パンツ「ハァッ☆」
曖昧さ回避
ここでは2について扱う。
概要
ブロリーMADの様式美の一つで、トランクス(未来)の持ちネタ(?)。MAD内にてトランクスがブロリー達に悉く無視される事を指す。
当初はブロリーのみにスルーされ、攻撃されないでラッキーというものだったが、いつの間にか他のキャラクターからもスルーされるようになってしまった。ひどい場合は無生物(自動ドアなど)や気弾などからもスルーされてしまう。
使用頻度は非常に高く、デデーンや岩盤、一人用のポッドと肩を並べるほど使われている。何故トランクスなのかは不明。単に語感が良いだけと思われる。
無視されたトランクスは「ハァッ☆」「あーーーん!!」とショックを受けたり、「おーーーーーーい!!!」とツッコミを入れるのが基本的。ちなみに、「ハァッ☆」は戦意を取り戻したベジータが駆けつけるのを喜んでいるシーンであり、「あーーーん!!」は「父さーーーん!!」の一部分を抜き出したもの、「おーーーーーーい!!!」は映画本編ではなくTVアニメ版由来のものである(人造人間編で人造人間18号に対して叫んだ台詞「おーい!セルに見つかったぞ!!」から前半のみを切り取ったもの)。
また、無視された上で攻撃を受ける事もあり、この場合はよくエネルギー波で吹き飛ばされる。こちらのシーンは『極限バトル!!三大超サイヤ人』より。
ただし彼をスルーした結果、スルーした側が悲惨な目に遭ったり、逆にスルーされたトランクスが重要人物として扱われたりすることもある。
なお、最初にトランクスルーネタを使ったMADは「VS茶目っ子ブロリー」が有力である。
余談
『危険なふたり!超戦士はねむれない』にて、現代のトランクスが孫悟天と共に怪物のお供えを食べた際に2人ともビーデルにぶたれるはずなのに、ぶたれたのは悟天だけでトランクスはぶたれなかったシーン(ただしこちらは彼氏の弟はともかく、他所様の子供だから打たなかったという事情もあり得る)や、トランクスがフリーザを倒した張本人であるにもかかわらず、『神と神』や『超』のビルスとウイスはフリーザを倒したのは悟空だと思っていたシーン(こちらの場合はトランクスとの戦いよりも悟空との戦いの方が激しかったために勘違いしたという事もあり得る)や、(それぞれ別時空とはいえ)スーパードラゴンボールヒーローズのプロモアニメの監獄惑星編から宇宙創成編までではそれなりの活躍をしたのに、新時空大戦編の第1話を最後にパン:ゼノと共に物語からフェイドアウトされた(こちらは宇宙創成編で他の仲間と共に負傷した為上司の時の界王神から休養としてドクターストップされたと解釈とも取れ、マンガ版では超サイヤ人ゴッドになって駆けつけていた)と、公式トランクスルーと言う声もある。
ちなみに悟空は一応フリーザに勝ったには勝ったが、後にメカフリーザとして復活していたので倒してはいない。
『ドラゴンボール改』第一期の人造人間編最終盤でセルゲーム後にトランクスが未来へ帰り未来の人造人間達との決着を描いたエピソードにしてドラゴンボール改第一期の最終話である98話は96話放送直前に起きた東日本大震災の影響で放送休止を挟んでいた結果、ドラゴンボール改の放送を伸ばす事無く当初の放送日程のまま後継番組の『トリコ』に繋げた為本放送時では放送されなかったのでこちらも公式トランクスルーと呼ばれる事もある。(ただし、こちらは事態が重大なので仕方ない面もあるし後に発売されたソフト版には収録され再放送でもきちんと放送されている)
時折「あと1人誰か忘れちゃいませんかってんだ!」と発言することがあるが、これはトランクスの台詞ではない。実際はトランクスどころか『ドラゴンボール』自体無関係な『スラムダンク』の主人公、桜木花道の台詞である。(一応どちらも週刊少年ジャンプの作品ではある)
…にしてはトランクスと声質がそっくりすぎやしないかだって?それもそのはず、両者のアニメ版声優は同じ草尾毅氏である。つまり中の人ネタなのだ。
ちなみに、本来の台詞の全文は「おおいメガネ君、あと1人誰か忘れちゃいませんかってんだ!この天才・桜木花道…」である。
ドラゴンボールDAIMAでは、未来トランクス本人は登場してないが、父のベジータがハイビスに無視されるという場面がある(大魔界のドラゴンボールの事を聞き出したが、ハイビス曰く人に聞く態度では無いだった為)。トランクスルーを知っている視聴者からは「血は争えない」等と言われている。
注意事項として、純粋にトランクスが好きなファンも一定数いるので、某キャラの死亡シーンと同じく、ブロリーMADやそれを元ネタとする創作を除いたトランクスに対して、トランクスルーをネタにするのは控えた方が良い。
種類
トランクスルー
- シーンカットによるスルー:台詞の途中でカットされる最も王道なトランクスルー。
- ウツランクス:画面に姿を映してくれなかったり、画面に映ってもすぐに他のキャラによって隠されたりするパターン。
- モザンクス:喋らせてはくれるが、トランクスの顔や全身にモザイク、挙句の果てに真っ白く輝いたりするという等姿を見せてもらえないパターン。
- ミュートランクス:発言すら許されないパターン。ここから後述のウザンクスに発展したりする。
- 要ランクス:「トランクスは要らない」の意。
- 存在そのものがスルー:存在そのものが否定されるパターン。近年ではコメントでも「トランクスって誰?」などと存在を否定される。モザンクスと併用されたりする。
- 動画自体がトランクスルー:ブロリーMADで中心となるキャラのうち、トランクスだけが全く動画に登場しない最も大掛かりなパターン。最後のオチで「ハァッ☆」や「おーい!!」くらいは言わせてくれる事はある。
- トランクスルー(技):トランクスが「トランクスルー!」と技名を叫び自身が半透明となり攻撃そのものを回避するスキル。しかし、「10倍ムスコ♂エナジー」や、「グモリー彗星プレゼント」、「クズロットのかめはめ波に巻き込まれた時」など、スルー出来なかった場面もある。(おそらく「トランクスルー」の詠唱が必要な様子。)発案者はBro26(youtubeではPara8)チャンネル氏であり、主にBro26(Para8)チャンネル氏が使用している。なお、使い過ぎると段々と肉体が透明化し、最終的に存在そのものがスルーされるリスクが伴う事も。
亜種ンクス
- ウザンクス:目立とうとするあまりウザい言動を取るようになるキャラ、いわゆるウザキャラになってしまったトランクス。動画の背景で虫のように動いてたり、「イケメン」という言葉を多用したりする。
- セミンクス:セミが冬眠するかの如く、気配を消して地面に潜るトランクス。「ハァッ☆」の前のシーンを逆再生したものが使われる。
- マゾンクス:ボコられすぎてマゾになってしまったトランクス。
- 飛ブンクス:ウザンクスの振る舞いをしたり、もしくは正論を語るトランクスに都合が悪い事実を揉み消そうとエネルギー波で粛清され、遥か彼方に吹っ飛ばされるパターン。映像はブロリー映画ではなく劇場版『極限バトル!!三大超サイヤ人』で合体13号に返り討ちにされるワンシーンが使われている。
他キャラのスルー
ベジータスルーやパラガスルーといったように、トランクス以外のキャラクターがスルーされるパターンもある。「○○スルー」以外の名前として「悟空気」「無視ケラ」「ロンリー」と言った種類もある。
- ザマスルー:こちらは無視されるというよりは、ザマス(たまにゴクウブラック)が発言する度に周りのキャラクターから集中砲火を浴びる過激なもの。魔封波で封印されたり、ビルス様や全王様に消されたりするパターンもある。
関連動画
トランクスルーされず、トランクスが勝利する珍しい事例
トランクスルーを逆に利用してトランクスが勝利する珍しい事例
関連タグ
ドロロ兵長:中の人繋がりかつ向こうは公式でもスルーされやすくなっている為元ネタと考える人も多い。
マオ:中の人繋がり。キャラクター自体には全く共通点は無いが、劇場版コードギアス及びロストストーリーズでは存在自体が無かったことにされてしまった為、ある意味公式トランクスルーとも言える。