概要
既にある物を作ってしまうという意味のコトワザ。
解釈が非常に難しく、TTP(徹底的にパクる)や既存品のアップデートとの線引き基準は謎。
ニコ大の該当記事では編笠とかぶる傘を同一視している有様である。(ソース)
「誰でも知っているし直ぐに手に入るものを、わざわざ一から自力で作って時間やお金を無駄にする」という、どちらかと言えば無知を皮肉った感じが強い。特にSEの世界では「既に質の高いコードが無償公開されているにもかかわらず、それを知らずにゼロからコードを組む」という事の例えによく使われる。
なお、「車輪の再発明」の失敗の事を「四角い車輪の再発明」と呼ぶ事も有る。
但し、情報工学系の専門学校や大学の学部・学科では、あくまでも教育の一貫(アルゴリズムの中身を理解させる等)として「既に高質なコードが公開されて無料で使える」様なアルゴリズムを学生に一からプログラム化させる等の「車輪の再発明」を意図的に行なわせる場合も有る。
また、このコトワザに関しては「人類史上、車輪ほどほぼ再発明に近いレベルの大幅な改良が行なわれ続けたものも、そうそう、無いのでは?」という意見も有る。
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