星の夢に 入力されている データの中でも
かなりの 強さをほこる 黒き剣の使い手。
クローン化に せいこうした ものの、かいせきは
データの 一部に すぎず、その正体について
いまだ、全ようかいめい には いたっていない。
(太字は本来橙字)
概要
『星のカービィロボボプラネット』の「メタナイトでゴーリターンズ」に登場するボスキャラ。
メタナイトを主として認めた星の夢が彼の願いを叶えるために創り出した剣士の一人。剣士姿のダークマターをベースとしている。
歴代のダークマター族と異なりシューティングでなくアクションで、しかも数字シリーズと接点の無いメタナイトで戦うという変わった展開となっている。
戦闘時は『星のカービィ2』同様フィールド内を頻繁に移動しながら剣から光弾やビームを放ってくる。この光弾は『2』と同様に跳ね返してダメージを与えることができる。ある程度体力を減らすと腹部に目玉が出現し第2形態が使用した回転しながら放つ衝撃波や電撃、オレンジ色の球体を飛ばすなどして攻撃してくる。
メタナイトで戦う場合、この球体を破壊するとメタポイントが2ポイント手に入る。
「真 かちぬきボスバトル」ではクローンセクトニアとの連戦となる。
倒された後、ドロドロの塊に成り果てるが最後の一瞬だけ、ダークマターの本来の姿であるリアルダークマター(以下"リアル形態")の姿を見せている。
星の夢に入力されていたデータの中でも強力な存在であるとされているが、実際にはデータの解析が不足しており、オリジナル程の実力は持たないらしい。実際虹のつるぎの直接攻撃ではほとんどダメージを与えられなかった『2』と比べると、普通の攻撃が通用するほど耐久力に大きく差がある。
クローン化に至っては「なんとか成功した」レベルであり、その正体はハルトマンワークスカンパニーの技術力を以てしても解明しきれておらず、謎に包まれたままである。
それ故に星の夢からは「モノたりナカッタかもしれマセンネ」とコメントしている。
そもそも、何故ダークマターのデータまで星の夢に入力されていたかも不明。デデデ大王のクローンであるクローンデデデが作られている事から、かつてダークマターが憑依したことがあるデデデ大王のデータを採取した際に因子のような物が付いていたのかもしれない。
星の夢曰く「この星の」との事らしいが、ダークマターは宇宙に漂う黒い雲から生まれた存在であり、ポップスターの出身ではない。
あくまで現地調達したデータである為、彼の倒された場所であるこの地を出身地と勘違いしたのだろう。
今作では所持する剣の刀身を虹の剣のように輝かせているが、Miiverseのスタッフルームによると、これはクローン元のデータに遺されていた虹のつるぎに対する意識を、メタナイトという強敵に出会ったことで具現化させたものとのこと。
ちなみに目が星の夢と似た雰囲気になっている。
第2段階では目が赤くなる。腹部に目玉が移動した時は、オリジナルと同じ雰囲気の目に変わる。
名前に「クローン剣士ダークマター」とあるのはリアル形態との混同を避けるための措置と思われる。これは、初登場作品以降におけるダークマターがリアル形態の方を指している事が多いが故である。
なお、ダークマターが登場したのは『あつめて!カービィ』のミニゲーム「カービィマスター」以来5年ぶりであり、本編作品でのボスとしての登場では『3』以来実に18年(『2』の剣士形態から数えると21年)振りである。
『星のカービィWiiデラックス』では、「わいわいマホロアランド」のなりきりおめんとして登場。何故か『2』の剣士ではなくクローンが選ばれている。ただボイスは『2』でのSEが使用されているので誤植の可能性も否めない。
戦闘BGM
正式曲名:「暗黒の復刻」
作曲者:安藤浩和
『星のカービィ2』におけるダークマター戦・リアルダークマター戦のミックスアレンジ。リアルダークマター戦のBGMから始まり、途中でダークマター戦のBGMに代わる。
クローンなので「復活」ではなく「復刻」である。
関連イラスト
関連タグ
夢の対決:間接的にではあるが、担当ディレクターの違う剣を使うボスキャラ同士の対決がついに実現した
ミズチ(KOF):「過去作品のラスボスとして登場した強大な存在のデータ(遺伝子)の一部を用いて戦わせるためだけにクローンとして生成されたものの、解析は不完全極まる存在」「プレイヤーキャラに敗れるとそのまま死亡する」「戦う相手が(一部を除いて)元の作品(KOF97)とは関係ないため一種の夢の対決になっている」という点が共通するボスキャラクター。