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淵源を巡る英雄

えんげんをめぐるえいゆう

淵源を巡る英雄とは「スーパーカービィハンターズ」に登場するボスである。
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この記事には『スーパーカービィハンターズ』の重大なネタバレを含みます。

ネタバレを避けたい方や未クリアの方は閲覧を控えることをお勧めします。























































ふくしゅうの マントの 魔法使いによって

古の英雄が よびさまされた!

銀河最強の 力が 目の前に 立ちはだかる!


概要編集

古の英雄にして 銀河最強の 戦士!

おそれるな ハンターズ!

4人の力を 今こそ 見せてやれ!


スーパーカービィハンターズに出てくるボスで、今作のラスボスである。

闇の王の一件以来、カービィハンターズへの復讐に狂うもラストバトルで追い詰められたアナザーナイトメアが最終手段として異空間ロードから呼び出した古の英雄。呼び出されるや否や、ロボボプラネットの時よろしくいきなりアナザーナイトメアを斬り捨てて消滅させ、そのままバトルに突入する。

その姿はウルトラスーパーデラックス以後、様々な作品に幾度となく登場しているギャラクティックナイトそのもの(ただし、ゲームの仕様か一回り大きい)。

アナザーナイトメアがナイトメアウィザードと違う存在であるのと同様、彼もまたギャラクティックナイトとは異なる存在と思われる……が、作品によっては時空を超えて現れているため、彼についてはアナザーではなくギャラクティックナイト本人であると考えることも十分できる。


英名は「Aeon Hero」。色味は似てるがこれらは関係無い。


実はギャラクティックナイトが(カービィが戦う中で)ラスボスになるのはカービィシリーズ史上初のことである。これまでは、本編には一切関わらない裏ボス的立ち位置にあることが多く、本編のストーリーでは一切カービィと関わったことのない彼としては異例ともいえる。(ボスラッシュ系列は明確にロボプラでパラレルと明言されている)


「ラストバトル」の後半と「スーパーラストバトル」の2回にわたって戦う。どちらも、過去作におけるギャラクティックナイトやその派生種にアレンジを加えたものがほとんど。


強化形態編集

淵源を巡る英雄 光と闇


淵源を巡る英雄・光(推奨レベル 60)

淵源を巡る英雄・光

淵源を巡る英雄が 再び 降臨!

世界の 運命をかけた さいごの 戦いに

いどめ! スーパーカービィハンターズ!


ストーリークエストの最後に出る「スーパーラストバトル」にて登場。通常のギャラクティックナイトに仮面などの装備がより白くなり金色の紋章が現れるなどの変化が起き、更に神々しく変化を遂げた彼と戦う。推奨レベルは60で、それなりにZ強化した装備が無いと苦戦は免れない。今作で追加されたSZ強化した装備があればレベル50代くらいでも十分善戦できるので、もしジェムリンゴにそれなりの余裕があるならSZ強化した装備で臨むと良い。

「光」の場合に彼を倒すと羽根を残して消滅する。

淵源を巡る英雄・闇(推奨レベル90)

Spear of mind

光なき 暗黒に そまる 古の英雄…!

この 巡る 戦いに 終止符を!


いけ! 真の スーパーカービィハンターズ!

クリア後のわいわいクエストで最後に発生する「スーパーラストバトルEX」にて登場。光なき暗黒に染まり毒々しい色合いとなった彼と戦う。竜巻の色などが黒く禍々しいものになっている。シールドでは防げない攻撃も多いため、十分なレベルと装備がなければ太刀打ちできない。

「闇」の場合に彼を倒すと再び封印され、ディメンションホールに吸い込まれていく。(この際、姿が消えると同時にどこかで見たことのある炎らしきものが一瞬放たれる。)


星のカービィキャラクター大図鑑には、淵源を巡る英雄 光が一度敗れて復活しこの戦いで闇の姿になったことが書かれている。


注意すべき技編集

おなじみの技でも大きなアレンジが加えられているものについて特記する

  • トルネイドアタック

竜巻になって突進する技。光か闇になると、溜めてから繰り出すことがあり、この時は最後に中央から縦長の竜巻を放ってくる。

  • レボリューションソード

おなじみの画面中央から放つ回転ビーム。光か闇になると、通った地面から火柱が上がる。

  • 時界大斬閃

ストーリーの初戦以外全てにおいて、2連続で繰り出すパターンが存在する。余談だが、かの異空由来のものが映りこむことがある。

  • トゥエンティファイブエナジーシャワー

ロボプラでの20本からさらに数を増やし25本になった。増えただけでなく、闇になると撃ち上がった方向の端だけが安全地帯となり、フルヒットで直撃すれば秒30回の超多段ヒットによる万越えダメージのオーバーキル(当然だが即死)。更に、降り注ぐものがかの破神の封印に使われ、フレンズハートの元になった心の槍に変化する。1人プレイの場合、CPU操作のカービィが安全地帯へ回避しない事が多く、運良くこれをギリギリ耐えきったとしても直後の火柱レボリューションソードで殲滅される為、「1人も力尽きずにプラチナメダル」獲得において最大の障害となる(運ゲーではあるが理論上達成可能)。大斬閃で映り込むものも踏まえるとかなり意味深だが、関連は謎のままである。


戦闘BGM編集

通常版編集


ギャラクティックナイト戦BGM「銀河最強の戦士」のアレンジ。

原曲よりもさらにエレキギターの音が強調されている。


光・闇編集


こちらも「銀河最強の戦士」のアレンジ。

前半部のフレーズを2回繰り返し、バイオリンを主体に用いているなど、原曲とはまた違った雰囲気を与えている。


残された謎編集

彼との闘いでは後半戦に入る際の表記が「おこっている…!」ではなく「力を解放した…!」になっていたり、フレンドメテオを喰らって気絶した際もアナザーナイトメアや闇の王でも頭の上に星が回っていたが、彼はそれが全く出ない小説版では、ギャラクティックナイトには「一切の感情が宿ってない」という表記があったがそれとの関連性は不明。

(その一方で小説版スーパーカービィハンターズの話では「仮面の奥で笑っているかのよう」と評されている)


淵源を巡る「英雄」と表記されているが、彼は本編では銀河最強の剣士、戦闘狂とされていることが多く、何故そのような表記なのかは不明。

もしかしたら、彼もかつては、メタナイトのような正義感を持つ剣士だったが、力に溺れ全てのものを蹂躙する戦闘狂に成り果てたのかもしれない。


又、上記の通り闇の時にトゥエンティファイブエナジーシャワーの剣が、スターアライズに登場した心の槍になっていることから、ハイネスが解読しきれなかった古の書物に記されていた「かつて闇を生み出し続けていたニルの始祖を四本の心の槍で封印した、四人の英雄」の一人ではないか?という考察が考えられる。(ただし前作のようにパラレルワールドの外伝である可能性がある為、真偽は不明。と言っても彼は時空を超えることができる存在なのでそうあってもおかしくはないが。また、古の書物は解読不十分だった為、伝承が捻じ曲げられている可能性も否定出来ない。そして最新作にて、とあるキャラある事件解決後、出現した異空間ロードを潜った事で、この世界にやって来た為、その信憑性はかなり高くなった。)


ラストバトルにおいて、彼は武器を掲げて闇または光をかき集め、吸収するような動作をするが、かき集めたエネルギーの出所は不明。


ちなみに、ヒーローソードのレア14そうびとして冥王の斬閃バルフレイと極楽の鱗羽バルフレイが登場しているのだが、他のレア14そうびのモデル(マスクドデデデクィン・セクトニアマルク)がいずれも作中で重要なポジションにいたり、前作のレア9装備のモチーフとなったキャラ(ダークマインドタランザマホロア)と密接な関係を持つことから違和感の拭えないチョイスではあった。前作のキングD・マインドと相対することで初めて真相を知るという演出と同じ伏線が敷かれてはいたのだが案外気づいた人は少なかったようだ。逆に言えばこの後のストーリー展開に彼が絡むという伏線であったと言えるだろう。


その後、NintendoSwitch内のゲームニュースにてデザイン案を専用曲と合わせてPV風に紹介された。

また、その記事では熊崎ゼネラルディレクター曰く「あの銀河最強の戦士に似た英雄」と同一人物かについては暈されたが、

  • 当初はエフェクト違いが有力案だったが、デザイナーの案で強化版はかつて英雄だった頃の彼を想像させる様々な装飾が施された姿にした
  • 異空間ロードを抜け、夢幻異界に降臨した特殊性とこの世界ではまだ名前が無い事から「ストレートな名前にしたくない」という東藤ディレクターの提案から、「淵源を巡る英雄」という二つ名のような表現で呼ばれている(その点ではキングD・マインドと似ている)
  • あの後も異空間ロードを彷徨い、いつかどこかの世界に降臨するだろう

といった裏設定が公表され、ギャラクティックナイトとの関連性が示唆された。


星のカービィWiiデラックスのギャラクティックナイトは、紫色のクリスタルの封印を「”ジェム”の封印」と表現したり、「レボリューションソード」が淵源を巡る英雄・光及び闇のものと同等の性質になっている事から、カービィハンターズシリーズ、そして淵源を巡る英雄との関連性がうかがわれる。


関連タグ編集

スーパーカービィハンターズ

ギャラクティックナイト バルフレイナイト

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