概要
ウルトラマンタイガ トライストリウムが使用する武器。
トライスクワッドレットをタイガスパークでリードすることで出現、柄の部分の回転盤を回すと刀身内で炎が渦を巻くように先端へ上り、高く掲げることで変身する。
なおレットを使用したのは初変身時のみで、それ以降は工藤ヒロユキの「タイガトライブレード!」の掛け声とともにタイガスパークから出現する。
柄の一番下には必殺技発動スイッチがあり、押す回数によって発動する技が変化する。
なお、刃の裏面にはトライスクワッド3人のカラータイマーの意匠がある。
必殺技
タイガトライブレードのスイッチを決められた回数押し、対応するウルトラマンの名前をヒロユキが叫ぶことでインナースペースにタイガトライブレードを所持したウルトラマンの幻影が現われ発動する(『UGF大いなる陰謀』では背後にタイガトライブレードを持たない状態で現れた)。
技名も対応したウルトラマンとヒロユキ、タイガが同時に叫ぶ。
- トライストリウムバースト
スイッチを4回押して発動する必殺光線、トライスクワッドの力を解放した必殺光線。
予備動作として剣を3回振った後(この際青→黄→赤の順に発光する)、剣先から3色の光線を発射する。その威力は、トレギアの必殺光線であるトレラアルティガイザーを押し返した上でそのまま撃破に追い込んだ。
この技の場合、ヒロユキの掛け声は「トライスクワッド」で、現れる幻影はトライストリウム。
技名も基本は4人で叫ぶが、タイタスとフーマの声がカットされることも。
- タイガブラストアタック
スイッチを1回押して発動、タイガの力を宿した必殺技。
刀身を左手で撫でて深紅の炎を宿したトライブレードを突き出しながら全身にも炎を纏って突撃し、突き刺した敵を爆散させる。
爆発時に自分も砕けているように見えたり、光とともに体を復元しているような描写が入ることから、タロウの必殺技ウルトラダイナマイトに相当する技だと思われる。
- タイタスバーニングハンマー
スイッチを2回押して発動、タイタスの力を解放した火球技。
剣先に現れた黄色い火球を、ハンマー投げの要領で振り回して発射する。ゴロサンダー戦では相手の電撃を吸収して、威力を増幅させた上で放っている。
- 風真烈火斬
スイッチを3回押して発動、フーマの力を解放した光輪技。
トライブレードを逆手に持ち、斬り上げることで青い炎で生成された八つ裂き光輪を飛ばし、相手を真っ二つにする(テレビ字幕では風魔烈火斬と表記されていた)。
技名が基本的に漢字であるフーマ同様、この技もすべて漢字が当てられている。
- クワトロスクワッドブラスター
スイッチを長押しして発動する、トライストリウム最強の必殺光線。
トライスクワッドの力にヒロユキの力を乗せて、剣先から虹色の光線を放つ(ヒロユキが持つブレードのチャージ中には、緑や紫の光が確認できる)。
この技ではヒロユキの掛け声はクワトロスクワッドで、3人全員の幻影が現われる。
4人で使用する技であるため、ヒロユキ抜きのトライストリウムでは唯一使用できない技となっている。
- バーニングスピンチャージ
タイガトライブレードに炎を纏わせ、回転しながら敵に突撃する技。
ゼットンが放つ火球を相殺し、バリアーすらも破壊した。
余談
デザインモチーフは聖火。
DX玩具は形態名や必殺技名を発声しないという設定を反映してか、台詞が一切鳴らない。そのため、近年のDX玩具としては音声ギミックがやや寂しいものになってしまっている。
『SSSS.GRIDMAN』ではアニメで実写の表現が取り入れられていたため、その逆の発想で特撮にアニメの表現である矯正パースが取り入れられることとなり、決めポーズでは、歪みの大きなGoProでタイガと背景を撮り、剣はカメラに近づけたものを別に撮って、それを合成させ、剣の長さは動きによって変わるため、舞い上がった炎でごまかしている。
関連タグ
シンケンマル:侍戦隊シンケンジャーに登場する柄に回転盤がある刀型の武器。