概要
孫悟空に憧れる少年熱井ビータを主人公としたスーパードラゴンボールヒーローズ(以下SDBH)のコミカライズ作品。
ドラゴンボールシリーズの登場人物たちを地球人として擬人化したキャラクターが多数登場する。
ビクトリーミッションやスーパードラゴンボールヒーローズワールドミッションのように「ゲームの中に入る(もしくはアバターと意識を接続する)」のではなく、現実と同じく人間がゲーム機を操作して戦うこととなる。
このためバトルシーンはゲームのものをほぼ忠実に再現しており、前進に当たる漫画ビクトリーミッションや原作ドラゴンボールと比べるとターン制バトルのためか戦闘描写は落ち着いたものとなっている。
ゲームの始め方や戦略などは初心者の主人公にレクチャーするという形で読者に語られているが、暗黙の了解や細かいルールなど説明されない部分もあり、元のゲームを知らない人にはわかり難い部分もある。
飽くまで我々地球人が住む現代をモデルとしているためそこまで非日常な要素はなかったが、巻数が進むに連れて「異常な馬鹿力を持つ者」「体格や外見が代わる変身をする者」「巨大な人食い魚や会長が出現する海水浴場」「人格を持ったロボットが警備に当たっている」などドラゴンボールに寄せたような設定が見られるようになった。
登場キャラクター
メインキャラクター
- 熱井 ビータ(あつい ビータ)
主人公。小学5年生。孫悟空に強く憧れる熱血少年。サイヤ人(おとこ)アバターを使う。
外見はビートとよく似ており、挨拶は孫悟空と同じく「押忍(オッス)、オラビータ!」。少年期の悟空を思わせる性格だが一般家庭の出のためか訛りはない。
ドラゴンボールが大好きでありながらSDBHのことを全く知らずノコから聞いたことですぐさま魅了される。金田リイザと対戦する過程でグレートダディマンから基礎を教わり、特にチャージインパクトに対する目押しを重視する(毎日25時間練習しているとのこと)。
反面、戦術・戦略に関してはまだまだ素人の域を出ず、力押しや幸運に救われることも少なくない。これはストーリーが進むに連れて改善されて行った。
勉強に関しては問答無用の劣等生で、単純な足し算ですら頭が爆発する。
- 戸成 ノコ(となり ノコ)
ビータの幼馴染。小学5年生。名前の通り熱井家の隣に住んでいる。サイヤ人(おんな)アバターを使う。
外見はノートと似たポニーテールで、髪色や性格面は原作初期のブルマに近い。衣装はショートジャケットにスパッツと男の子寄り。
2巻(ジータ登場回)からサイドテールに変わり衣装も画像のものに着替えている。
当初はペッタンコだったが以後は胸が大きくなって強調されるようになり、3巻から頻繁に谷間が描かれるようになった。特に4巻の水着回ではデル美に引けを取らないロリ巨乳と判明する。
ノート要素が薄くなったためか、3巻の終盤からポニーテールに戻った。
このようにメンバーの中では外見の変化が多めであった。
調子に乗って自画自賛することもあるが気質的にはツッコミ役。怒った時はギャグ表現として大猿の姿になることも(頭身は変わらない)。
当初の実力はビータたちの中では最も強く、初登場時にはコロに勝利している。しかし直後に金田リイザにあっさり負け、次の話ではビータと接戦の゙末に負けてしまっている。更にコロも実力を引き上げてしまい、ノートもバトルしなくなったので戦力外になってしまう。
ビータの相棒と言うよりは常識人のツッコミ役としてコメディリリーフを彩る。そのため非戦闘員でありながら台詞も出番も多い。
3巻ではあっという間に強くなったビータと実力が開いていることを独白するが、ビータはビータのまま変わらないとして前向きに受け止めている。
ビータに恋愛感情はないようで、カズハやデル美に嫉妬している様子はない。
- 滑区 コロ(なめく コロ)
ビータの友人。小学5年生。ビータとは別の小学校に通っておりSDBHを通して知り合った。ナメック星人アバターを使う。
外見はビクトリーミッションやワールドミッションに登場した「カギュー」に近いが顔つきはピッコロとよく似ている。口調もピッコロやネイルの乱暴な部分が強く出ている。
ハンバーガーショップに入った時は水しか飲んでいなかった。ピッコロ(ナメック星人)のマネか、単に小食なだけかは不明。
当初はノコと共にツッコミ役に回っていたが、2巻ではオレンジピッコロの活躍に触発されてテンションが上がり、思い込みの力で大幅なパワーアップを果たす。しかし調子に乗ったことで「主人公ならピッコロがいい。悟空みたいにヘンな髪型じゃないし」と発言したことでビータがキレ、ケンカになってしまう。そこでSDBHで決着をつけることに。
一進一退の攻防を繰り広げた末にビータに敗れたが、慢心を打ち砕かれると共にバトルの楽しさから仲直りする。そして次こそはビータに勝つと励むのであった。
この頃からビータをライバル視するようになり、原作のマジュニアが見せた尊大さや怒りっぷりをビータに向けるようになる(飽くまでギャグ表現として使われているだけ)。
4巻では眼間一郎に勝利しており、メインキャラの中では初めてゲスト相手に勝っている。
- 風間 ロウガ(かざま ロウガ)
ビータの友人。小学5年生。コロと同じ小学校に通うクラスメイト。アバターは使わない。
名前は狼牙風風拳から来ていると思われ、髪型も最初期の長髪ヤムチャとよく似ている。ただし髪色は異なる(恐らくオレンジ)。
原作初期のヤムチャをよりキザにした感じの言動を取るが、ギャグ顔もその頃のヤムチャと同じためどこか3枚目。
家では猫を飼っている。実は女の子が苦手なシャイボーイ。趣味は死んだフリ。
2巻では「ベジータがブルマと結ばれなければヤムチャとの未来もあった」としてジータに勝負を挑む(ダンナVS元カレの対決という構図。ノコ曰く「完全に言いがかり」)。
しかし今までコロ以上に目立たなかったためビータには名前を忘れられておりショックのあまり死んだ振りをしてしまう(しかもフウガと名前を間違えられた。同級生のコロにはちゃんと覚えられているのが救い)。
それでもヤムチャのレアカードを引き当てたことで自信を付けていたが、ジータもまたセルマックスのカードを持っていたため接戦となる。
後一歩のところまで追い詰めるもジータから「その決め手の弱さでヤムチャは独身なんじゃないか」と指摘されて心が折れてしまい、最期は妨害の操気弾でヤムチャを撃破されて逆転敗北を喫した。
- 猪子 レイト(いのこ レイト)
ビータの友人。小学5年生。魔人アバターを使う。
外見は魔人ブウ(善)と似ており、触角は髪型で再現されている。名前は「いのこ菓子店」⇒「猪子」、「チョコレート」⇒「レイト」と思われる。
ブウ(無邪気・善)と似た話し方だが台詞には漢字を使う。暇さえあればお菓子を食べ、特にチョコレートが大好物。ペットに犬を飼っている。
普段は糸目だが目を開けると魔人ブウ(純粋)と同じデザインになる。
当初は見習いプレイヤーであり才能を活かしきれなかったため田部良に負けてカツアゲされるが、そこをビータたちに助けられたことで知り合った。ビータの元で学ぶ内に才能を開花させ始め田部良へのリベンジを成し遂げた。
- レイト:悪
4巻に登場。レイトの悪の心が膨らんだことで誕生した邪悪な人格。見た目は頭髪が生えていることを覗けば魔人ブウ(悪)そのもの。体格も大人になっている。
人々を恐怖に陥れることを口にするが、内容が「教室のドアに黒板消しを仕掛ける」「学校に不幸の手紙をバラ撒く」などどうにも子供っぽい(大元である例とが良い子のため悪の成分が薄れているらしい)。
レイトが楽しみにしていたチョコ(ベエの顔型)を食べようとしたところ、バイクに乗った大人にぶつけられてしまいチョコが砕けてしまう。これにより悪の人格が肉体の主導権を握ってしまった。レイトを元に戻そうとするビータからバトルを挑まれる。
ビータとのバトルに敗北した後、握手を求められたことでつい応じてしまい、善の心が膨らんだことでレイトに人格が戻ってしまった。
- グレートダディマン
SDBHを勝手に応援するヒーロー。ドラゴンボールファン歴30年のオジサン。解説役でもある。
外見はグレートサイヤマン(サングラスとターバン装着時)とよく似ており、キメポーズも同じ。逆立った黒髪は魔人ブウ編以降の孫悟飯を思わせ、顔付は牛魔王を思わせる。体格も大柄である(さすがに牛魔王ほど大きくはない)。
その正体はノコ曰く「ビータのパ」と言おうとしたが「グレートダディマンですがなにか?」と台詞をかぶせられたため正体は不明となっている。
2巻ではパラ和から「ビータの父親かな?」と問われて「そうだ」と答えてしまったため、ビータ以外の子供たちに正体がバレてしまった。
4巻ではおじさん(父親)という存在を軽んじるビータを正すべくバトルを挑む。終始ビータを圧倒し、手も足も出せないまま勝利したことでビータたちに実力を認められた。
とはいえ彼としては、そういうやり方で関心を買うのは嫌だったと述べている。
SDBH四天王
大会のベスト4に残った者たち。現時点(3巻)ではロイとカズハ以外ストーリーには絡んで来ない。
- 出須斗 ロイ(ですと ロイ)
四天王の一人(全国2位)。小学5年生。SDBH全国大会では二位に入るほどの実力者。破壊神アバターを使う。
衣装はビルスとよく似ており耳も毛糸の帽子の装飾と言う形で再現されている。ただしビルスと比べても温厚な性格であり、滅多なことでは怒ったりせず、暴力や脅迫に出ることもない。本人曰く『毎日プリンを10個食べるプリン好き』なのだとか。
初登場時には素性を知ったビータから勝負を挑まれるが、気が乗らないということで一度は断る。しかしグレートダディマンから売り切れのプリンと引き換えにと条件を出されたことで快諾。
100%の力ではないデッキで接戦を繰り広げる。当初は余裕を見せていたがビータの思わぬ奮闘に激昂し、テクニック面では本気を出しかろうじて勝利をもぎ取る。以後はビータから超えるべき目標と意識されるようになり、ロイもまたビータの成長を心待ちにしている。
4巻で久々に登場。限定プリンを買いに行く途中でファンの女性陣に追いかけ回されたためブヨンの着ぐるみを着て変装する。そこへ絡んで来たジータとバトルになるが、着ぐるみのせいで上手くチャージインパクトが決められず、更に限定プリンに注意を引かれたことでミスを乱発。敗北する。
手加減したわけでもないのでかなり悔しそうにしていた。
- 蒼野 カズハ(あおの カズハ)
四天王の一人(全国3位)。中学3年生。人造人間アバター(おんな)を使う。
外見はギャルになった人造人間18号といった感じ。名前は「18」⇒「一八」⇒「カズハ」と思われる。
可愛い外見に反してゴリラのようなパワーの持ち主で(誕生時点で握力が180kg)、怒りっぽく口より先に手が出るタイプ。一方で恥ずかしがり屋という面も持ち合わせている。
全国大会にてビータと激闘を繰り広げ、接戦の末に勝利する。その後ロイに敗れる。
ビータに対しては異性としての意識をしているようで、彼と絡むとたびたび紅潮する。そしてビータの失言にキレてブッ飛ばすまでが定番。
クリリンの嫁要素はないのかというとそうでもなく、クリリングというブランド品を愛用している。
4巻ではクリリンをモデルにした栗林マロが登場したが、不慮の事故から尻を触られたと思いチカン扱いしてボコボコにした。その後、栗林は怪鳥に拉致される。カズハにも怪鳥が迫るがパンチ一発でぶっ飛ばして一蹴。命を助けられた栗林から告白されるが「は? 消えな」と冷たくあしらった。
この話では黒く面積の少ない水着を着ており、臀部などスタイルの良さが強調されていた。
- 冬一(ふゆいち)
四天王の一人(全国4位)。20歳。台詞がなく出番も少ないため詳細は不明。
容姿はオールバックにメガネなどフューとよく似ている。名前は恐らく「フュ」⇒「冬」、「ー」⇒「一(イチ)」と思われる。
- ゼンちゃん
四天王の一人にして最強の使い手(全国1位)。小学3年生。口癖は「それはムリなのね」。
着ぐるみを着た子供で外見は全王を思わせるが、目元が少女漫画のようにキラキラしている。一見すると邪気がないように思えるが、実際は狡猾で計算高く油断も隙もない。
準レギュラー
- 熱井 美葉(あつい みよ)
ビータのお母さん。ドラゴンボールのことはまったく知らない教育ママ。
髪型はチチと似ていて怒りんぼうだが普段は優しい。しかしビータが0点の答案の常習犯のため心を鬼にして勉強するように説教をしている。このため夫とは教育方針が異なるものの条件付きでSDBHで遊ぶのを認めるなど物わかりがよい。テストで50点以上を取ることができれば3000円以内で好きなものを買うと約束したこともある。
趣味はドラマを見ること。
- 金田 リイザ(かねだ リイザ)
1巻から登場。冷蔵機器の大企業『コルド』の次男坊。小学5年生。月のお小遣いは53万円。父親のことは恐れているようで「逆らえない」と述べている。デッキはフリーザ一族で固めている。
外見はフリーザ最終形態とよく似ているが設定上は地球人のため擬人化した感じになっている。ただし耳だけは原作と同じため人間離れしたデザイン。名前は「ゴールド(金)」「ゴールデン(田)」「フリーザ(リイザ)」から来ていると思われる。
ドドリアとザーボンに似た黒服のお付きがいる。普段は遊ぶ時間もないほど塾やレッスンが詰まっており、社長の息子に相応しくなるべく教育されている。
言葉遣いや台詞回しなどは敬語のフリーザを思わせるが、嫌味たっぷりに金持ちを鼻にかけてマウントを取って来る。しかもすぐにキレてフリーザ最終形態並の物騒な台詞を言い放つ。
しかし不慮の事故でパラ和を負傷させてしまった時は、自分も痛みでよろめきながらも謝罪の言葉を掛けている。根が腐っているわけではない。
実力自体は全国大会に出場するなどプレイヤー全体で言えば高い方だが、強豪揃いの主要人物の中では弱い方である(全国大会ではあっさりと1回戦敗退した)。この辺りは原作のパワーインフレについていけなくなったフリーザに近いと言える。
戦績はノコに勝利しているが、これはレアカードの強さに頼った戦法のため上級者には通じない。
第1話でビータに敗れてからは一方的にライバル視するようになる。しかし実力は引き離されるばかりでコメディリリーフを担うように。
長い間を開けたが3巻で再登場。ビータへのリベンジを果たすべく超ヒーローズ王決定戦に参加する。
ところが統一試験で42位だったためベスト16には残れず、またしてもリベンジは叶わなかった。今回ばかりはノコたちから慰められたが、むしろプライド傷付いて泣き出してしまった。
- 座盆(ざぼん)
リイザのお付き。見た目は黒服にサングラスをかけたザーボンさん。常にクールで礼儀正しい。
原作とは違いリイザではなく父親の部下のためか、リイザを無理やり習い事に連れて行くのが定番。
- 土鳥亜(どどりあ)
リイザのお付き。見た目は黒服にサングラスをかけたドドリアさん。
リイザを持ち上げるような発言をするが「バレンタインでチョコをもらえなかったから自分で大量に用意した」と語るなど褒める方向がズレている。
- 襟東 ジータ(えりとう ジータ)
2巻から登場。自分をエリート認定する中二病な少年。小学5年生。サイヤ人アバターを使う。
外見はベジータをそのまま少年にした感じ。原作初期のベジータを思わせる言動だが、ビータたちと遊ぶのは積極的なので協調性がないわけではない。しかし高飛車な言動からノコによく思われていない(イラッと来るらしい)。
自分をエリートと言って憚らないが、別に勉強ができるわけではないためなんちゃってエリートである。どの辺りがエリートなのかノコに突っ込まれてもスルーしている。
ビータとのバトルに敗れてからは一方的にライバル認定し、決着をつけることにこだわるようになる。
しかし再戦のチャンスと思いきやビータは食べ過ぎでダウンしていた。そこで名乗りを上げたロウガと一戦交えることに。
ロウガの思わぬ奮闘に一時追い詰められたが、最後は一気に逆転して勝利する。
3巻では超ヒーローズ王決定戦に参加するが、受付に遅刻したため失格となった。
4巻ではブヨンの着ぐるみで正体を隠したロイとバトルに勝利した。
- 武 ローリー(たけ ローリー)
2巻に登場。普段は小柄でメカクレ(両目)の内気な少年で、いつも父親の背中に隠れている。バトルに関しても消極的。
しかしひとたび「カカロットっぽい言葉」を聞くと「カカロットォォォォ!!!!!」と叫びながら巨体化して凶暴化し文字通り狂戦士(バーサーカー)と化す。「肩パット」や「がんばろーっと」もアウトで、それを口にした人間にバトルを受けるまで襲い掛かる。
この凶暴化体質のせいで大会に出ても出禁をくらってしまっている。
ちなみに凶暴化の理由はブロリーが好きすぎるため。伝説の超サイヤ人のブロリーに憧れており、自分もそうなりたいと「カカロットっぽい言葉」に反応するようになってしまった。
設定上は地球人(我々と同じ普通の人間)なのだが、凶暴化するとすさまじい馬鹿力を発揮するようになり、ガチで超人と化す。
父親のパラ和(かず)から伝説の超(スーパー)プレイ人(ヤー)であることを証明するべく、大会に出場したビータに勝負を挑まされる。
最初は嫌がっていたローリーだが、パラ和がビータに「肩パッド」という言葉を言わせたことで凶暴化。ビータと勝負を繰り広げることに。
2体のブロリーを組み込んだ圧倒的な攻撃力による短期決戦デッキだったが、ビータは守りに特化していたため仕留めきれず逆転される。
最期は悟空のレジェンドスマッシュでアバターを撃破されて敗北した。
負けたショックで元に戻ったがすっかり気落ちしてしまう。しかしビータから「諦めないことが最強につながるんだ」と励まされたことで立ち直り友情を結んだのだった。
そのまま別れられればハッピーエンドだったのだが……ビータの「オラも負けないようにがんばろーっと」という言葉を聞き再び凶暴化。ビータが逃げ惑う事態となった。
当初はバトルを嫌がっていたように思えるが、どうやら自分に自信がなかっただけでバトル自体は嫌いではなかった様子。
3巻では超ヒーローズ王決定戦に参加するが、セイルの言葉で凶暴化して襲い掛かったためリアルバトルに発展。失格となった。
その後、銭湯で遭遇したビータと再戦するも覚醒状態になれないことから勝負にならず。どうにかして凶暴化できないかと周囲が考える中、試作品のカートに乗ったリイザがパラ和と激突。頭から血を流して倒れる父親を見て激怒し覚醒。謝罪するリイザをジャイアントスイングでどこかへ投げ飛ばしてしまった。
父親を病院に連れて行こうとするも、それでも戦うのがお前の使命だと言われビータと勝負を開始(なお、血と思われたものはパラ和の風呂上がりのトマトジュースであったが、彼はローリーの勝利の為にあえて黙っていた)。今度ばかりは父親の想いも背負ったことでビータに勝利する。
- 武 パラ和(たけ パラかず)
2巻に登場。外見は旧映画のパラガスそのものだが親バカであり、息子の武ローリーが伝説の超(スーパー)プレイ人(ヤー)であることを証明しようとしている。
最初は大会に参加させていたが、ローリーは「カカロットっぽい言葉」を聞くと凶暴化して暴れ回るため出禁にされてしまった。
そこで大会の出場者に勝負を挑もうと考え、主人公ビータに白羽の矢を立てる。
息子が負けた時は「ローリーが最強だと思っていたのに……」とショックを受けてしまう。しかしビータがローリーに対して「あきらめないことが最強につながるんだ」と励ましたのを聞き、今度は息子を最強にするべく改めて修行することを決める。ローリーもやる気を出し、ビータと友達になったのだった。
- 蒼野 カズナ (あおの カズナ)
2巻から登場。カズハの双子の弟。人造人間アバターを使う。
名前は「17」→「一七」→「カズナ」から。作者のカサイ先生曰く名前もあえて姉と似せたとのこと。
外見は人造人間17号とよく似ており、髪が少し長い。性格も17号が持つ陽気さやマイペースぶりがいい意味で強く出ている。
馬鹿力の姉とは逆に打たれ強さに秀でおり、戦闘でもガード重視の戦法を用いる。
わざわざ姉に失言して殴られていることからそういう趣味の人と誤解されている。
実力はカズハと互角とのこと。作中ではビータ、セイルと戦って敗れている(セイル戦は描写なし)。
姉とは一緒にゲームセンターで遊んだり、デパートに買い物に行くなどよく一緒に行動している。
当初は姓名が設定されていなかったが、カズナの登場に伴って設定された。由来は姉弟の本名であるラピスラズリから。
- 真楠 セイル(まくす セイル)
2巻に登場。SDBHが好きな整体師の少年。18歳。人造人間アバターを使用する。
名前はセルマックスから来ていると思われる。ゲロによく似た父親がいる。
セルが持つクールな紳士さを強くした感じの性格。外見はかなり人間離れしているが、よく見ると頭部のデザインはヘルメットであることがわかる。
言動は悪役染みているが、実際は「人々を健康にして究極の完全体にする」ことを至上とする善良な人物。
セルのように吸収能力は持たないが、九州出身のためそちらの食べ物を食べると調子が出てパワーアップする。また博多弁も多用する。
バトルでは気力やヒーローエナジーを奪う戦法を用いる他、ラウンドが進むごとにセルが進化してアビリティが強化される。
カズナをバトルで破った直後、いきなり首を締め上げてダウンさせたことから悪役と認定され、仇討ちを挑んで来たビータとバトルとなる。
ビータを弱体化させて有利に戦局を進めていたが、終盤で一気に強化するという奇策で逆転敗北を喫する。
実はカズナの首を締め上げたわけではなく、首の調子が悪いと聞いたので直してあげたというのが真相。それも本来も調子がよくなるという有様であり、これが彼の提唱する究極の完全体である(体調が悪いとSDBHで気持ちよく遊べないため)。
このためカズナから笑顔で感謝され、周囲の誤解も解けた。
3巻では超ヒーローズ王決定戦に参加するも凶暴化したローリーとリアルバトルしたことで失格となった。
- ミスター・サン太(ミスター・サンタ)
3巻に登場。格闘家として高い人気を得ている中年男性。SDBHも嗜んでおりそっちでも強いと豪語するが、実力は中の上程度。言うまでもなく外見はミスター・サタンだが、ビータ相手にお尻ぺんぺんするなど本家より大人げない。
ゲームセンターで例のパフォーマンス(瓦割り)をしたところ、SDBHでも強いと言ってしまったため、たまたま近くにいたビータと戦うこととなる。しかしビータが超ヒーローズ王決定戦のチャンピオンだと知ると勝ち目がないとして腹痛の演技をする。そこで父に代わってデル美が名乗り出、自分が戦って負けるよりはいいだろうと許可する。
どう考えてもデル美に勝ち目はないと考えていたが、諦めずに戦うデル美を周囲が応援し始める。あまり期待を持たせるのもよくないと否定的になるサン太だが、デル美の戦う姿に「自分も戦う時は勝つ事しか考えていなかった」とかつての自分を思い起こす。
そして「天狗になった自分は負けることを恐れるようになった。本物の格闘家に戻らなければ」と気づき、デル美の応援に回った。
勝負は娘の敗北に終わったが、格闘家としてのプライドを取り戻したサン太は二人の健闘を讃える。だがしかし、デル美がビータに惚れてしまったため娘を取られたことにショックを受けてしまうのだった。
- デル美(デルミ)
3巻に登場。ミスター・サン太の一人娘。小学5年生。SDBHの才能は父親より上。外見や性格は髪を切る前のビーデル。小学生として登場しているがロリ化というとそれほどでもなく、小学生とは思えないほど発育が良い(巨乳というほどではなく、胸のふくらみが確認できる程度)。
レイトにお礼参りに来た田部良を瞬く間に取り押さえるなど腕っぷしも正義感も強い。
レイトを助けた際にビータが超ヒーローズ王決定戦のチャンピオンだと知る。周囲からビータと父親の勝負が期待されるが、父親は腹痛(の演技中)のためバトれず、自分がビータとバトルを開始。
到底勝ち目はなかったが諦めずに戦う姿に観客も父親も応援を始める。食い下がり続けるもビータには及ばず敗北した。
負けたもののそこに恨みや僻みはなく、むしろ自分より強い少年であるビータにベタ惚れしてしまう。ビータのデッキにショートヘアの女の子がいたことから「ショートヘアが好みなの?」と腕を絡めながら聞くなどなかなか積極的。
4巻では海水浴に来ていたビータたちと遭遇し、そのままデートにしゃれ込もうとする。それを許さなかった父親から刺客として栗林マロをけしかけられる。
大食い対決の末にビータが勝利するが、満腹になったため動けなくなり、ビータとのデートはご破算になった。
なお、ビータはデル美の気持ちに気づいているが恋愛に興味がないらしく、デル美は常に冷めた対応を取られている。
その他
- 田部良(だぶら)
1巻に登場。自称・不良の王。中学3年生。
小学生プレイヤーに勝つたびに授業料と称してカツアゲをしていた小悪党。趣味は唾を遠くに飛ばすこと。
猪子レイトに勝って授業料を請求していたところ、ビータたちに見とがめられる。そこへ鬼教師の木等が来たため撤退。その後も懲りずに獲物を待っていたところレイトからリベンジを挑まれる。当初は余裕ぶっていたがビータとの修行によって才能を開花させたレイトに敗れ激昂。「オレ様はキズついたぞ。慰謝料払え!」と因縁付けたところ、木等先生から難詰され、しかもノコによって悪事をバラされ連行されてしまう。その際にレイトから「お前もうおしまい。バイバイ」と見事に煽られた。
3巻にて再登場。レイトへのお礼参りとしていきなり殴りかかるが、突然現れたデル美によって取り押さえられ逃げて行った。どうやらアニメ版のように改心はしなかったようだ。
- バビ子(バビこ)
1巻に登場。田部良の彼女。中学3年生。SDBHはやっていない。
外見は女体化したバビディと言った感じで、額のMマークは前髪(インテーク)で再現されている。老け顔のため実年齢より上に見られることが多い。
田部良の太鼓持ちみたいな立場であり、原作とは主従関係が逆転している。
- 界央 木等(かいおう きびと)
1巻に登場。田部良の中学校の鬼教師。不良の王を自称する田部良もたじたじになるほどの強面で実際に厳しい。田部良とバビ子がビータたちに慰謝料を請求する現場に居合わせ、ノコから告げ口されたこともあって「信じられんヤツだ!!」と教育的指導のため田部良を連行した。
3巻にて息子のシンゴを連れて再登場。田部良の一件は覚えており、その節は迷惑をかけたとビータたちに謝罪する。
- 多尾(タオ)
1巻に登場。ハワイアンショップを経営するオジサン。43歳。サイボーグ桃白白を使う。
外見はファンキーな桃白白と言った感じでアロハシャツを常用している。SDBH界の殺し屋を自称し、すぐに「殺す」と物騒な発言をしまくる。ノコたちには早々に「ヤバい大人」と見られたが実力自体は高い。
天下一挑戦会決勝戦(全国大会への切符を掛けた予選)にてビータと激突。宣言通り3R(ラウンド)で仕留めるべく『高濃度マイナスエネルギー』で一気に優位に立つが、ビータがポルンガ究極スロットチャンスで『仲間3人のパワーがアップ』を当てたことで形勢逆転。しかクイックボーナスでも先行まで取られてしまい、立て続けにチャージインパクトに負けたことで一気に不利となる。頭を下げて見逃してくれとお願いするが、ゲームのため中断できるわけなくゴッドビッグバンかめはめ波でK.O.された。
- 滑区 デン(なめく デン)
コロの弟。5歳。デンデをデフォルメにしたような容姿をしており、顔のデザインはプーアルに近い。
5歳児とは思えないほどしっかりしているが、興奮すると謎の言語で喋る。
- コロのおじいちゃん
コロとデンの祖父。外見は最長老そのものだが、体格は大分縮んでいる(それでもかなりの巨体である)。
最長老とは違い病弱ではなく、むしろ触れただけでゲーム機を壊すなどなかなかのパワーを持つ。また触れることで自身の運気を分け与えることができる(レアカードが引きやすくなる=結果的にパワーアップする)。
SDBHを始めようとしていろいろと調べており、コロが驚くほど詳しい。ただしゲーム自体は未プレイ。
- 辺家 ウーロ(へんけ ウーロ)
オタクの少年。大人気アイドル・ドラゴン娘のメンバー『魚目ギル』のおっかけ。16歳。
外見や言葉遣いはウーロンとよく似ているが中身はまったくの別物。無礼でもなければスケベでもなく、カワイイ女の子が好きなだけのオタクである。
イベント会場でギルからキャンディをもらえるはずだったが、ピラが「ギルちゃんに会える」と身悶えてもたもたしていた所を抜かしてキャンディをもらったことで締め切りとなり怒りを買ってしまう。
危うく殴り合いのケンカになりそうだったが、ビータがSDBHで決着を付けようと仲裁したため1週間後にバトルをすることに。
しかしまったくの初心者(SDBHの名前すら聞いたことがない)だったので、ビータから指導されて一端のプレイヤーに成長。ピラとの勝負を制する。
負けた方が土下座して詫びるという約束だったがもう恨みはなく。リリイベの情報を教えて今度は一緒に行こうと誘い、ドラゴン娘のおっかけとして仲直りを果たした。
デッキは可愛いという理由でサイヤ人(おんな)アバターを使い、レモも加えている。
- 大奥羽 ピラ(だいおうう ピラ)
自称天才発明家。ドラゴン娘ギルのおっかけ。38歳。
外見はピラフ一味のピラフ大王とよく似ており、シュウジとマイカという弟子がいる。
ピラフとは違い悪人ではなく、発明品で一発儲けようとしている発明家。初期のピラフと同じく感情的になりやすい面がある。
スランプだった時にギルの存在を知ったことで元気付けられ、以後は立派なおっかけとなる。イベント会場でギルからキャンディをもらえるはずだったが、照れるあまりその場で身悶えていたため後ろにいたウーロに抜かされてしまい、人数オーバーで締め切りになってしまった。
そのことからウーロに怒りをきたして飛び掛かり、ウーロのキャンディを壊してしまう。このことから殴り合いになりかけるが、ビータの仲裁によってSDBHで決着をつけることに。
勝負には負けてしまったが、ウーロから「昨日の敵は今日の友」「ドラゴン娘のリリイベに一緒に行こう」と和解の手を差し出され友人となった。
デッキはピラフ一味やピッコロ大魔王などで固められており、天津飯(帽子をかぶっている方)もいる。
- シュウジ
ピラの弟子。シュウとよく似ている。
- マイカ
ピラの弟子。マイとよく似ている。
- 家伏 ルマ(かぶせ ルマ)
ドラゴン娘の一人。ノコの推し。見た目は若かりし頃のブルマに近い。
- 魚野 ギル(うおの ギル)
ドラゴン娘の一人。ウーロとピラの推し。
ギルと言ってもこっちではなく、原作3巻に登場した人魚のギャルがモデル。
どこか澄まし顔だった人魚さんとは違い、こちらはアイドルらしく愛想がよく可愛らしい振る舞いをする。
- シンプー
3巻に登場。見た目はゴテンクスの失敗バージョン(太っている方)をオバケ化したもの。名前はスーパーゴーストカミカゼアタック⇒神風⇒しんぷう⇒シンプーと思われる。性格も顔つきも邪悪だが中身はドジで怒りっぽい。子分に小型サイズのオバケたちがいる。
ビータたちをオバケ屋敷に誘い込んでポルターガイストの如く振り回して酷い目に遭わせようとしたが、空を飛ぶのを舞空術のように楽しんだビータに怒りをきたし、SDBHで対決する。触ると爆発する子分にアバターカードを奪わせて優位に立ち、KOされても復活するなどの戦法で苦戦させた。
しかし詰めの甘さから逆転され敗北。子分たちに慰められ、感激のあまり抱き締めたところで自爆して成仏した。
- 米多陸(めたりく)
3巻に登場。超ヒーローズ王決定戦のけいびスタッフ。見た目は完全にメタリック軍曹。
遅刻して来たジータを捕まえて退場させた。
- こうぺえ
3巻に登場強靭な肉体を持つSDBHのカリスマ青年。
リアルバトルを繰り広げるローリーとセイルを容易く取り押さえて退場させた。
- 界央 シンゴ(かいおう シンゴ)
3巻に登場。木等の息子。外見は完全に東の界王神。名前は本名の「シン」と「5人いる界王神の中で一番若い(5人目=ゴ)」からと思われる。
超ヒーローズ王決定戦で原作さながらの登場をして強キャラ感を出していたが、これは「登場シーンはインパクト勝負」という思惑から。他人との距離感が近く、すぐに人と仲良くなろうとする。劇中ではビータと仲良くなったのだが……。
原作での役回りがアレだったためか今作では本当に強キャラになっている。しかもビータに対する距離感が近過ぎるため女性の方々が喜びそうな要素にも見えなくもない。
なお、企んでいる時は悪役顔負けの邪悪な表情をする。ビルスよりも善良さを押し出したキャラにされたロイとは対照的と言える。
超ヒーローズ王決定戦・決勝でビータと激突を繰り広げ、接戦の末に敗北した。
- 羅手 樹(らで いつき)
3巻に登場。全宇宙一の強戦士を自称する高2病の少年。高校2年生。外見は学ランを着たラディッツ。
原作のラディッツはまだ落ち着きのある面が見られたが、こちらは完全にギャグ的な意味で高2病に振り切っている。自作のスカウターで相手のチャージインパクトの強さ=戦闘力を計測するというサイヤ人オタク。
ある事情からビータが「勉強が大好きなパラレルのがり勉な自分」と入れ替わってしまい、本来の実力を出せない状態となっていた。バトルをすれば元に戻るかもしれないとして尊大な振る舞いで目立っていた樹に白羽の矢が立ち、対決することに。
序盤はペースを握っていたが本調子を取り戻し始めたビータにあっさりと敗北した。
- 金田 クラ(かねだ クラ)
4巻に登場。超大企業『COLD』の長男坊でリイザの兄。見た目はクウラの初期形態がベースだが、頭髪のデザインが最終形態の頭部を意識したものになっている。
普段はクールだがプライドが非常に高く、侮辱されたと感じるとすぐにキレる。特に髪型をバカにされた時の怒り具合は異常。
ビータへの復讐心を滾らせていたリイザが彼の前で怯えた様子になるなど力関係は兄の方が上。
クラは長男だが会社を継ぐつもりはなく、自分で起業して父親を超えるつもりでいる。
リイザを負かしたビータに勝負を挑むが接戦の末に敗北する。その際は己の甘さを恥じ入って激怒したかに思われたが、勝負の最中にビータの妨害をしたクラ気候専隊の方に怒りを向けていた。
- 佐宇座(さうざ)
4巻に登場。クラの従者であるクラ気候専隊の1人。飲食担当。
モデルはクウラ機甲戦隊のサウザー。黒服でサングラスを掛けている。
- 土折(どおれ)
4巻に登場。クラの従者であるクラ気候専隊の1人。日傘担当。
モデルはクウラ機甲戦隊のドーレ。黒服でサングラスを掛けている。
- 根井津(ねいず)
4巻に登場。クラの従者であるクラ気候専隊の1人。冷房担当。
モデルはクウラ機甲戦隊のネイズ。黒服でサングラスを掛けている。
- 栗林 マロ(くりばやし マロ)
4巻に登場。ミスター・サン太の弟子。外見は原作最初期のクリリンだが、額の文様が“栗”になっている。
モテたいという願望からリア充に対する僻みが強く、デル美から好意を持たれているビータに物凄い嫉妬している。
サン太から「ビータがデル美とお付き合いするのに相応しい男」か試す使命を受け、海水浴場を舞台にビータと三本勝負を繰り広げる。この話では珍しくカードバトルではなく、ビーチフラッグやビーチバレーなどで勝負した。
太陽光をハゲ頭で反射する太陽拳など卑怯な手を使うが、身体能力自体は非常に高い。
勝負の最中に余所見をしたことでカズハの尻にぶつかってしまい、チカンと勘違いされてボコボコにされてしまう。その後、大食い対決の最中に巨大な鳥に捕まったところカズハに助けられたことで惚れる。直後に告白したが「は? 消えな」と冷たくあしらわれた。
怪鳥の横槍が入ったものの大食い対決はビータの方が明らかに食べていたため、ビータの判定勝ちとなった。
- 舞亭 ますく(まいてい ますく)
4巻に登場。同じくサン太の弟子。トランクスと悟天が化けた方がモデルになっているが、胴長ではなく少年風の体格になっている。ただし逆三角形のため胴の部分が目立つようになっている。
栗林と組んでビーチバレー対決に参加したが、ビータとコロの連携に敗れる。なお、台詞は掛け声のみ。
- 海上保安警備
海水浴場の警備ロボット。モデルは原作の海賊の洞窟に登場したガイコツロボット。
ロボットだが人格を持っており、お客さんを守るために全力を尽くす。ただし空を飛ぶ相手には無力なためすぐに諦める。
- パンナ
4巻に登場。SDBHを始めたばかりの幼女。コロの強さを見込んで弟子になる。
見た目は映画スーパーヒーローのパン。
チャージインパクトがヘタなためコロから「これじゃ強くなるのは無理」と評されたことで大泣きしてしまい、コロを誘拐犯と誤解した眼間兄弟が勝負を挑んで来ることとなった。
最終的にコロが勝利するが、ビータの方が戦績が良いと知るとそっちに乗り換えた。
- 眼間 一郎(がんま いちろう)
4巻に登場。デパート・レッドリボン二号店の警備員。見た目は完全にガンマ1号。
正義感が強くスーパーヒーローを自称する。何かにつけて二郎と一緒にポーズを取る。
コロがパンナを誘拐しようとしていると勘違いしてしまい、二人が師弟なのか確かめるべくコロにバトルを挑む。コロのドジで一時優位に立つが仕留め切れず逆転敗北する。
誤解が解けた後はこれまでの非礼を詫びた。
- 眼間 二郎(がんま じろう)
4巻に登場。デパート・レッドリボン二号店の警備員。見た目は完全にガンマ2号。
正義感が強くスーパーヒーローを自称する。何かにつけて一郎と一緒にポーズを取る。
- 亀田先生(かめだせんせい)
4巻に登場。ボディビルダーの先生をしており、普段は隠れマッチョだがパンプアップにより筋肉ムキムキになる。見た目は日焼けした亀仙人。
ビータたちが父親と言う存在を軽んじている話を聞き、おじさんのすごさを分からせるために説教をして来た。バトルはグレートダディマンが務めたため戦闘はない。
- 弟子
4巻に登場。亀田先生の弟子。見た目はウミガメの擬人化。おじさんらしい。
- 風亜 ルー(ぷうあ ルー)
4巻に登場。ビータのクラスメイト。見た目はプーアルの擬人化。
SDBHのイベントをたまたま見たことで魅了され、大会優勝者であるビータにアドバイスを求める。
ビータのアドバイスは、ゲームをこれから始めるプレイヤーに対する基礎基本のような内容となっている。
最終回のように思えるが5巻が発売されるのでご安心を。