データ
別名 | 双子怪獣 |
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身長 | 56m |
体重 | 4万t |
出身地 | マグマ星 |
概要
『ウルトラマンレオ』第1話「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!」、第2話「大沈没!日本列島最後の日」に登場した怪獣。
マグマ星人が使役する怪獣の一体で黒い体が特徴。レッドギラスの兄にあたる。
かつてマグマ星人、レッドギラスと共にレオの故郷獅子座L77星を滅ぼした。
宇宙一と称されている程の怪力が自慢(ダイヤモンドを軽く握り潰し、デコピン一発で50t戦車を100m先まで吹っ飛ばす)で、関節技もやってのけるという器用さも持つ。
角から放つ津波を発生させる光線に加え、弟のレッドギラスと協力して放つ合体技「ギラススピン」を武器とする。撤退の際には黄色い煙幕に包まれて消える。
マグマ星人共々突如地球に襲来。脅威を察知したセブンと激しい戦いを繰り広げる。
ギラススピンでセブンのアイスラッガーを跳ね返し、さらには怪力でセブンの右足を折ってしまう。
しかしレオが乱入してきたため、一時撤退する。
黒潮島を津波で沈没させた後東京も沈没させようとするが、駆け付けたレオと交戦。ギラススピンでレオを圧倒する。
しかしダンが力を振り絞って放ったウルトラ念力で身動きが取れなくなり、その隙にレオに角をへし折られてしまい撤退することとなる。
再び東京に上陸しようと進撃を開始する。そしてレオと3度目の戦いになり、一度はギラススピンでレオを海中に叩き落とすが、ダンとの特訓で編み出したレオの新技・きりもみキックでレッドギラス共々倒された。
内山まもる版
『小学二年生』verではレッドギラスをレオが仕留めた直後に出現。マグマ星人と挟撃しレオを殺そうとしたが、MACが割って入ったため撤退。
翌日、都心に出現しマグマ星人と共にビル街を破壊して回ったが、レオが(意地を張って)猛特訓の末に会得した五回転キックにより突撃をかわされてしまい、マグマ星人のサーベルが咽頭を突き破って死んでしまった(同様のやられ方を、同作者の『帰ってきたウルトラマン』のナックル星人もしている。なお、このナックル星人は『小3』『レオ』ではまさかのラスボスとして再登場を果たすのだが、それは別の話)。
『小学三年生』verでは(特訓ナシの)レオのきりもみキックで兄弟仲良くあの世に送られた。
余談
ブラックキングというよく似た名前の有名な方が居るが、別物。こちらはマイナーな方である。
『週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』によれば、背中の角は「ブラックジャック」という名前らしく、これまでに200体以上の宇宙人を斬殺した証である。どこの無免許医だ。
2頭が東京や黒潮島を大津波で破壊するシーンは大半が新撮影。その後、 本編第38話の天変地異のシーン、『恐竜探険隊ボーンフリー』と『恐竜大戦争アイゼンボーグ』第1話、『ウルトラマン80』の後期オープニングタイトルバックに流用された(その際、ブラックギラスの足が映っている)。一部は『帰ってきたウルトラマン』第13話でシーゴラスが津波を起こすシーンの流用。
『レオ』の大ファンである坂本浩一監督は、『レオ』のTVシリーズBlu-RayBOX記念のインタビューにてレッドギラスと共にリメイクして出したいと語っている。