた雪の結晶を飛ばす攻撃が逆輸入されている。
エクストラモードに当たる「メタナイトでゴーリターンズ」では強化版の「Re:ホロ・アイスドラゴン」が登場する。ホログラ厶が紫一色であるため配色は分からないものの、腹に網目模様がつき、背中のトゲが鋭くなる。
こちらの説明文では「太古から存在していた」とのことで、後の作品を想起させる内容になっている。
世界観的には太古の話ではあるがとうとう本人が22年ぶりにゲームに登場。動きは「ホロ・アイスドラゴン」のものと同様。
場合によっては何故か火山エリアにいることも。本人も「どうしてぼくはこんなところに・・・」と戸惑い気味である。
『みんなで!カービィハンターズZ』に引き続いて登場。本作では新たに電気の力を持ったエレキドラゴンという亜種も登場。
エレキドラゴン・フレイムガルボロスと合わせて「チームトリプルギドラズ」として登場することもある。
アドレーヌが描く絵として登場し、さらにアイスドラゴンを操作することができる。初登場の『星のカービィ2』から23年越しで初のプレイアブルとなった。
漫画版のアイスドラゴン
内気で心配性な性格として登場したことがある。終盤では別個体が相撲部屋の親方として登場。
アニメ版のアイスドラゴン
第20話『さよなら、雪だるまチリー』で、猛暑に苦しむデデデがナイトメア社からダウンロードした「魔獣」という設定である。
他の原作からの登場キャラにも言えることだが、唇がある、身体と首が長い、腹やトゲが黄色ががっているなど若干のデザインの違いがある。
最初は可愛い鳴き声をあげるほど小さかったが、それでもデデデを凍らせるほどの力を持っており、彼を凍らせたあとは、瞬く間に城の外へ飛び出し、南の国であるププビレッジを雪国にしてしまう。
アニメ終盤では、元の数十倍程の大きさになっており、カービィを倒すために雪だるま「チリー」を生み出していたことが判明し、デデデの命令で「カービィを倒せなかった役立たずのチリー」を踏み潰そうとするが、チリーを助けに入ったカービィに阻止される。
そして、吸い込み攻撃をおこなうカービィに対して極寒のブレスを吐き、それを吸い込んだカービィは身体を冷やしてしまう。また、フーム達目がけて「雪の結晶カッター」を口から発射しているが、駆けつけたメタナイトによってカッターは一刀両断され、カービィがそれを吸い込んだことで、アイスカービィに変身する。
氷の息を吐くドラゴンだけあって寒さには強く、カービィの冷たい吐息なんぞ「アイスドラゴンは涼しげだ!」といった感じで効果がない。しかし、チリーにデデデのスノーモービルで体当たりされ、その間にカービィが口の中に入り、体内を冷やされたことで内側から氷漬けにされ、名前通り「氷のドラゴン」にされて倒される。
アイスドラゴン・ロボ
第28話『恐怖のデデデ・ファクトリー』で登場し、『デデデ・ファクトリー』で村人たちを騙して密かに作らせたアイスドラゴンを模した操縦式ロボットである。
アニメ内では、デデデとエスカルゴンが顔部分のコックピットに乗って操縦し、ロボを壊そうとクレーンで立ち向かってきたブンやカービィを、強力な冷気ガスで攻撃している。
また、完全なロボットであるため前述のアイスドラゴンのような戦法は通用しないが、アイスカービィが工場内のスチームエンジンを凍らせて破壊したことで炎上し、ロボが急激に熱せられたことで爆発し、倒された(その爆発でデデデとエスカルゴンはコックピットごと遠くへ吹き飛び、某悪役のようなデデデ型の爆風を残している)。
ちなみに、アニメのパイロット版にも登場している。
こちらはカービィに吸い込まれてそのまま「アイス」をコピーされ、冷気を吐いてダークマターを凍らせた。実はパイロット版と本編の両方に登場しているキャラはレギュラーキャラを除けばこのアイスドラゴンとブロッキーくらいである。
関連イラスト
アニメ版
関連タグ
エレキドラゴン ガルボ(星のカービィ) フレイムガルボロス レッドドラゴン