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解説編集

星のカービィ2』においてデデデ大王に憑依していたダークマターを倒すと変身する第二形態で、真のラスボス。

リアルの意味には「あるがまま、そのさま」という意味があること、後の作品でのこの形態が「ダークマター」で表記されている事から、こちらがダークマター本来の姿と言っても過言ではない。


外見編集

大きな一つ目を持つ黒い球体の様な姿をしている。

周囲には花びらのような突起物が付いているが、実際は平べったい形状ではなく丸いエネルギーボールの連なりである。


攻略法編集

上記の突起物を飛ばす攻撃、目から放つ黒い光弾や稲妻、横方向への体当たりを戦力とする

基本的にはダークマター同様、虹の剣による直接攻撃ではわずかなダメージしか入らないため、エネルギーボールを剣で跳ね返して当てることでダメージを与えていくことが主な戦い方となる。

大きな違いは、ダークマター戦では宇宙空間に逃げるダークマターを追ってカービィも虹の剣の力で宇宙まで飛び上がって戦っていたのに対し、リアルダークマター戦では逆にポップスターに向かって落下しながらの戦いとなる。始まってから1分30秒ほど経過すると大気圏に突入し、カービィがおよそ4秒毎にダメージを受け続けてしまう。あっという間にゲームオーバーになってしまうので大気圏に入る前に決着を付けたい。


リアルダークマターを倒したカービィは力を使い果たしたのか意識を失い、虹の剣と共にポップスターの大気圏へ落下していくが…。


大気圏に向かって落下しつつ戦闘して気を失う程度で済むのもカービィの強さたるや。


星のカービィ3のダークマター編集

星のカービィ3』等にも同様の姿で登場するが、こちらは剣士での形態が無くなったためか名前は単に「ダークマター」となっている。

そのため、議論の時に『星のカービィ2』のリアルダークマターと混同されることが多い。


簡単な見分け方は、球体の色。

紫色なら『2』のリアルダークマター、黄色かオレンジなら『3』以降のダークマターである。

リアルダークマターがオレンジの方のイラストになっている本はあったが、プププ大全やキャラクター大図鑑を見るに『2』のリアルダークマターだけは紫なのだろう。

ダークマター×2


戦闘BGM編集

星のカービィ2編集

正式曲名:「VS.リアルダークマター」

作曲者:安藤浩和もしくは池上正


威圧的なイントロから始まり、ひたすら不安を煽るようなメロディーが続く。

第1形態同様1ループは30秒ほどと短め。


星のカービィ3編集

正式曲名:「VS.ダークマター」

作曲者:石川淳


『2』とは全く別の曲が使われている。

重々しいイントロが終わった後は、非常に疾走感に溢れた曲調に様変わりする。


ロボボプラネット編集

正式曲名:「暗黒の復刻」

編曲者:安藤浩和


クローン剣士ダークマター戦で流れる、「VS.リアルダークマター」→第1形態の戦闘BGMのメドレー。

電子音やピアノが多用されている。


スターアライズ編集

『2』と『3』両方のアレンジが存在する。


正式曲名:「ダーククラウディ」

編曲者:安藤浩和


星の○○○○リック&カイン&クーを選択するとバルフレイナイト戦で流れる。

「VS.リアルダークマター」と「クラウディパーク」のメドレー。

不穏な曲調の「VS.リアルダークマター」からオリジナルフレーズに入り、サビの4/4拍子になった「クラウディパーク」で一気に希望に満ち溢れた展開に持っていく構成。


正式曲名:「ダークマター イン ザ ハイパーゾーン」

編曲者:安藤浩和


こちらはグーイを選ぶと聴ける「VS.ダークマター」のアレンジ。

原曲の雰囲気はそのままにオーケストラ風になっており、Switchの音源で演奏された正統派リメイクとなった。


余談編集

因みにこの形態は何故か登場して行く度にどんどん扱いが悪くなっていく傾向にある。

初登場作品こそ第2形態で中々の強さだったのだが、後に発売された3ではどういう訳かラスボスであるゼロの前座という一般兵のような扱いにされてしまい、64ではアドレーヌの絵としての中ボス扱いになってしまい、極めつけにはアニメパイロット版ではアイスをコピーしたカービィにあっさり氷漬けにされるという殆どザコキャラみたいな扱いにされてしまった。

その後はあつカビが発売されるまで11年間も出番が全く無くなり、非常に哀れなキャラクターと化している。

また、何気にデデププにもこの姿が登場しているが、通常形態とは異なり僅か1コマしか登場していない。更に登場回はあの消しゴムバブルの話で、作中では悪い政治家としての登場であった(因みに口が描かれている)。台詞も「おぬしも悪よのう」の一言のみ。

なお、アニメのパイロット版ではナイトメアの手下扱いではあったが、ロボボプラネットではクローンという形でクィン・セクトニアギャラクティックナイトと同格として扱われ、スーパーカービィハンターズではナイトメアは本人ではないにしろ、セクトニアの部下である前作のタランザと同ポジションとして扱われ、本人なのかは曖昧にしろギャラクティックナイトに瞬殺されるなど間接的に下剋上を果たしている。


関連タグ編集

星のカービィ 暗黒物質 ダークマター ゼロ グーイ

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