概要
元々はブロリーMADのネタの一つで、2010年より以前の作品ではMADの素材となるブロリーの台詞が少なく苦肉の策としてブロリーを演じた島田敏氏が担当した他作品のキャラの台詞を充てる手法が使われていた。
その中の一つに機動戦士Ζガンダムのボスキャラクターパプテマス・シロッコの台詞を使うものがあり、シロッコとブロリーの名前を合わせて『シロッコリー』と呼ばれる様になった。
ブロリーの凶暴な演技とシロッコの知的な演技が同じ声優ながらミスマッチでこれ自体がネタになった。
その後、台詞のみならずブロリーにシロッコの格好をさせたMAD等も製作されている。
現在はブロリー出演のゲーム作品からの素材が豊富になった事やシロッコ以外の他作品キャラの素材も増えた為シロッコの台詞を見かける機会こそ減ったが、ブロリーに『モビルスーツ』という単語を喋らせたい時やガンダム関係のブロリーMADでは依然使用される傾向にある。
記事冒頭の台詞にある様に、元ネタの映画でブロリーに酷い目に遭わされたベジータを演じた堀川りょう氏もまた機動戦士ガンダム0083にて主人公コウ・ウラキを演じておりそちらとも織り混ぜたネタも見受けられる。
他、ブロリーMADによく登場するキャラの内、
なども出演経験がありそちらのネタも使われる事がある。
MADでの登場頻度は多くないがガンダムシリーズで主人公及び主要キャラを演じていた繋がりでヤムチャ(古谷徹氏。アムロ・レイ役)や天津飯(鈴置洋孝氏。ブライト・ノア役※初代)もガンダムネタのあるブロリーMADに登場する事がある。
更にはブロリーのセルフオマージュであるケールを演じたゆかな氏も劇場版Ζ以降のフォウ・ムラサメを演じている。
※使用例は殆ど無いがクリリン役の田中真弓氏はシャア・アズナブル(幼少期)を、アンゴル及びモア役の川津泰彦氏はコレン・ナンダーやフレデリック・アデスなどを演じている。