ザイクロン
ざいくろん
- ノルウェーのブラックメタルバンドについては「ウィキペディアの記事「ザイクロン」」を参照。
第14話「悪魔の星が来た‼」に登場。
岩石の塊から腕が伸びたような奇妙な外見をしている。
地球へと接近した巨大な小惑星型鉱物生命体“悪魔の星”が身を守るために自身の体内エネルギーを集めて誕生させた“悪魔の星の”分身体にして護衛の役割りを持った宇宙怪獣。いわばザイクロンも珪素生命体の一種と言える。
両目から破壊光線を発射し、口からは8億℃の溶岩を吐き、全身から700万Vの電撃を放って敵を攻撃する。
全身が極めて頑丈であり、口で噛んで止めたミサイルがゼロ距離で爆発しようが無傷なほど。赤い棘もダイヤモンド以上の硬さを誇るとされる。
劇中、上記の能力や2本の脚部を使って“悪魔の星”を攻撃する数百発にも及ぶミサイルを全て破壊し、やって来たジョーニアスも(ガドンとの連戦かつ後述するエネルギー消費の激しい環境だったとはいえ)その圧倒的な力を持って窮地に追い込んだ。しかし、科学警備隊の援護攻撃を受け一時離脱を許してしまう。
最後はその隙に太陽のエネルギーを吸収して120mに巨大化したジョーニアスには何の攻撃も通用せず、『ウルトラボディスクリュー』で体を貫通され爆散した。
地球に急接近して地球と月の間を通過しようとしていた少々歪な形をした謎の小惑星型の天体。
その正体は地球の生物とは異なる生態系の巨大な小惑星型鉱物生命体であり、文欽によっては「小惑星生物」という名義で紹介しているものもある。
体から発生する特殊な放射線が爬虫類や怪獣を狂暴化させるという非常な厄介な性質も持っており、その為普段はおとなしい怪獣である筈のゲロンやガドンなどの怪獣たちが頻繁に出現して暴れ回る事件を続発させていた。また、この放射線によりジョーニアスのエネルギー消耗も地球上より早くなってしまう。
自身は動けない為に自身の体内エネルギーを自在に操って怪獣ザイクロンを生み出し防御している。
弱点は中心で赤く発光している部分であり、そこをジョーニアスにザイクロンを倒した勢いのまま『ウルトラボディスクリュー』で穴を開けられ、内部にスーパーマードック号のミサイルの集中砲火を浴びて大爆発、消滅した。