概要
人間態/CV:桜木梨奈
初登場は第4話「星人を追う仕事」。
元々はピット星の科学者であり、かつては地球侵略を目論んではいたが、地球とその文明を気に入った事で侵略を思いとどまり、同胞を裏切り侵略計画を中止した。
体内にリトルスターを宿しており、この影響で腕から光の刃を発生させる能力が発現、追手の追跡を振り切る際にこの能力を使っていた。
物語開始時点では何かから逃亡するかのように移動を続けており、スピード違反によって事故を起こしたためにAIBに追われる身となっていた。逃げる最中に朝倉リクと鳥羽ライハがお金を出し合って購入した自転車を盗んだため、リク達にも追われることとなる。
やがて、AIBの面々に追い詰められるが、突如彼女を追うかのようにエレキングが出現する。
実はこのエレキングは、トリィ=ティプが侵略兵器として幼体の時から育てていた個体で、侵略を辞めた際に池で眠らせ封印していたが、自らの中に宿るリトルスターを狙って目覚めてしまい、その身を狙われていたのである。
逃亡していたのもエレキングを人気のない場所におびき寄せて被害を出さないようにするという彼女なりの意図があってのことだと判明。
ジードとエレキングが戦闘する中、エレキングがジードに倒されることによって戦いから解放されることを願うと同時にリトルスターがジードに送られ、ウルトラマンヒカリのウルトラカプセルを起動させた。
全てが解決した後、シャドー星人ゼナの計らいでAIBのエージェントとして再就職した。
その後第16話「世界の終わりがはじまる日」にAIBの研究職員として再登場。リトルスターが再発したライハを研究施設に保護するが、同僚のゴドラ星人ゴドー=ウィンが本性を現しライハを含むリトルスター保持者を拉致しようと画策。傷を負わされて人質に取られてしまう。そこから間もなくしてライハの機転で解放され、ゴドー=ウィンが巨大化して施設を破壊した後は負傷した体でありながらモアと共にリトルスター保持者たちを庇いつつ、ジードを吸収し飛び去って行くキメラベロスを見つめていた。
後に彼女が研究していた「カレラン分子分解ガス」はウルトラマンベリアル・アトロシアスとの戦いに役立てられることになった。
物語開始当初から善人でありウルトラマンの味方をするピット星人はシリーズでは彼女が初めてとなった。
余談
名前はSF作家のジェイムズ・ティプトリー・Jr.に由来する。