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第3波接近襲来

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なけなしのさいしゅうけっせん

「第3波接近襲来」(英:THE APPROACHING THIRD WAVE)とは、特撮TV作品『ウルトラマンブレーザー』第24話のサブタイトル

前後のストーリー

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ヴィジター99今回地球を抱くものたち

予告

月面に到達したサード・ウェイブ、宇宙爆弾怪獣ヴァラロン

これを撃滅せんと、それぞれの決意と覚悟を胸に、戦士達は宇宙へと飛び立つ。

次回、ウルトラマンブレーザー『第3波接近襲来』

生きて、再び大地を踏むことができるか。

登場怪獣

主な出来事

  • 前回、月面に落下したサードウェイブはヴァラロンと命名され満身創痍のゲントSKaRDは監視衛星の映像からヴァラロンが月面で尻尾から発生させて敷設した物体の爆発の威力を見せつけられていた。ヴァラロンは再度、爆発させたクレーターに爆弾を設置していく。
  • 一方、人気のない観客席に座るドバシ・ユウはSPからヴァラロンの爆発で月の軌道が変化していると報告を受けて驚き、読んでいた物を焼き捨てた。それはアオベ・エミから取り上げたアオベ・タツキの日記だった。
  • 月の軌道は明らかに地球に到達するコースを取ろうとしていると判明。SKaRDは上層部よりヴァラロン攻撃の為にまだ完成していないMod.4を即時完成させ出撃するように命令する。
  • この状況からエミはMod.4は対V99を想定した兵器だったと考える。
  • 改めてゲントは司令部からの指示を伝え、テルアキはヴァラロンの使う有機爆弾の威力から危険過ぎると言う。
  • エミはハルノ参謀長の意向を確認しようとするが、ハルノは前回のタガヌラー戦のSKaRDの独断の責任を負ってGGFを解任された事をゲントが伝える。
  • 危険過ぎる作戦にゲントも悔しさを滲ませるが全員、覚悟の上で作戦を承諾する。
  • ゲントは改めて全員が無事に帰還することを宣言し、アースガロンの出撃可能になるまでの18時間の間に各員に時間を与える。
  • ゲントはブレーザーに対し変身しようとする意思を求めるが反応が無いことを気にしていた。だがゲント自身の身体はかなりの限界を迎えていた。
  • SKaRDの隊員達はそれぞれの時を過ごしていた。アンリは音楽を聞きながらいつものランニングコース(『オトノホシ』でツクシ・ホウイチ達が野外演奏していた場所)を走り、ヤスノブクルルを見ながら気持ちを巡らせ、テルアキはに検診を受けるように電話で促しつつ、もう会えないかも知れない父との時間を過ごしていた。
  • ゲントはエミから教えられたハルノの自宅に赴いていた。そこでドバシのSPが家から去っていくのをすれ違う。
  • ゲントはハルノにエミから『いつ戻って来るのか?』と伝言を伝えるが『やれることはやった』と返される。
  • ゲントは自分たちが宇宙に向かう間、エミの行動を助けられる存在としてハルノに協力を依頼しようとしていたが、ハルノは逆に『早く地球に戻って来い』と叱咤激励するのだった。そしてゲントが去ったあと、ハルノの手元にはドバシが燃やした『アオベ・タツキの日記』があった…
  • するとアーくんはその情報が機密事項として『登録』されていることが判明。エミは、アーくんが情報を明かせない代わりにSDカードに入った情報を渡される。
  • ゲントは家族で夜ご飯を食べ、ジュンはヴァラロンのせいで月が落ちたらどうなるか聞き、それを阻止する為に自分たちが出動することを話す。
  • それから夜中、ゲントは家族に黙って出勤しようとするとサトコに見つかる。サトコはゲントの素振りから不安を感じつつもそれ本人に気付かれない様に見送る。
  • アースガロンMod.4が出撃準備が完了し、地上で情報収集するために残るエミと整備班がゲント達を見送る。
  • アースガロンにはアンリとテルアキが、Mod.3ユニットにヤスノブとゲントが搭乗し、各自の点呼を行い出撃する。
  • 防衛隊日本支部中央指揮所では源川稔が総指揮を取る中、ドバシがその場に訪れる。源川は突然の来訪に驚く。『地球の運命を決する』として作戦の推移を見守るつもりらしい。
  • エミはアーくんからもらった情報をハッキングするがセキュリティが高過ぎて苦戦していた。エミはゲント達の頑張りに、答えるべく再度、ハッキングを試み、遂にV99の資料の閲覧に成功するが、防衛隊に発見され拘束される。
  • アースガロンMod.4は月面のヴァラロンを発見し、情報収集に掛かるが先にヴァラロンに発見され、攻撃を受ける。
  • Mod.2ユニットの多目的レーザーの攻撃も周辺の有機爆弾に誘爆し、思うように攻撃出来ない。司令部のドバシも月面降下しての攻撃を指示する。
  • 地上に降りて戦闘を開始するアースガロン、だがヴァラロンは尻尾の有機爆弾を切り離して起爆させアースガロンを行動不能にする。
  • 衝撃でアースガロンはシステムダウン。ゲント以外の隊員も意識を失ってしまう。
  • ゲントは無理を覚悟でブレーザーに変身する。だがブレーザーもゲントもこれまでの蓄積したダメージの影響で戦える状態で無く、カラータイマーも変身した瞬間から鳴りっぱなしだった。
  • ヴァラロンの猛攻に反撃が出来ず、アースガロンを有機爆弾の爆発範囲から離脱させるのがやっとだった。
  • ブレーザーは月の公転軌道を変えられる前に月を押し戻そうとするがヴァラロンに襲われエネルギーを奪われてしまう。ヴァラロンはブレーザーのエネルギーでより強化してブレーザーを攻撃する。
  • その瞬間、ブレーザーは自分からゲントを切り離すことでゲントを助ける。気が付くとアースガロンに戻っていたゲント。ブレーザーストーンは光を失い石となっていた。
  • 月で力尽きたブレーザーの周りに有機爆弾を落としたヴァラロンはその爆発で起きた破片に乗って地球を目指す。
  • 月の軌道は元に戻ったがドバシはヴァラロンの地球到達前に撃破することを命じる。
  • 力尽きたブレーザーは月の破片が浮かぶ宇宙空間を流されるのだった…

余談

ヤスノブがクルルを見つめるシーンでは、同話監督でパイロット監督の田口清隆監督がクルル登場回と同様に常連客としてカメオ出演してる。

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