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シーラス

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しーらす

シーラスとは、「スーパードラゴンボールヒーローズ ワールドミッション」の登場人物。後に「スーパードラゴンボールヒーローズ」にも登場した。

お前たちの考える正義では無意味だ。私が全てを0にする

CV:東地宏樹

キャラクターデザイン:とよたろう

概要

家庭用ゲーム版「スーパードラゴンボールヒーローズワールドミッション」におけるラスボス

元銀河パトロール隊員であり、後に時の界王神に引き抜かれ初代タイムパトローラーのような存在となった男。「この世から悪を消し去る」という信念を持ち、それを貫くだけの正義と実力の持ち主。

棒術を得意としており、その腕前は超サイヤ人となったトランクスを容易く打ち倒すほど

必殺技は棒術による三連撃から渾身の一閃へとつなげる「乱舞・裂煌(らんぶ・れっこう)」。

過去

時の界王神のもとで働いていた彼は、歴史を守る人間として魔人ブウ(純粋)が暴れる星を訪れたことがあった。そこでブウに殺されそうになっていた子供を発見。

時の界王神からは止められたが、持ち前の正義感を発揮してブウを振り切り子供を助け出した。

帰還後には時の界王神からこっぴどく叱られたが、それでもシーラスは「私は間違っていない」と聞き入れることはなかった。

その証明としてあの後、子供がどうなったのかを確認するべく「終わりと始まりの書(歴史を映像として見れる書物)」を覗くことに。

そこで彼が見たのは、子供がいた星を魔人ブウに破壊されるという最悪の結末だった。

歴史を変えられる立場にありながら守るべき者を守れなかった。その重責と悔恨は、彼が抱く正義を歪めて暴走させ、「この世から悪を排除する」という極端な方向へ傾かせてしまう。そこで「終わりと始まりの書」を処分することで全ての歴史を消し去り、自分の手で新たな歴史を創造しようとする。

しかしそれを察知した時の界王神によって次元の狭間へと幽閉されてしまった。

劇中の活躍(ネタバレ注意)

次元の狭間から復活した彼は、手始めに立ち向かってきたトランクスを一蹴。時の界王神に向けて「私は私の正義を遂行する」と言い残し、姿を消した。

その後、シーラスは時の裂け目(別の歴史のドラゴンボール世界)を多数生み出し、主人公ビートのいる「現代」に異変を起こす。そして時の裂け目から転移させたフリーザセルを現代で暴れさせた。

なぜそんなことをしたのかと言うと、超戦士たちの戦闘データを自身が従える黒い怪物「アムズ(銀河パトロールの技術で生み出した特殊生命体)」に送るためである。そうすることでアムズはより強化され、究極の存在へとパワーアップしていくのである。更にはビートたちとの戦闘で疲弊したフリーザとセルをアムズに吸収させ変異進化までさせた。

現代だけではなく時の裂け目の中にも姿を見せ始め、人造人間たちと争いを繰り広げるゴクウブラックにまで目をつける。そこでシーラスは、ヒットにゴクウブラックの暗殺を依頼し、激突させることでゴクウブラックのパワーアップを目論む。

結果としてビートたちに追い詰められたことでゴクウブラックは超サイヤ人ロゼへと変身。弱った隙をついてアムズに吸収させ、続けて負傷して動けなくなっていたヒットまで吸収させた。

しかし、この後の戦いでビートたちに劣勢を強いられたため、自身をアムズに吸収させ、絶大なパワーアップを果たした

トランクスが言うにはこれだけ膨大な気を一気に取り込めば自我を保つのは不可能とのことだが、シーラスは自身が信じる正義によってアムズの制御に成功する。その力はビートたちや悟空、ベジータ、トランクスの力を合わせても歯が立たないほどだった。

しかもアムズが持つ「戦闘データの収集によるパワーアップ」の特性まで引き継いでおり、戦えば戦うほど強化されるという有様だった。

ビートから「世界を破壊する以外にいい方法があるはず」と説得の言葉を掛けられたが聞く耳を持たなかった。

機は熟したと見て時の巣へ赴き、「終わりと始まりの書」を破壊しようとするが、再びビートたちに追いつかれ戦闘となる。彼らと戦うのは戦闘データの収集くらいにしか考えていなかったようだが、こうもまとわりつかれるとわずらわしいとのことで、一行の抹殺を決定する。

戦いの中でビートが仲間たちのパワーを集めて超サイヤ人ゴッド超サイヤ人になるが、それでもまだシーラスの方に分があった。しかし、悟空とベジータがフュージョンによって超サイヤ人4ゴジータになったことで形勢逆転される。

二人が放ったダブルかめはめ波を真っ向から受け止め、己が信念と正義で破ろうとするが――

シーラス「認めん、断じて認めんぞぉぉッ!! 理想だけを語り、現実から逃げている貴様たちに負けるはずなど――」

 ビート「違う! オレたちは理想を諦めてないんだ! 失敗するのを恐れて逃げているのは、おまえじゃないのか、シーラス……ッ!!」

理想を貫けなかったシーラスが、理想を貫こうとする子供たちに勝てるはずがなく、ダブルかめはめ波に押し切られ敗北した。

消滅の寸前、ビートに世界を守る覚悟を問い、その答えに一抹の満足を得ながら最期を迎えた。

シーラスの正義を暴走させたのは子供を助けられなかった無力さだったが、そんな彼を止めたのもまた子供たちであった。

その正義感は時の界王神も認めており、だからこそシーラスならいつか自分の間違いに気づいてくれると信じていたという。自分がしっかりと導いてあげることができたのなら……と悔やんでいた。

ドラゴンボールとしては珍しく「正義のために世界を破壊しようとする」タイプの敵であった。

だがしかし、エクストラシナリオではビートを殺す気で攻撃したりと、自分自身が「子供の命を平気で奪う悪」と化していることにまったく気づいていなかった。

なお、ラストバトルの際は「スーパードラゴンボールヒーローズのテーマ」が流れる。

その他

前述の通りスーパードランゴンボールヒーローズにもエクストラボスとして登場。アムズに吸収された形態(融合体)も実装されている。

融合体のアビリティは「歴史の編纂者」。

効果はアタッカーにした作戦決定時、敵アタッカーのパワー合計値が仲間アタッカーのパワー合計値より高い時、敵アタッカー全員の受けるダメージがそのラウンドのみ1.3倍になる。さらに、自分チームアタッカーに「召喚アプリ」か「VC」の仲間がいる場合は2.5倍になる。(パワー値の合計計算時にパワーダウンを受けてマイナスになっている場合、合計からそのマイナス値を差し引く)という効果だが、敵のパワー値がわからない初見のミッションや対人戦では活かすことが難しく、キャラも人気とは言いがたいため価格は全URの中でも最安値となっている。

だが陣取りバトルのプライド・トルーパーズのミッションでは無類の強さを発揮する。

序盤の低レベル帯では活かすことはやはり難しいが、トッポが破壊神になると素のパワーが21300(ディスポは最初から最後まで3300)になり、アビリティが格段に発動しやすくなる。

ディスポの攻撃CIに全て負けることでLV20から29までは15000、30以降は30000ダウンするため、これと掛け合わせてパワーが高すぎないVRと組み合わせることで確実に発動でき、他の軽減ダウンを入れて軽減効果を下げまくれば10万を超える膨大なHPをゴリゴリ減らすことができる。

実際にシーラスデッキで高レベル帯をノーチャージ勝利した報告も上がっている。

またコラボレーションによりドッカンバトルにも登場した。

関連タグ

ラスボス

孫悟空(ドラゴンボール):棒を武器にする、弟子でありながら師を超える強さを手にする、現世から隔離された場所で力を付け大幅なパワーアップを果たして帰還する、こだわるあまり相手の心情を考えない独りよがりな部分がある、などの点が共通。

セル(ドラゴンボール):多数の戦士たちの細胞を取り込んでいることによってパワーアップしており、この辺りはアムズのデータ収集による強化に近い。また動機は異なれど強者の姿を求めるという点は同じ。

魔人ブウ(純粋):シーラスを暴走させた元凶。皮肉にもシーラスはブウと同じく他者を吸収してパワーアップを図っている。

トワ(ドラゴンボール)ドラゴンボールゼノバースシリーズでは、シーラスと同じく人造生命体を使役して歴史を荒らしキリ(エネルギー)を集めていた。結末も人造生命体に吸収され諸共に滅びるというもの。

ドミグラ:元々は時の界王神の元で働いていたが反旗を翻した結果、次元の狭間に幽閉されるという点がまったく同じ。最終目的も時の巣に侵攻することだった。

ヒット(ドラゴンボール):神から見込まれた実力者という点が同じ。相違点としてはヒットは基本的に仕事に私情を挟まないが、シーラスはそうすることができなかったことが挙げられる。

ザマス:似たような動機の持ち主だがシーラスは彼の行いを否定している。

合体ザマス:ゴクウブラックと合体した姿。シーラスもまたアムズを通してゴクウブラックを取り込んでいる。

ジレン(ドラゴンボール):宇宙を舞台に平和のために戦ったという点が同じ。豹変した経緯も守るべき存在を守れなかったこと。

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