概要
雪だるまの姿をした敵キャラ。
吸い込むとフリーズをコピーできるが、
スーパーデラックス、ウルトラスーパーデラックス、スターアライズではアイスのヘルパーとしても登場。
星のカービィ64ではチリーをリフトアップする事が可能で投げる事が出来る。
その時に投げるとチリーが2つに分裂して攻撃し、能力を持っている敵に当たるとアイスとそれと合体したコピー能力が生まれる。
「あたたかくなって消えてしまう前に、世界のはてまで旅する事」を夢見て、アイス特有のダッシュ「かっそう」とすばやさアップの恩恵を受けて、世界も宇宙も火山でさえも、猛スピードで駆け抜けていく。
また、コピー能力の都合上、Mr.フロスティをフレンズ化させるとこいつになる。
通常のフレンズヘルパーとしては唯一、フレンズスター搭乗時に氷属性を扱える(属性付加ではダメ)。
メディアミックス
漫画やアニメ等での相棒っぷりから『ヘルパーや一般フレンズの代表』と言えるキャラとなっている。
アニメ版
CV:故・水谷優子
第20話「さよなら、雪だるまチリー」で初登場する。
見た目はゲーム版に比べてかなり大きく、カービィの2倍以上はある。
鳴き声も全部「チリー」であり、ブンによると相手の言葉を理解できるらしい。
カービィと会ったばかりのときは周りに馴染んでいたが、彼らが雪合戦をしている最中、急に悪い顔をしてカービィ目掛けて氷柱を落とそうとする(その後のフームの言動から、彼女はチリーがカービィに氷柱を落とす瞬間を見ていたと思われる)。しかし、スキーで止まれなくなったデデデがカービィを除けたことで、無意識に氷柱を避けられてしまう。
カービィに氷柱を落とすのを失敗したチリーは、今度はカービィと2人っきりで凍った池のある場所に移動し、池の上でおもいっきりジャンプして氷を割り、カービィを溺れさせようとする。しかし、自身も溺れそうになってしまい身体が溶けそうになるも、カービィが引きあげてくれた上に、溶けかかった身体に雪をくっつけ、元に戻して貰った。その後、それを見ていたフームにチリーは叱られてしまうが、カービィは「チリーを怒るな」と彼女をなだめる。
アニメ終盤、カービィに招待されて家で一緒に寝泊まりすることになり、カービィを攻撃する絶好のチャンスとなるが、チリーが大好きな彼の寝顔、カービィと仲良くなったことで断念してしまう。
その後のデデデのセリフから、チリーは「カービィを倒すために、アイスドラゴンの雪から生み出された」ことが判明し、カービィを倒せなかったチリーはデデデに見切りをつけられ、生みの親であるアイスドラゴンに踏み潰されそうになる。
しかし、踏み潰される直前にカービィに助けられたことで、チリーはアイスドラゴンがいなくなると自分は生きていけないことを知った上でカービィに協力するようになる。そして、カービィと共にデデデのスノーモービルに乗ってアイスドラゴンに体当たりし、アイスドラゴンを倒すための助太刀をした。
アイスドラゴンが倒されたあとは、気温が急上昇したことで溶けて小さくなってしまう。その後、カービィに流氷の上まで運ばれて彼に別れを告げ、チリーの身につけていた帽子と首輪が海に沈むシーンは、カービィファンの間でも屈指の感動シーンと名高い。
第47話では魔獣カタログに載っており、ホーリーナイトメア社の魔獣であることが判明している。
第66話ではチリーの氷像が登場した。
プププヒーロー
メインキャラクター兼ツッコミ役。続編の「ウルトラスーパープププヒーロー」でもその役回りは変わっていない。
一人称は「オレ」。正義感が強く、雪だるまだがとても熱血。
暑さが苦手で、克服するべく我慢大会に参加したことも。
デデデに奪われた食べ物を取り返したカービィと仲良くなり、以降自身の家に住まわせている。
カービィの大食いには非常に悩まされており、食費がかさんで家計が苦しいため節約術を学んでいる。酷い場合は家から追い出してしまったことも(最終的には心配になって探しに行った)。
星のカービィWii編ではマホロアと共にローアで留守番していたのだが、彼には異常に好かれている。
彼の本性は察していたのだが、倒された際には寂しそうに名前を呼んでいたため完全に嫌っていたわけではない模様。
「ウルトラスーパープププヒーロー」で再会してからも、自宅の隣に家を建てられる・勝手にグッズを作られるといった奇行には辟易している。
作者曰く、彼をカービィのパートナーにしたのは「自己管理がしっかりしていてメンタルコントロールが強いと思ったから」らしい。
関連イラスト
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