概要
ウルトラマンレオの故郷である獅子座L77星を滅亡させたマグマ星人のペット。
大きな角の生えた肉食恐竜のような姿をしており、赤い身体のレッドギラスと黒い身体のブラックギラスが登場した。
たがいに肩を組んでスクラムを作り、その場でグルグルと回ることで発生させたギラススピンで竜巻を起こし、ウルトラセブンのアイスラッガーをも弾き飛ばした。
超怪力でセブンを痛めつけ、変身不能となるほどの重傷を負わせたが、セブン/モロボシ・ダンの特訓を受けたレオのきりもみキックで兄弟仲良く首を刎ね飛ばされ即死した。
余談だがゲーム『ガイアセイバー』ではこの他にもブルーギラスが登場。
ウルトラシリーズの前日談を描いた漫画『ウルトラマンSTORY0』ではイエローギラス、グリーンギラス、さらにマグマ星人総統のペットにして親玉であるデスギラスがL77星に侵攻していた。デアゴスティーニから刊行された「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」でも、常に双子で生まれてくる家畜のような存在で、ギラスという共通の名詞意外は体色を名前に冠すると解説されている。
なお、上記の作品は公式とは異なるパラレルワールド等にあたるが、本編作品である『ULTRAMANREGULOS』にて、L77星や兄弟星のりゅう座D60星を滅ぼしたマグマ星人侵略軍の存在が判明したので、ブラックギラス・レッドギラス以外の他のギラス兄弟も侵略軍に戦力として所属している可能性が極めて高い。しかし本編には未登場だった。
『ウルトラマンギンガ』番外編でマグマ星人が可愛がっていた猫はネコギラスという名前である。ネロギラスではない。
レオにも双子の弟アストラがいるが、残念ながら、レオ兄弟とギラス兄弟が戦ったことは一度もなく、レオとマグマ星人が参戦したゲーム『ウルトラマンファイティングエボリューション2』においてもアストラとギラス兄弟は必殺技限定キャラである為、対面不可能である…。
『ロストヒーローズ2』にてハザード・キューブのザコ敵とウィンド・キューブでマグマ星人と共にウルトラセブンを苦しめる怪獣として登場だが、ヒーロー達が駆けつけてくれたおかげで戦線復帰することが出来た。
余談
企画段階での名称は『マグマギラス』で、1匹での登場の予定だった。
監督の坂本浩一は『ウルトラマンレオ』の中で1番リメイクしたい怪獣は、ギラス兄弟を登場させたいと語っている。
昭和シリーズにおいて水中戦はこの回が最後であり、『ウルトラマンティガ』のゴブニュ(ギガ)戦までなかった。
関連項目
その他怪獣兄弟
テレスドン&デットン(ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン ※スーツは同一)