データ
- 身長:57m
- 体重:3万1千t
- 別名:鬼超獣
- 出身地:宇宙
概要
第44話「節分怪談!光る豆」に登場。
節分の日に豆を投げられ続けた鬼の怨念から生まれた「鬼超獣」。山中一郎隊員いわく「怨念の化け物」。
単に暴れるだけが能の超獣ではなく、後述するようになかなか狡猾な策略家である。一応巨大ヤプール敗北後に登場した超獣には、敗れたヤプールの肉片から誕生した裏設定があるが、ヤプールとの関係は不明である。
武器は角から発射するショック光波。また、食べた者の細胞の弾力を失わせて腕力を奪い去ってしまう赤い豆を作り出す超能力を持つ(一説によれば、自分の細胞の一部らしい)。
また、雷とともに出現、撤退するほか、雷神の伝承に倣ったのか積乱雲を召喚したり、髭から電撃を放つ事も出来る。
鬼らしく、節分の日に雷と共に、子供達と北斗星司達が豆まきをしているところへ、くだんの赤い豆を潜り込ませ、北斗、TACの今野隊員、さらに一郎という青年(演:小池正史)に、まんまとこれを食べさせ、北斗が赤い豆を食べたのを見計らったかのように姿を現した。
結果、3人から力を奪うことに成功し、腕力が自慢な今野隊員がヘルメットを持てなくなり、北斗に至ってはエースに変身した後も力を失ったままだったため、初戦では彼を圧倒した末に、撤退に追い込んで敗北させた。
赤い豆の効果は絶大で、北斗は、今野と共に腕力を取り戻すべく必死のトレーニングを行ったものの回復しなかった。しかし、ウルトラセブンによって光の国に呼び戻され、ウルトラカプセルによる治療を施されたことで除去に成功。
オニデビルは北斗をTACパンサーごと踏みつぶそうとしたものの、エースへの変身を許してしまい、万全のコンディションになったエースと再戦する羽目になる。今度は終始圧倒され、ショック光波を出す角をキックで折られた挙句、最後はTACのゴールデンホークで大ダメージを受け、エースリフターで投げ飛ばされ死亡した。
その後、今野と一郎を蝕んでいた赤い豆はエースによって除去され、2人とも無事回復した。
今までウルトラマンエースが戦った超獣の中で一番腕力が強く、非常に気性が荒く好戦的と言われている…それで行くとドラゴリーより腕力が強いことになる訳だが、劇中赤い豆頼みもあって、そういう印象が薄かったりする。…ウルトラ戦士を骨折させた訳でもないし。
余談
電撃G'sマガジンで連載されている『ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』の第20話で、ゴモラがオニデビルの格好をするシーンがある。
「鬼だゴモー!」
映像作品でウルトラの星と光の国が登場したのは、この回が初めてである。