概要
アニメ『ドラゴンボール』をゲーム化した作品で、次世代機4作目。2011年12月8日発売でハードはPS3とXbox360。シナリオは「Z」と「GT」のみである。
スパイク製DBは、バトルシステムの自由度に定評があり、ゲームグラフィックは見事な出来。
問題点
前作「レイジングブラスト2」でのハードルを低くしてほしいとのユーザーの要望を受けた為、大幅にシステムを単純化。
その結果、幼児でも難なく扱えてしまうような、古いゲーセンにたまにある「ジャーンケーンホイ!アーイコーデショッ!」のアレ程度のゲーム性しかない作品へと変貌し、格闘ゲームとしては完全に失格の烙印を押された。
まず、問題点を挙げると、
- 演出時間が長いうえ非常にHPが数万に及ぶほど多いため、何度も同じ演出を見せられ、ダレる
- 攻撃、移動、必殺技……殆ど行動は全てQTE
- キャラ数も『レイブラ2』から大幅に削減され、変身形態含めて64キャラ
- ストーリーモードもキャラがいないせいでブツ切り満載(特に魔人ブウ編は殆どブウとしか戦っていない)
- 上述のクソ要素が多すぎて海外からも散々な言われよう
一億円かけたドラゴンボールのゲームを「つまらない」と開発中止に追い込んだ(正確には「面白いモノになる様再開発しなおさせた」「ドラゴンボールってだけで売れると思って馬鹿にしてる」)武勇伝をもつ本作。ドラゴンボールがなぜこんなモノを出させたのかは神龍にでも聴かないとわからないだろう。