概要
CV寺崎裕香
ロシア成教『殲滅白書(Annihilatus)』所属メンバー。戦闘修道女。父姓不明。
インデックスぐらいの小柄の少女で、緩くウェーブのかかった長い金髪が特徴。歳は13ほど。
ワンピース型の下着にも似たスケスケの素材と黒いベルトで構成された拘束服を着用し、
その上から赤い外套を羽織り、リード付きの首輪をしている。
四巻では『御使堕し』の効果で中身が天使『神の力』と入れ替わっており、名前もミーシャ=クロイツェフと名乗っていた。
最近は天使という莫大な世界の力を長時間に渡り体に降ろしていた影響が出始めているが、
『御使堕し』のことは彼女には知る由も無いため、
原因不明の天使の力による指先の細かな震えや魔力への拒絶反応じみたものに悩まされている。
因みに普段身に着けている装束はワシリーサに着せられているもので、本人は大いに嫌がっているようだ。
日々ワシリーサのセクハラと戦い続けているため、自分にいかがわしいことをするものの基準が彼女となっている。
従って、上条当麻の触診に対して容赦なくワシリーサ対応の釘抜き連発を喰らわせた。
「神をその身に降ろした者」として右方のフィアンマに狙われており、
二十巻では危機に晒された民間人を救うためにフィアンマに挑むが、
神の力そのもののミーシャではなく、一介の魔術師サーシャに過ぎない彼女では遠く及ばず、
一撃でその行動を完全に封じられ、フィアンマに捕獲されてしまう。
サーシャの衣装を見た人間の感想は
アンジェレネ曰く
「私にはどうも、夜道に出没する変な中年男性みたいにしか見えな――」
シェリー曰く
「夏でもないのに水着のヤツがいるぞ」
神裂曰く
「しっ!あれにはきっとロシア成教に伝わる重要な意味があるんですよ」
上条曰く
「それにしてもなんてメチャクチャな衣装なんだ・・・」
と散々である。
口調
ミーシャと似ているがこちらは丁寧語が主体。
例:「第一の解答ですが、迷子になりました」
初出
四巻で名前と体だけ登場。
人格も含めると十二巻が正式登場。
元ネタ
ロシア語の女性名「アレクサンドラ」の愛称が「サーシャ」。ただしサーシャは男性名の愛称にもある。
「-エフ」で終わる姓は男性形のため、名前からは彼女は男性ということになる。(実は男の娘?)
ロシア語表記:Саша Кроичев (Крейчев)
ラテン文字転写例:Sasha Kroichev (Kreuzhev)
ミーシャ=クロイツェフ
『御使堕し』でサーシャ=クロイツェフに降りてきた天使、
『神の力』が名乗っていた名前。
詳しくはミーシャ=クロイツェフの項目へ
機動少女カナミン
PSP『とある魔術の禁書目録』では超機動少女カナミンのコスプレ姿で戦うことができる
表記揺れ
サーシャ=クロイツェフ サーシャ・クロイツェフ サーシャ・クロイツェフ